祇園祭の「後祭」って何?前祭との主な違いは?



祇園祭の山鉾巡行って、ずっと1日だけだと思ってたけど、
本当は前祭と後祭があるんだノ( ̄0 ̄;)

でも祇園祭の歴史って、よく知らないから
もっと詳しく知りたいなあo(・ェ・o))((o・ェ・)o

 

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Original update by : Richard Lee

 

ユネスコの無形文化遺産に登録され、京都三大祭、日本三大祭、日本三大曳山祭など、数々の三大祭のひとつとして知られる祇園祭。1100年以上の歴史を持ち、はじめは御霊会として行われていましたが、次第に町衆による民衆への祭へと変わり、今に至ります。

 

幾度か中断を余儀なくされながらも復興を繰り返し、祭を本来の姿に戻すという意味を込めて復活した後祭。祇園祭の歴史やその祭に込められた願いを振り返りながら、前祭や後祭について参加する時に役立つ情報をまとめました。

 

祇園祭は何のお祭り?

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祇園祭とは、一体どのようなお祭りなのでしょうか?

 

祇園祭は疫病が流行った時に行われていた祇園御霊会の行事が、毎年行われるようになったものです。

御霊会とは、疫神や死者の怨霊を鎮めなだめるために行う祭で、無病息災を祈り、怨霊の慰撫のため相撲や歌舞伎などの催しが行われます。

 

祇園御霊会はこれに町衆が積極的に関わり、御霊の怒りを静めるための行事と山鉾巡業を中心とするお祭りが共に祇園祭となり、現在へと引き継がれていきました。

山鉾も当初は小さなもので、曳く人も少数でしたが、やがて様々な飾り付けが行われるようになり、現在では全長が25メートルもあるものや、からくりで動くものなど個性的な山鉾が現在33基あります。

 

山鉾は巡行中に疫神を引き受けるため、巡行を終えると即時に解体され収納されます。組み立てから解体まで立ち会えるのも、祇園祭ならではの楽しみ方といえます。

また夏に祇園祭が行われるのは、この時期に疫病が流行し、多くの人々が亡くなったことが原因で、真夏の祭とされたためとも考えられています。

 

中断や復興を繰り返し、また財政面などの問題により、縮小されていた祇園祭をふたたび本来の祭の姿に戻すため、復興された後祭。

その後祭とはどのようなものなのか、見ていきましょう。

 

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祇園祭の「後祭」って何?

祇園祭の後祭とはどのようなものなのでしょうか?

山鉾巡行を本来の祭の姿に戻すことを目的として、平成26(2014)年に復興したのが「後祭」です。

 

昭和40(1965)年まで、祇園祭は前祭と後祭に分けて山鉾巡行が行われていました。祇園祭は疫病退散を祈願するお祭りで、八坂神社で行われる7月17日の神幸祭と7月24日の還幸祭に合わせて山鉾巡行をするのが習わしとなっていました。

しかし高度経済成長などで、観光促進が優先され、祇園祭は前祭と後祭をあわせて巡行することとなりました。

 

この試みは半世紀ほど続けられましたが、山鉾巡行が長時間に渡り、交通規制や混雑など、多方面への影響が出始めたこと、また祭本来の姿に戻す気運が高まったことなどから、後祭が復興される流れとなりました。宵山の混雑の分散なども期待されていますが、天候などで人出が左右されるため、まだ様々な課題が残っています。

 

では、前祭と後祭では、祭の内容にどのような違いがあるのか、見ていきましょう。

 

 

祇園祭の「後祭」と「前祭」の主な違いとは?

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Original update by : Richard Lee

 

祇園祭の後祭と前祭には、どのような違いがあるのでしょうか?

祇園祭の前祭と後祭は、日程が違うだけでなく、巡行のコースや巡行する山鉾の数にも違いがあります。

 

祇園祭の山鉾は33基ありますが、このうち23基が巡行するのが7月17日の前祭です。長刀鉾を先頭に、四条烏丸、河原町四条、河原町御池、新町御池を巡行します。前祭の巡行中に、四条傘鉾と綾傘鉾の「棒振り踊り」が披露されます。

 

7月24日に行われる後祭は、後祭の復興と共に再建された大船鉾を見ることが出来ます。後祭で巡行するのは10基の山鉾です。後祭は烏丸御池から河原町御池、四条河原町、四条烏丸を巡行します。八坂神社の花傘巡行も同じ日に行われます。

 

宵山の歩行者天国や屋台は前祭の宵山だけで、後祭の宵山では行われませんが、混雑が少なく落ち着いて祭を楽しむには後祭がおすすめです。

花傘巡行は山鉾巡行のあと、10時に八坂神社を出発し、四条寺町、寺町御池、河原町御池、四条川原町、八坂神社を巡行します。寺町御池から四条河原町の間は山鉾巡行のあとに続きます。

 

伝統ある祇園祭の前祭と後祭、それぞれの魅力をぜひ合わせて楽しみたいですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

祇園祭のメインイベントともいえる山鉾巡行が、本来の姿である前祭と後祭に分かれ、それぞれの魅力を楽しめる祭となりました。

祇園祭は雨天でも決行されるため、天候によって混雑状況も変わりますが、長い歴史の中で伝えられてきた願いや祈りを、ぜひその地で体験してみてはいかがでしょうか。

今年の祇園祭が、さらに盛大に行われることを楽しみに待ちたいですね(*^o^*)

 



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