クシュンッ!!ズルズルッ!
だんだん暖かくなってきてそろそろ春だなぁ・・・
と思っていたらくしゃみと鼻水が・・・(;O;)
なんだか目も痒いし・・・もしかしてこれって花粉症!?!?

Original update by:足成
寒い冬が終わってやっと暖かくなったというのに、
春は花粉症の人にとってはとても憂鬱な季節(-“-)
ここではそんな花粉症の治療法や症状ごとの治療法、
花粉対策まで花粉症にまつわる情報をまとめてみました(*^_^*)
それではさっそく花粉症の治療法からみていきましょう♪
目次
花粉症に有効な治療法ってあるの?
これだけ医療が進歩していても、
残念ながら今のところ花粉症を完全に治す方法はありません(;O;)
とはいえ、症状の軽減に有効な治療法はいくつかあります。
まずは一つずつご紹介します!
○薬物療法
最も一般的な方法で、抗ヒスタミン薬や
メディエーター(化学伝達物質)遊離抑制薬がその代表です。
薬物療法は「初期療法」「導入療法」「維持療法」に分けられます。
1.初期療法
花粉が飛び始める前や症状が出始めた時から薬を服用することによって
症状をコントロールして軽くする治療法です。
2.導入療法
症状が重くなってきてから薬の服用を始める治療法です。
3.維持療法
初期療法や導入療法でうまく症状を抑えることに成功したら、
その状態を維持することを目的に行う治療法です。
薬にはさまざまな種類や形状があるので、
医師とよく相談して上手に症状をコントロールしていきましょう♪
○減感作療法(アレルゲン免疫療法)
減感作療法は花粉症を引き起こしているアレルゲン(抗原)を少しずつ体内に投与することでアレルゲンに体を徐々に慣らしていくことで症状を軽くする治療法です。
減感作療法には
・皮下免疫療法:注射でアレルゲンを皮下投与する方法
・舌下免疫療法:舌の下にアレルゲンを垂らして舌の粘膜から吸収する方法
の2種類があります。
減感作療法は唯一花粉症を治せる可能性があるといわれている注目度の高い治療法です。
>>最近注目されている花粉症の舌下免疫療法とは?どんな効果がある?
○手術療法
鼻の粘膜を一部切除したり、レーザーで鼻の粘膜を焼くことで
アレルギー反応を引き起こしにくくする方法です。
特にレーザー治療は日帰りで行えるという手軽さや安全面からも注目が高まっています。
ただし、レーザー治療は永久的なものではなく、再発することがあるため、注意が必要です。
症状ごとに異なる花粉症の治療法とは?
花粉症の主な症状といえば「目のかゆみ」「くしゃみ・鼻水」「鼻詰まり」ですよね?
ここではそんな症状ごとの治療法をご紹介します☆
○目のかゆみ
目のかゆみには「点眼薬(目薬)」が有効で、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬、
ステロイドの点眼薬などがあります。
これらでも症状が改善しない場合には手術をすることもあります。
○くしゃみ・鼻水
症状が軽い場合には抗ヒスタミン薬を内服しますが、症状が重くなってくると
ステロイドの点鼻薬(薬を直接鼻に噴霧する)を併用します。
○鼻詰まり
鼻詰まりも症状が軽い場合には抗ヒスタミン薬を内服し、症状が重くなってくると
ステロイドの点鼻薬や抗ロイコトリエン薬の内服を併用します。
また、場合によっては手術が必要になることもあります。
花粉症になってしまった場合の対処法とは?
Original update by : Mislav Marohnić
もし花粉症になってしまったらまずは“病院を受診する”ということから始めましょう!
ドラッグストアにいけばさまざまな薬が売っていますが、自分に合う薬を見つけるのは至難の業ですし、眠気を誘引する物質が含まれていたり、副作用が出てしまうこともあります。
まずは病院で診断を受け、自分の症状や体質に合った治療法を見つけていくことが大切です。
病院で適切な診断・治療を受けたら次は花粉を極力よせつけないよう工夫しましょう!
・外出は花粉の少ない日、時間帯にする
・外出時は帽子、マスク、マフラー、サングラスやメガネを着用する
・帰宅時は玄関先で花粉を振り落とし、すぐに手洗いうがいをする
・家の窓は開けない
・空気清浄機を使用する
・洗濯物は外に干さない
・部屋の掃除はこまめに行う
などが効果的です(^^)
花粉症は治療をすることはもちろんのこと、
花粉をよせつけない対策をすることもとても大切です!
あまり難しいことではないので、ぜひ意識的に行動してみてくださいね(^^)/
まとめ
いかがでしたか?
花粉症はつらーい症状で人々を毎年、毎年苦しめています(;O;)
ですが、さまざまな治療薬や治療法があるので、花粉症になってしまったら
まずはその状況を受け入れ、なるべく早めに病院を受診するようにしましょう!
そして自分にあった治療法を見つけ、上手に花粉症と付き合っていきましょう(^^)/