春って憂鬱・・・
せっかく暖かくなったっていうのに、目がかゆくて鼻水も止まらない(;O;)
こりゃ、ヒノキの花粉のせいだな・・・
こんな辛い花粉症、いつまで続くのー(TOT)

Original update by : Ruth Hartnup
春といえば暖かく穏やかな季節。
お花見も見ごろで外出も楽しくなる季節でもありますよね(^^)/
でもそんな中眼鏡にマスクに帽子をかぶって鼻水をずるずる・・・
春って本当に憂鬱(;O;)なんて人も少なくないのでは?
今回は花粉症についてや、ヒノキ花粉症についてさまざまな情報をまとめてみました(^^)/
それではさっそくみていきましょう♪
ヒノキ花粉ってどんなもの?
「ヒノキ」はヒノキ科の木で、日本では高級木材としても有名です。
北は福島、南は鹿児島まで広い範囲に分布していて、特に愛媛県や中国地方で多くみられます。
そんなヒノキの花粉はやや赤みを帯びた色をしていているのが特徴です。大きさとしては、スギ花粉よりも一回り小さく25~35ミクロンほどといわれています。
飛散時期としては、地域によって変わりますが、スギよりやや後に始まり、イネ花粉が飛散のピークを迎える前には納まる傾向にあります。
では、ヒノキの花粉が飛散する時期というのはいつ頃になるのでしょうか?
ヒノキ花粉が飛散する時期っていつ?
ヒノキ花粉の飛散時期は3月~5月上旬頃です。
2016年のヒノキ花粉の飛散時期のピークは全国的に3月下旬~4月中旬頃の予想です。
ヒノキ花粉は飛散距離が長いため、広範囲に分布するのも特徴です(>_<)
ヒノキ花粉とスギ花粉は飛散時期が同時期であるだけではなく、
実はアレルギーを引き起こすもととなる成分が似ているといわれています。
そのため、スギ花粉に対してアレルギーがある人のうち、
およそ7割がヒノキ花粉にもアレルギーを起こすんだとか(*_*)
また、ヒノキ花粉にだけアレルギーを起こすということはほとんどないため、下手をするとスギ花粉とヒノキ花粉両方に反応して長い期間アレルギー症状に悩まされる人も少なくないのです。
スギ花粉は九州では2月下旬ころから始まるため、早めの対策が必要ですね。
では、ヒノキ花粉症になってしまうとどのような症状が見られるのでしょうか?
ヒノキ花粉がもたらす主な症状とは?
ヒノキ花粉症の症状はスギ花粉症と同じで、
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻詰まり
- 目のかゆみ
です(-“-)
基本的に症状としてはスギ花粉症と大きく違いはありません。
花粉がのどや鼻の粘膜に付着することが原因で、のどの痛みや鼻血につながるケースもあります。
スギ花粉にもヒノキ花粉にもアレルギー反応が出てしまう人は
2月~5月まで比較的長期にわたって症状がみられます(;O;)
スギ花粉とヒノキ花粉の飛散時期が重なると症状が重症化しやすいので、こちらも要注意です(-“-)
ちなみに、治療についてはヒノキとスギでそれぞれ違い、効果がみられる薬も違うため、
必ず症状に合わせた病院にかかるようにしましょう。
目がかゆい・充血しているという場合には、眼科へ。
特に目に症状がない場合は、耳鼻科や耳鼻咽喉科へかかると安心です。
もちろん、内科でも花粉症の診察はしてくれますので、内科にかかっても大丈夫です。
ヒノキ花粉症にならないための対策とは?

Original update by : Mislav Marohnić
花粉症は花粉に対するアレルギー反応なので、いかに花粉を防ぐかがポイントになります☆
これら対策はヒノキ花粉にも他の花粉にも共通していえることで、また、花粉症になってしまった場合の花粉対策としても有効なので、覚えておきましょう(^^)/
外出時の対策
花粉の飛散量が多い日や時間帯の外出は避けるようにしましょう!
ちなみに花粉の飛散量が多い日は
- 晴れて気温が高く乾燥した日
- 風が強い日
- 雨が降った次の日
で、花粉の飛散量が多い時間帯は
午後1~3時
なので、覚えておきましょう(^^)
また、外出時には帽子やマスク、マフラー、サングラスやメガネを着用して体に直接花粉が付かないようにしましょう。
帰宅時の対策
帰宅時は衣服に付いた花粉を玄関先で振り落とし、すぐに手洗いうがいをするようにしましょう☆
特にうがいは口の中やのどに付いた花粉を吐き出すだけでなく、のどを潤す効果もあります♪
また、手洗いうがいだけでなく、シャワーをすぐに浴びるのも効果的です!
部屋での対策
家の窓や玄関は極力開け閉めしないようにして、
空気の入れ替えは空気清浄機を使用するようにしましょう!
換気扇を回す人もいますが、空気を入れ替える効果は薄いので、あまりおすすめできません(;O;)
また、室内であってもマスクを着用すると、のどが潤う効果があるのでおすすめです☆
そして、部屋の掃除はこまめに行うようにしましょう!
掃除機は逆に部屋の中にある花粉を拡散してしまうことがあるため、
雑巾などでの水拭きが効果的ですよ(^^)/
洗濯に関する対策
洗濯物は外に干さず、室内干しにするようにしましょう!
どうしても外に干したい場合は、
花粉の飛散量が少ない時間帯に干すことをおすすめします☆
これらを心がけて、花粉症にならないようにしましょう☆
それでも花粉症になってしまう可能性はありますので、もし花粉症のような症状がみられた場合には早めに病院を受診するようにしましょう(*^_^*)
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まとめ
いかがでしたか?
「花粉症」と一口にいってもその原因となる花粉はさまざまで、
それによって症状や飛散時期などは異なります(;O;)
特にヒノキ花粉はスギ花粉と似たような部分が多いので、どの花粉に対してアレルギーをもっているのか病院で検査してもらうとより良いかもしれません(^^)/
また、花粉症は一生涯抱えていかなければいけない問題でもあるので、あらかじめ花粉対策をしておき、少しでも花粉症になるリスクをおさえておきたいですね♪