引越し

引越しの時のエアコンを取り外し方法は?手順をチェック

エアコンの取り外しくらいなら、自分で出来るよね?

どんな手順で取り外せばいいの?

 

Original update by : 写真AC

 

今度の新居にはエアコンが付いているので、
今使っているエアコンが不要になってしまった。

そんな場合、不要になったエアコンを処分する必要が出てきます。

 

取り外しから処分まで、全部業者にお願いすると高そうですよね。
取り外しくらいなら、自分で出来そうな気がする…

いやいや、そんなに簡単ではありません!
エアコンの取り外しは想像以上に難しいのです。(`´)

 

今回はエアコンの取り外しについて、手順や注意点について調べてみました。
ハッキリ言って、業者に依頼した方が良いと思います。

なので、これを読んで自信のある方だけが、チャレンジしてみて下さい。
ただし、取り外しの際に生じた、事故やケガは自己責任でお願いします m(__)m

 

引っ越し時エアコンを自分で取り外すのはお勧めできません

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エアコンの取り外し。業者の方がテキパキと作業しているのを見ると、
なんとなく、自分でも出来そうな気がします。

 

でも、危険を伴う作業が多いので、業者に依頼することをお勧めします。
どうしても自分で行う場合、まず最低限、以下のものが必要になります。

 

  • 工具一式
  • 基本的な電気の知識
  • エアコンを持ち上げる力
  • 日曜大工の経験

 

よし!これくらいなら大丈夫!って方も、作業現場が2階以上の場合は、
危険度が増します
ので、業者にお願いした方が良いでしょう。

次に、取り外しの具体的な手順を挙げてみました。
これを読んで、チンプンカンプンな方は、迷わず業者に依頼です。(>_<)

 

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エアコンを取り外す手順例

まずは、必要な工具を準備しましょう。

  • 六角レンチ
  • ニッパ
  • カッターナイフ
  • プラス、マイナスドライバ
  • モンキースパナ
  • ガムテープ
  • ビニールテープ
  • ペンチ
  • 軍手
  • エアコンキャップ
  • エアコン配管用パテ

 

家に無いものは、ホームセンター等で購入します。

 

次に、搬出経路を確認しましょう。
取り外したけど、狭くて運べない…なんてことの無いように。

では早速、取りかかりましょう。

 

1.エアコンの室外機のカバーを外し、下の方にある六角ナットのバルブキャップを外します。

モンキースパナを使って、2つとも外して下さい。

 

2.エアコンを強制冷房運転します。

室内機と配管パイプに残ったフロンガスを室外機の方へ流す作業です。(ポンプダウン)

強制冷房運転の仕方はメーカーによって違いますので、確認して下さい。

 

3.強制運転したまま、細い方のバルブを閉めます。

六角レンチを使います。

 

4.2~3分したら、太いほうのバルブも閉めます。

これでフロンガスが室外機に閉じ込められます。

 

5.電源を切って、コンセントも抜いておきます。

 

6.1で外したバルブキャップを再び閉めます。

 

7.銅管パイプにつながっているナットを2つとも外します。

その時プシュープシューと連続して音がする場合、失敗です。

2の手順からやり直してください。

 

8.室外機に差し込んである電源コードを引き抜きます。

必ず、コンセントを抜いた状態で行って下さい。感電します。

黒、白、赤の順番に引き抜いて下さい。

 

9.室外、室内両方の配管パイプの化粧テープをはがします。

ジョイント部分を露出させて、大小のナットをゆるめてパイプを外して下さい。

 

10.室外機を固定しているボルトを外し、室外機を撤去します。

 

11.室内機を外します。

室内機の下にあるプッシュマークを押しながら、上に持ち上げるようにして外します。

メーカーによって違う場合があるので、うまく出来なかったら、問い合わせてみて下さい。

 

12.室内機の取り付け金具をドライバーで外し、配管の穴をエアコンキャップでふさぎます。

 

以上で取り外しは完了です。メーカーや機種によって、取り外し方法が異なることがあるので、取り扱い説明書やメーカーのホームページなどで、確認しながら作業を進めて下さい。

 

次にもうちょっと詳しく、注意点を見ていきましょう。

 

自分で作業をする場合の注意点は?

Original update by : 写真AC

 

取り外しの作業はだいたい分かりましたが、他にどのような点で注意したらよいでしょうか?

 

まず、新聞紙やビニールシートを敷いて、養生をしっかりしましょう。

パイプを外す時に、思わぬところから水が垂れてきたりします。
家具や家電が汚れないように気を付けましょう。

 

フロンガスを室外機に流す、ポンプダウンは最も重要な作業です。

バルブの締め方がゆるかったり、強制冷房が出来ていないと失敗するので、
よく確認してください。

 

室内機が上手く外れない場合、本体がビスで固定されている可能性があります。

無理に外そうとすると機械が破損することがあります。

 

また、配管パイプのジョイント部分が、室内機の裏にある時があります。

室内機を持ち上げながらパイプを外すのは大変危険なので、
必ず2人以上で作業してください。

 

配管パイプの化粧テープをはがしてみたら、
テレビなど他の配線が一緒にくるまれている事があります。

間違って切断したりしないように注意しましょう。

 

作業中に、少しでも危険や不安を感じたら、
作業を中断して業者に依頼しましょう。

 

できれば業者に取り外し工事の依頼をしよう!

業者に依頼する場合、設置場所や機種によって違いますが、
取り外しだけでしたら、3,000~7,000円くらいが相場です。

合い見積もりを取るなどして、納得いく業者を選んでください。

 

取り外した後、そのエアコンを処分してしまうのであれば、
自分で取り外しても良いかもしれません。

でも、引越し先に移設する予定なら、尚更、業者にお任せすることをお勧めします。

配線等に傷を付けてしまい、交換することになった場合、
結局高くついてしまうかもしれません。

 

また、処分するにしても、状態が良ければ、買い取ってもらえる可能性もあります。

高い場所での作業もありますので、自分が怪我をする可能性も考えて、
業者に依頼することも検討してみてはどうでしょうか?

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

エアコンの取り外し作業、文字で見ると簡単そうにも思えますが、
実際はかなりの力作業になります。

自信の無い方は無理をせずに、業者に依頼することも検討してみて下さい。