毎年ニュースや新聞で目にする京都の時代祭。
日本人なら一度は生で見ておきたいなぁ(´・ω・`)

Original update by : asobi tsuchiya
京都の時代祭というお祭りをご存知でしょうか?
毎年京都で行われる大規模な伝統行事です!
3時間にも及ぶその大行列は「生きた時代絵巻」とも称され、
延暦~明治維新までの8つの時代を再現します。
当然これを見に訪れる観光客はかなり多いです(;^ω^)
交通規制もかかり、なんの準備もなく行くと満足できないかもしれません。
そこで今回は時代祭に行ってみようかなという人のために、
時代祭の内容や交通規制についてまとめました♪
ぜひ参考にしてくださいね!
京都の時代祭ってどんなイベント?
時代祭は、葵祭、祇園祭と並ぶ「京都三大祭」のひとつで、京都平安神宮の祭です。
平安神宮の創建と平安遷都1100年を奉祝することを主眼においており、京都で培われた伝統工芸技術が行列の中にはふんだんに盛り込まれています(*’▽’)
毎年10月22日に行われるのですが、その理由はこの日が「京都の誕生日」であるからなのです。どういうことかというと、10月22日は桓武天皇が794年に長岡京から平安京へ遷都した日なのです(‘ω’)ノ
では行列は具体的にどのようなものなのでしょうか?
まずその全長は約2キロにも及び、京都御苑を出発した後、約3時間かけて平安神宮に至ります。行列には延暦から始まり、藤原、鎌倉、吉野、室町、安土桃山、江戸、明治維新の8つの時代に分かれています。
ただし、行列は新しい時代から古い時代に遡っていくので注意してください。それぞれの時代に応じて、主要な登場人物に扮した人や当時の衣装をまとった人たちが列をなします。
たとえば延暦時代では、坂上田村麻呂が列の大将に当たります。東征を終え平安京に凱旋する様子が、金小札の甲冑や金作りの直刀などを用いて本格的に描かれます。
もちろん本物の馬も行列に参加しています(‘Д’)
このように非常にハイクオリティな行列が各時代ごとにあり、全て合わせると20列、牛や馬を含めて約2000名で構成されます!
歴史に興味がある人もない人も、生で見れば心を揺さぶられること間違いなしです。
京都の町を練り歩く、「時代の移り変わり」を感じてみてください。
そして列の最期には、神幸列という桓武天皇を中心する列があります。これが全行列の中でも最も重要です!(^^)!
他の行列はこの神幸列をお供しており、桓武天皇が京都をご巡幸になり、市民の安らかな様子をご覧になるというのが時代祭のテーマであるからです。
次に行列のルートについて詳しく説明していきます。
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時代祭は京都のどの辺りで開催される?
時代祭は
先述の通り、時代祭の行列は京都御苑から平安神宮に向かって行進していきます。
地図を見てもらうのが一番分かりやすいですが、通過地点とその時間は毎年ほとんど同じなのでそれを紹介します。
京都御苑 12:00 出発
↓
烏丸丸太町 12:28
↓
烏丸御池 12:52
↓
河原町御池 13:20
↓
京阪三条 13:38
↓
三条神宮道 14:12
↓
平安神宮 14:30 到着
先頭から最後までが順調に進めば、2時間半ほどで行進し終わります。
ではこのコースに伴って、どのような交通規制がひかれるのでしょうか?
京都の時代祭が開催される日の交通規制はどんな感じ?

Original update by : Bryan Liu
時代祭の開催日には、主要ルートにて交通規制がかかります。
規制は、正午から午後4時頃までの時間帯で、行列の行進ルートにそって行われます。エリアは京都市内のメインストリートにあたる部分です。
車両が通行止めになるため、バスの遅延や迂回が必要になる場合があるので注意が必要です。
エリアとしては、京都御所からスタートして、烏丸御池、河原町、京都三条などを通過して、平安神宮へと進みますので、このルート上は基本、車両進入禁止となります。
そのほかにも、この周辺では一方通行のエリアの道路では通行止めとなる場所がありますので、当日周辺への車両乗り入れには注意が必要です。
とはいえ、行列が通り過ぎると、順次交通規制は解除されていきます。そのため、交通規制や通行止めは終日というわけではないのでご安心ください。
時代祭の開催が近くなると、京都府警察のHPなどでも詳細なエリアマップが公開されるはずです。現時点ではまだオフィシャルには公開されておりませんが、気になる場合はチェックしておくとよいでしょう。
京都府警察ホームページ:http://www.pref.kyoto.jp/fukei/index.html
時代祭を見物する際におすすめの場所は?
時代祭は、毎年多くの見物客であふれかえります。
行列が通過するルートであれば、市内から十分にこの行列を見ることは可能ですが、人気のスポットともなると、行列が来る以前から場所取りが必要なほど混雑します。
穴場スポットを2箇所紹介しますが、早めに行かないとすぐに埋まってしまいます!
1つ目の穴場スポットは、御池通りと河原町通りが交差する京都市役所付近です。
交差点付近は有料観覧席がないので、最前列で見ることが出来ます( ^ω^ )
2つ目は、三条通り東山駅付近から平安神宮手前にある神宮道周辺です。
こちらは、道幅が狭いため、近くで見ることが出来ます( ^ω^ )
この2つ意外にも探してみれば、もっと自分好みのスポットがあるかもしれません。写真を撮りたい方などは、背景も意識したいですよね?行列が始まる前に、巡回コースを一周してみるといいかもしれませんね♪
とはいうものの、穴場スポットは早く行かないといけないし、座ることも出来ず行列が進んでいくのをじっくりと見られないことがあります。
そこで確実に行列を楽しみたい方におすすめなのが有料観覧席です!2000円ほど払えば、パイプイスに座って、パンフレットを見ながらゆったりと見物することが出来ます(≧▽≦)
観覧席があるのは次の3箇所
・京都御苑席(建礼門前南側)
・御池通席(寺町通~烏丸通 南北両側)
・平安神宮道席(冷泉通~大鳥居 東西両側)
出発地点の京都御苑が、参加者の気合と体力がMaxなので特等席です( ..)φメモメモ
事前に京都市の観光協会公式HPや、コンビニ、チケットぴあなどで販売しているので、検討してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
時代祭に行く準備は整ったのではないでしょうか?
見に行く前に少し日本の歴史を復習してからいくと、
より時代の流れが明白に見えて楽しめるかもしれませんね♪
良い場所で、準備を整えて、最高のお祭りにしてください。