冠婚葬祭

葬儀をするために必要な準備とは?どんな流れで進めればいいの?

病院の先生から危篤状態に陥っていると言われたが、
どうしたらよいのだろう。

とてもつらいけれど、
最期の時が来たら何をどうしていけばよいのだろうか。

 

Original Update by:写真AC

 

ご家族の最期に直面するのは、とてもつらいものですね。
できれば考えたくないと思ってしまいますが、誰にでも最期はおとずれます。

故人をきちんと見送るために必要な準備や手続きについて今日はご紹介します。

家族の臨終が近づいた時、家族としてはいったい何を準備しておけばよいのでしょうか?

 

葬儀の準備をする前にしておくことは?

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人の死は必ずやってくるものです。
しかし、ほとんどの場合急にその時がおとずれるため、家族は慌てるものですね。

病院の先生から危篤と言われたら少しずつ、葬儀の事も考えなくてはいけません。

 

では、葬儀の準備をする前に、遺族は何をすればよいのでしょうか?

 

葬儀は故人のお別れの儀式なので、生前個人が葬儀について希望を述べていれば、
それに従うのが良いでしょう。

突然お亡くなりになった場合には、遺族や近親者で話し合い、
まずは、喪主の決定、どういうスタイの葬儀にするかなどを決めることが大事です。

喪主は故人のかわりに弔問を受ける人ですし、その後の法事の責任者になっていく人になりますので血縁の濃い順に、最適者を決定しましょう。

配偶者が高齢の場合や子どもが幼児である場合は弔問客への対応ができないこともありますので、父親、母親、兄弟などから選ぶようにしましょう。

 

 

喪主が決まったら次に何をすればよいのでしょうか?

各ご家庭で信仰スタイルがあると思いますので、葬儀の宗教形式を決めます。
こちらも故人の遺志があれば希望に合うようにします。

 

故人の遺志がない場合は、身内や本家筋に確認をとっておくことが大切です。

先祖代々の供養の方法があると思いますので家族だけで決めてしまうと、宗教によっては戒名も変わってしまう等、納骨の際に困ることがありますので気をつけましょう。

喪主と、葬儀のスタイルが決まったら、次は何をすればよいのでしょう。

 

葬儀をするために必要な準備とは?

まず葬儀のスタイルが決まったら次は何を準備すれば良いのでしょうか?

 

まず、葬儀の日程を決めましょう。

葬儀の日程は故人の死亡時刻でお通夜ができる日が決まりますので、
葬儀に「友引」が重ならないよう配慮して決めるようにします。

 

葬儀の日程が決まったら、葬儀の場所と、葬儀の費用を決めます。

こちらも故人の遺志を尊重するのが第一ですが、
葬儀の規模によって葬儀を行う場所や、葬儀代金も大きく違ってきます。

昔は盛大なお葬式を上げる方も多かったようですが
一般葬、家族葬など、故人のライフスタイルや宗教にあわせて遺族で決めましょう。

 

 

今は色々なスタイルがありますので、
まず、日程が決まったら葬儀社へ依頼しましょう。

昔と違い、核家族化が進んだ現代では、
多くの方が葬儀全般を葬儀社にゆだねることが多いようです。

 

葬儀社を選ぶときは、喪家近いところにすると車の手配等は楽です。

葬儀の日取りなどについても、葬儀社と打ち合わせをしながら
葬儀の準備をすすめるのがおすすめです。

では、実際に葬儀の準備はどんな流れで進めればいいのでしょうか。

 

葬儀の準備はどんな流れで進めればいいの?

葬儀の準備は、どんな流れですすめればいいのでしょうか?

まず、お通夜と葬儀の日取りをきめましょう。

葬儀の日程が決まったら、葬儀社に相談しながら必要な事を決めていきます。

 

同時に遺族は寺院や神社に法要を依頼します。

各家庭でおつきあいのある寺院や神社があると思いますので、
こちらは喪主を中心に連絡するのを忘れないようにしてください。

 

 

次に何をすればよいのでしょうか?

まず、役場にいって死亡届、火葬許可書の申請をします。

自宅で葬儀をする場合は、近所への挨拶や、
警察へ道路使用許可証の申請をしておいてください。

その際、遺影の手配、焼香の席次決め、
通夜ぶるまい等の手配などもすすめていきます。

 

お通夜・葬儀と、喪主は悲しみの中めまぐるしい作業を行わなくてはいけません。
一人では対応できない面も多いです。

葬儀の準備は手伝ってもらうべきなのでしょうか?

 

 

葬儀の準備は誰に手伝ってもらうべき?

Original Update by:写真AC

 

葬儀の準備はとても大変ですね。誰かに手伝ってもらうべきなのでしょうか?
葬儀の準備を手伝ってもらうべきかについては、明確な規定はありません。

 

ただ、通夜、葬儀と遺族は悲しみの中慌ただしい対応を求められます。

特に喪主は色々な対応を求められますので、
世話役の依頼をするのをおすすめします。

世話役代表には喪家と交流があり、故人の事をよく知っている親族や、
知人に頼むことをおすすめします。

 

特に葬儀の準備においては、
喪主の相談役になってもらえる身内に頼むようにしましょう。

世話役の代表が決まったら代表を中心に配役を取りまとめていくと良いでしょう。

通夜・告別式の際の会計係、受付係、進行係、台所係などの役を
身内や信頼のできる知人に頼んでおくとよいでしょう。

喪主や遺族は対応しなくてはいけないことも多いので、
できるだけ実務的な部分は世話役に手伝っていただくのがおすすめです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

葬儀は、予定していなかった時に対応しなくてはいけないことも多く、
なかなか心の準備ができないものです。

しかし、故人を送り出す大事な儀式ですので、
悲しい中で大変ですが落ち着いて対応するようにしましょう。

 

葬儀に関しては、トラブルも多いので、葬儀費用についてしっかり見積もりを取って予算オーバーにならないようにすることや、寺院や、神社等とのやりとりでも費用面ではきちんとお話しをして了承したうえで、準備をすることをおすすめします。