尊敬語と謙譲語っていざって時に使い分けができないんだよなぁ…(@Д@

Original update by:acworks
社会人には必須ともいえる敬語ですが、正しく使えている人は意外に少ないような気がします。
その中でも特に尊敬語と謙譲語の使い分けが難しいと感じている人が多いようです。
ここでは間違いやすい尊敬語と謙譲語を例にあげながら、
うやむやになっている部分を少しでも失くしていきましょう。
敬語に自信のない人も、自分の敬語を確認したい人も、
是非、読み進めてみてくださいねφ(`д´)カキカキ
そもそも尊敬語と謙譲語の違いとは何か?
尊敬語と謙譲語の使い分けが上手くできないという人のために、
まずは尊敬語と謙譲語の違いを見ていきましょう( ´△`)アァ-
尊敬語
目上の人やお客様に対して、相手の状態や動作を高めた表現をすることです。
「いらっしゃる」「召し上がる」「ご覧になる」などがあげられます。
謙譲語
相手に自分のことを話すときに、相手を高める意味合いで自分のことを低く下げて表現することです。
「拝見する」「うかがう」「お伝えする」などがあげられます。
このように尊敬語と謙譲語を並べてみても違いは分かりにくいですね(TwT。)
どちらも相手を立て高める表現なので、混同しやすいですし、間違いやすいのです。
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混同しやすい尊敬語・謙譲語一覧とは?
尊敬語と謙譲語の中でも特に間違いやすいものはあるのでしょうか。
混同しやすい尊敬語と謙譲語を見ていきましょう(・_・)/ ハーイ
例えば「言う」という言葉の尊敬語と謙譲語を見ていくと、尊敬語であれば「おっしゃる」「言われる」、謙譲語であれば「申し上げる」「申す」となります。
「申し上げる」は尊敬語のように聞こえますが、「社長が申し上げる」とは言いません。
尊敬語:「社長がおっしゃる」
謙譲語:「社長に申し上げる」
といった使い方になりますね。
次に「食べる」という言葉の尊敬語と謙譲語を見てみましょう。
よく使ってしまうのが「お昼はどこでいただかれましたか?」という聞き方。
丁寧な言い方に聞こえますが、この尊敬語は間違いです。
「いただく」は謙譲語なので自分に対して使います。
「お昼に○○をいただきました」という感じです。
そして相手には「お昼には何を召し上がりましたか」となります。
「見る」という言葉でもよく間違った敬語を使っている人がいます。
間違った例をあげると「社長は○○を拝見されましたか」といった一言です。
「拝見する」は謙譲語なので尊敬語として使ってはいけません。
この場合「社長は○○をご覧になられましたか」が正しい使い方です。
そして「私は拝見いたしました」と自分に対して
「拝見する」という謙譲語を使うようにしましょう( ̄Λ ̄)ゞ んむっ
実際に尊敬語や謙譲語を誤用した例文はある?
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一覧を見れば理解したつもりでも、実際に使えないことって多いですよね。
更に自信を持って使った敬語に、なんとなく違和感を覚えられたことはないですか?
自分では問題ないと思っても、聞いている側からすると、
「あれ?」となる敬語の誤用が結構目立ちます(-公-;)ムムッ
そんな敬語の誤用の文例を見ていきましょう。
ケース1:受付の人に「担当に伺ってください」と言われた
一見、尊敬語のように聞こえるものの、どこか違和感のある言葉です。
これは「伺う」謙譲語だからですね。
謙譲語はお客様に使う言葉ではありません。
ここでの正解は「担当にお尋ねください」「担当にご確認ください」となります。
ケース2:「課長、そのファイルも会議室にお持ちしますか。」と言ったら自分がファイルを運ぶ羽目に
この言葉を使った人は自分が持っていくつもりはなく、
課長が持っていくのかを訪ねたかったそうです。
しかし分かっている人から見れば「私がお持ちします」
と言っているように聞こえる尊敬語ですよね。
正しくは「課長、そのファイルも会議室にお持ちになりますか」です。
ちょっとの言い間違いがトラブルを招く危険性もあります(o ̄∇ ̄)o!!ガーン
ケース3:なんでも「お」を付ければよいわけではない
敬語に不慣れな人が何でも「お」を付けて話をする場合があります。
もちろん「お」を付けることで敬語として正しい場合もあります。
しかし「私のお考え」「私の御旅行」など自分の行動を高めるような使い方は、
自分側に尊敬語を用いてしまう誤用となりますΣ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
尊敬語と謙譲語を間違えないようにするコツとは?
ビジネスマンとして敬語が使えないのは年齢を重ねるにつれて
恥ずかしいと感じる人も多いでしょう。
そこで尊敬語と謙譲語を間違えないようにするためのコツを伝授しましょう( ̄▽ ̄) ニヤ
まず、先輩社員や上司の言葉に耳を傾けましょう。
会社の先輩方の敬語はスルスルと使い分けられていて素晴らしいです。
特に営業の方は話す機会が多いので敬語にも長けている場合が多いです。
そして自分に身についていないものはサッとメモを取って使う機会を見つけたらすかさず使用するようにしてください“o(><)o”くう~!
自分の敬語がおかしいか否かに気付けるようになれば成長です。
自分の敬語に違和感を感じたら、そのままにせず、すぐに調べましょう。
そして何よりも怖がらずに使っていくことです。
間違えたら恥ずかしいと思うかもしれませんが、若いうちならまだ許されます。
同じ間違いを犯さなければ敬語は使うことで身についていくものですし、
使わなければ違和感や間違いにも気づけません(゚ー゚☆キラッ
まずは敬語を使う機会を増やして敬語に慣れていくことが1番の近道です。
ビジネスシーンの敬語については、こういった記事も読まれています。
まとめ
いかがでしたか?
上司に怒られるのは嫌だからと敬語を避けていては上手くなりません。
むしろ怒られたからこそ、身につくことも多いのです。
本などで情報を得ることも大切ですが、得た情報を使いまくって、
自然な敬語をマスターしたいですねヾ(=^▽^=)ノ