メーデーの日ってなんだろう?
そもそもメーデーってたまに聞くけどどんな意味があるんだろうか?
Original update by :写真AC
メーデーの日ってあんまり聞いたことありませんよね?
言葉では知っていてもメーデーという日がることを知っている人は少ないのではないでしょうか (^^;
そこで今回はメーデーの意味や、5月1日のメーデーの日が
なぜ出来たのかの由来などに触れていきたいと思います。
どんなイベントがあるのかも、併せてご紹介していきたいと思いますので
ご興味惹かれましたらぜひご覧ください!
メーデーの持つ意味とは?
さて、メーデーってどんな意味があるのでしょうか?
よく映画で緊急の時に無線に向かって
「メーデー、メーデー」と言っているところを聞いたことがあると思います。
ふと、メーデーって何だろう?と思ったことはありませんか?
実はこれ「私を助けよ」と言う意味があるのです。
フランス語で「m`aidez」と書きますが、言い方が似ていて覚えやすいという理由で
「May(5月)day(1日)」と表記されているようです。
ではなぜ「Mayday」と表記されるようになったのか、皆さんは知っていますか?
それは昔5月1日に起こった出来事に関連しているのです(`・ω・´)
次は5月1日とメーデーの関連性についてお話ししていきたいと思います(o^―^o)
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5月1日がメーデーとなった由来は?
なぜ5月1日がメーデーと呼ばれるようになったのでしょうか?
そもそも日本ではそんなに馴染みのないメーデーですが、5月1日は各国で労働者の日として祝日とされています。
その当時、シカゴを中心に1日12時間から14時間の労働が当たり前だった時代でした(;´・ω・)そこで合衆国カナダ職能労働組合連合(後にアメリカ労働総同盟になります)が、8時間労働制を要求するゼネラルストライキを1886年の5月1日に行ったのが由来とされています。
当時は、「第1の8時間は労働のために、第2の8時間は休息のために、そして最後の8時間はおれたちの好きなことのために」という目標が掲げられていました。その後1890年の5月1日には国際的なストライキやデモへと発展し、第1回の国際メーデーが実施されました。
以来、毎年5月1日には世界規模でメーデーが開催されることとなったのです。
このように、ヨーロッパ各国やアメリカでも労働者の権利を主張する運動や
国民が要求を掲げ団結し力を示す日として発展して行ったのですね。
1日12時間以上が当たり前だったなんてさすがにこれはキツイですよね(^^;)
日本でも、現在では労働基準法にて1日8時間・1週間に40時間を超えて労働させてはいけないと取り決められています。実際は、8時間できっちりと仕事を終えて帰ることができる職場は少ないかもしれません。
しかし、昔はこういった労働者側の意見は通らず、雇い主にとっていいように労働を強いられていた時代があったんですね。少なくとも、現代では違法な労働条件には「NO」と言える時代ですので、そういう面では労働基準法に感謝したいですね( ´∀` )
では日本ではメーデーの日はどんなイベントをしているのかご紹介したいと思います。
日本のメーデーイベントにはどんなものがある?
Original update by : Nori Norisa
あまり聞いたことのないメーデーの日。
5月1日は祝日はでありませんが、何かイベントなどはあるのでしょうか?
日本では勤労感謝と趣旨が被るので、メーデーの日についてはあまり知られていません。しかし、5月1日に近い日にちで『地域メーデー』として、連合組合(日本労働組合連合会)が各地でデモ・式典・イベントを開催しているようです。
主に、大阪、東京、山形、福島、北海道など、各県・各地でイベントが行なわれています。
地域や催しによって様々ですが、年に一度メーデーの意義を再確認し、
労働環境整備の大切さを訴えていく催しとしています。
また、地方によって出し物は違いますが、ライブやダンス、吹奏楽が楽しめたりもしているようです。そのほかにも、美味しいグルメを味わえたり、フリーマーケットなどたくさんのイベントが用意されており、多くの人が訪れてくれるように盛り上げています\(^_^)/
もちろん子供向けの出し物もあるのでご家族そろって出かけてみてください!
働く人や生活、権利など政治のいろんな問題に触れることが出来るので勉強にもなると思います(^▽^)
あまり興味がないという方もこれを機会にぜひ行ってみていろんなお話に触れてみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
5月1日のメーデーの日は多くの人が働くことへの自由を求め働きかけ、
また勇気を出して主張を示すきっかけの日としてとても大切な日です。
聞いているだけで胸が熱くなってしまいますね(`・ω・´)
この日ぜひどんな日だったのか思い出しながら過ごしてみてください。
きっと一味違う日になることでしょう(o^―^o)