四十九日も終わって一段落ー!
ぼちぼち年忌法要について調べてみようかなー( ‘o’)

Original update by : 足成
葬儀から四十九日まではバタバタと過ぎていきますよね。
忌明け(四十九日)から最初の年忌法要である一周忌までは少し時間があります。
その間に、少しずつ一周忌に向けての準備をしていきましょう!
年忌ごとに行われる法要とはどんなものか?
年忌法要とは、故人を偲んで供養することをいいます。
初七日~四十九日までの法要を追善法要、忌明け以降の供養を年忌法要と呼びます。
年忌法要は、命日から一年目、三年目、七年目など節目となる年ごとに行われます。
三回忌、七回忌は、三年目、七年目と数える際に、
亡くなった年を含んで数えるため2年目、6年目の命日をさします
法要は命日の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、
最近は週末に行うことが多いです。
必ず命日より早めの日に行うのが基本です。
一周忌までを喪中と呼び、この日をもって喪が明けることになります。
喪中に迎えた正月は、年賀状、年始挨拶、正月飾り、初詣などの正月行事は控えます。
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年忌法要はどれくらいの頻度で行われるの?
基本的な年忌法要の頻度をご紹介します。
三回忌:満2年目の命日
七回忌:満6年目の命日
十三回忌:満12年目の命日
十七回忌: 満16年目の命日
二十三回忌: 満22年目の命日
二十七回忌: 満26年目の命日
三十三回忌:満32年目の命日
三十七回忌:満36年目の命日
五十回忌 または遠忌:満49年目の命日
※これ以降は年忌法要ではなく遠忌法要となります。
宗派によって変わってきますが、基本的に三十三回忌か五十回忌をもって完全に成仏したと考えられ、
「弔い上げ」とも言われます。
年忌法要にはどんな人を呼べばいいの?

Original update by : 足成
年忌法要の案内を出すのは、基本的に葬儀に参列してくださった方を中心になります。
親族や故人と縁の深かった友人・知人となります。
年忌法要の規模は七回忌頃から小さくなっていくものなので、
当然呼ぶ人の数も減っていくことになります。
とはいえ、必ずしもこの日をと呼ばなくてはならないという決まりなどはありません。
生前の故人とのつながりや、親戚づきあいなども考えながら、
双方負担にならない範囲で声をかけるとよいでしょう。
年忌法要の主な内容は?
何回忌であっても基本的な流れは変わりませんので、ご紹介します。
- 施主のあいさつ
- 読経
- 焼香
- 法話
- 施主のあいさつ
- 会食
- お墓参り など
法話が終わると法要のほうも一段落です。
会食が無い場合は僧侶はこれでお帰りになります。
僧侶にはお礼をお渡ししますが、僧侶が法要のあとの会食に同席して下さる場合には、
この時点での退場はありませんので、その後でお礼をお渡しします。
もし、僧侶が会食を辞退されたら、お布施、お車代、御膳料の3つを包みます。
会食に同席される場合は、お布施、お車代の2つをお渡しします。
直接手渡しするのではなく、小さなお盆に載せて僧侶の方に向けて差し出します。
また今までの法要と同様に引き出物も用意しましょう。
引き出物に多く使われるものとしては、石鹸、洗剤などの実用品や、
お茶、お菓子、海苔などの食品が一般的です。
実用品や食品などの消えものが多く、インテリアや食器などの残るものはあまり向きませんので、
遺族の中で話し合って決めるようにしてください。
金額の相場は、香典として頂く金額の1/2〜1/3くらいが適当と言われています。
故人が亡くなってから年数を減ると法要も次第に簡単なものになっていきますが、
頂く香典の金額も減額されていく傾向があります。
めやすとしては、1,000円〜5,000円程度の品物が一般的です。
また服装についてですが、施主、親族は礼服(喪服)の場合が多いようです。
男性は、ブラックスーツ、黒ネクタイ、白いワイシャツ、黒い靴下、黒い靴が望ましいです。
また、光る時計などは避けます。 ハンカチの色も白または地味な色にしましょう。
女性は、黒のスーツ、黒ワンピースなどがよいでしょう。
ストッキングは黒、靴の色も黒です。光る素材の靴やサンダルは黒色でもNGです。
光る時計やアクセサリーは避けます。パールは着用してもよいです。
バッグは黒く小さいものを選びましょう。
ハンカチの色も白、黒または地味な色のものがよいです。
会食や服装については、こういった記事も読まれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
年忌法要とは、故人を思い出し供養することをいいます。
法要が行われるのは節目ごとの年で、毎年行われるわけではありません。
何年かに一度しかない年忌法要、
しっかりと準備をして故人を供養するようにしましょう。
回数を重ねるごとに規模はどんどん小さくなり、招待する人数も減っていきますが、故人を忘れずにいることが一番の供養になるのだと思いますので、その気持ちを大事にして法要を行いましょう。