関西では春の風物詩として知られる「いかなごのくぎ煮」
でもいかなごのくぎ煮ってどうやって保存すればいいの?
日持ちはするのかしら(・・?

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いかなごのくぎ煮は、いかなごという魚を
醤油や砂糖で味付けした佃煮のような食べ物です。
兵庫県の淡路島や垂水地域から神戸市にかけての播磨地区にて
昔から作られている郷土料理です。
空港などでも、お土産品として売られています。
ご飯やお酒のお供にはもちろん、お茶漬けに乗せたり卵焼きの具として用いたり、
色々な食べ方を楽しむことができます(・ω・)ノ
そんな万能食材であるいかなごのくぎ煮ですが、
皆さんはくぎ煮の正しい保存方法を知っていますか?
少量のくぎ煮をスーパーで購入するだけならすぐ食べ終わるでしょうが、手作りのものをおすそ分けして貰った場合や、自宅で大量に作る場合は、一気に食べることができないと思います。
そこで今回は、いかなごのくぎ煮はどれくらい日持ちするのか、どうやって保存すればいいのか等、基本的な情報をお伝えしていきますね(‘◇’)ゞ
いかなごの釘煮の正しい保存方法は?
皆さんは、いかなごのくぎ煮の正しい保存方法を知っていますか?
いかなごのくぎ煮は基本的に、「密封容器に入れて冷蔵or冷凍保存」が鉄則です!
ただ、これだけでは少し分かりにくいと思うので、
2つの項目に分けて保存時のポイントをご紹介しますね(;´∀`)
密封容器に入れる
密封容器で保存することにより、いかなごのくぎ煮にカビが生えるのを防止します。
また、外部から菌が入るのを防ぐため、保存用のくぎ煮を取り分ける時は
必ず清潔なお箸を利用するようにしましょう。
ちなみに密封容器は普通のタッパー等で大丈夫です(^_-)-☆
一度に食べきれない場合は小分けにして、
ジップロックでまとめて保存した方が便利かもしれませんね。
冷蔵or冷凍保存
いかなごのくぎ煮は冷蔵庫で保存しても大丈夫か、
それとも冷凍した方がいいのか、その見極めは難しいと思います。
目安として、1か月以内に食べる場合は冷蔵保存、
1か月以上かかる場合は冷凍保存、と考えて頂ければ大丈夫です(*´ω`)
不安な場合は予め食べる分だけいかなごのくぎ煮を取り分け、
残りは全て冷凍保存してしまえばOKです!
冷凍したいかなごのくぎ煮は、冷蔵庫で自然解凍させれば
いつでも食べられますよ(#^.^#)
ここまでいかなごのくぎ煮の正しい保存方法についてご説明しましたが、
肝心の日持ちする期間についてお話し忘れていましたね(〃’∇’〃)ゝエヘヘ
というわけで次は、いかなごのくぎ煮はどれくらい日持ちするのか、
それを見ていきましょう!
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いかなごの釘煮はどれくらい日持ちするの?
果たして、いかなごのくぎ煮はどれくらい日持ちするのでしょうか?
いかなごのくぎ煮は、長く日持ちする食品としても有名です。
その驚くべき日持ち期間は冷凍すれば1年間、
常温や冷蔵でも1か月は持つと言われています( ゚Д゚)
とはいえ、この日持ち期間が100%正しいという訳でもありません。
実際、使用する調味料の分量や配合量、生姜を使う使わないなどでも、
賞味期限に違いは出てくるかとは思います。
市販品のいかなごのくぎ煮だと、
賞味期限が常温30日(約1か月)の時もあれば常温90日(約3か月)の時もあります。
つまり商品によって賞味期限にも大きな差があるということですね(・ω・)ノ
ですから、いかなごのくぎ煮がいくら日持ちの良い食べ物だからといっていつまでも放置せず、できる限りは早く食べるように心がけて下さい!
冷凍さえしておけば当面の心配はありませんので、
余りそうならさっさと冷凍してしまうのがベストでしょう(=゚ω゚)ノ
(市販品のいかなごのくぎ煮の場合は、
パッケージに記載されている指示に従った方法で保存してくださいね)
さあ、これでいかなごのくぎ煮がある程度日持ちする食品であることが分かったと思います。つまり、一度作ってしまえば、長い間いかなごのくぎ煮を食べられるのです。ちょっと興味が湧きませんか?
というわけで次は、基本的ないかなごのくぎ煮レシピを見てみましょう!
いかなごの釘煮の簡単レシピはコレ!

Original update by: toyohara
いかなごのくぎ煮は関西圏のスーパーの他、通販でも出回っています。
そのため、いかなごのくぎ煮は買おうと思えば簡単に購入できます。
が、せっかくなら手作りのくぎ煮を食べてみたいですよね(*’▽’)
ということで早速、いかなごのくぎ煮を作ってみましょう!
ちなみに今回のレシピは、こちらの動画を参考にさせて頂きました。
ぜひ一緒にご覧下さい(^^)
<材料>
いかなご 1kg(ザルにあけ、水で洗っておく)
中ザラ糖 230g
日本酒 50cc
醤油 150cc
本みりん 150cc
ショウガ 50g(皮ごと千切りにしておく)
実ざんしょの佃煮 10g(関東圏だと見つからない場合もある)
<作り方>
- 径27cmの業務用アルミフライパン(底が平たくて広いアルミ鍋でも可)に中ザラ糖、日本酒、本みりん、醤油を入れて沸騰させます。
- 沸騰したらショウガの千切りと実ざんしょの佃煮を入れ、いかなごを少しずつ加えていきます。
- いかなごを全て投入したら、適当に穴を開けたアルミ箔を鍋に被せます。そして吹きこぼれない程度の火加減(強火)で、20分程煮て下さい。この時、全体に泡が出るように火加減を調節します。
- 煮汁がほとんどなくなってきたら弱火にし、更に煮詰まってきたら底の煮汁をスプーン等ですくい、いかなごの上にかけます。鍋をゆするといかなごが団子状に固まってしまう場合もあるので、必ず煮汁は上からかけるようにしましょう。
- 完全に煮詰まったら火を止め、粗熱を取り、その後すぐにザルへ移します。それから箸でいかなごを広げ、うちわで一気に冷ましていきます。
これで完成です!
どうでしょうか?
いかなごさえあれば、こんなに簡単にくぎ煮を作ることができます!
くぎ煮のレシピは各家庭や地域で少しずつ異なっているので、皆さんなりのいかなごのくぎ煮レシピを模索しながら作ってみるのも楽しいかもしれませんね(*´▽`*)
まとめ
いかがでしたか?
いかなごのくぎ煮は密封容器で冷蔵or冷凍保存しておけば、
いつでも手軽に食べることができます。
比較的長い間日持ちする食べ物なので、
ご近所さんへおすそ分けしても喜ばれますよ(*^_^*)