安い掃除機って、やっぱりそれなりなのかなぁ
安くても満足出来る掃除機なんてあるの?

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最近、掃除機の調子はどうですか?
何となく、吸い込みが悪くなったなぁ。と感じたら、
そろそろ買い替えの時期かもしれませんね。
でも、掃除機の値段って調べてみてビックリしませんか?
安い物は1万円以下で買えるのに、高い物は10万円以上もします。
やっぱり高い方が性能も良いんでしょうね。
では、安い掃除機には期待できないのでしょうか?
今回は、安くても大満足な掃除機を手に入れるための
ポイントやチェック項目について調べてみました。
「安物買いの銭失い」にならないために、是非、チェックしてみて下さ~い。(^O^)
目次
安い掃除機でも良いものを手に入れよう!
掃除機を選ぶ時って、何を基準に選んでいますか?
吸引力?音の静かさ?重さ?う~ん、どれも大切ですよね。予算に限りが無ければ、最上位機種を選びたいところですが、実際はそうはいきません。^_^;
予算の範囲内で、最高の仕事をしてくれる掃除機を探しましょう。
安い掃除機でも、結構良い仕事をしてくれる掃除機はあるのです。
どんな点に注目すればいいでしょうか?
まず、本体に車輪とホースの付いている普通の掃除機、
キャニスタータイプで見ていきましょう。
このタイプだと、紙パック式とサイクロン式がありますが、どちらが良いのでしょうか?
これは好みの問題になります。
当然ですが、掃除機の中にゴミが溜まった状態であれば、
どんな掃除機でも吸引力は落ちてきます。
サイクロン式は、一回一回ゴミを捨てるので、吸引力は落ちませんが、
捨てる時に埃が舞うのがイヤ…という方は、紙パックで。
紙パックはゴミ捨ての時に、手や周りを汚しませんが、
ゴミを溜め過ぎれば吸引力は落ちます。
また、替えのパックを用意しなければならないので、その分お金が掛かります。
それがイヤな方は、サイクロンタイプを選べば良いでしょう。
次に吸引力を見ていきましょう。
よく○○w(ワット)と表示されているのは、「吸引仕事率」といいます。
吸引仕事率は高ければ高いほど、良いのでしょうか?
答えは、○であり×です。
例えば高級機種のダイソンの掃除機の吸引仕事率は170wですが、
それよりずっと安い、日立のかるパックは630wです。
日立の方がよく吸う掃除機なのか?というと、そうとも限りません。
これは、サイクロンなのか紙パックなのかで違ってくるのです。
掃除機内で目詰まりを起こさなければ、W数は低くても吸引力は落ちません。
紙パックの場合、毎日ゴミを捨てるわけではないので、どうしても目詰まりを起こします。
その時に、W数の高さ=パワーでカバーする、という事です。
でもサイクロン式なら全て目詰まりを起こさない、というわけではありません。
「サイクロン」と名前が付いていても、ゴミを遠心分離させる本格的なサイクロンから、
ほとんど遠心分離させていないサイクロンまで様々です。
この、なんちゃってサイクロンは目詰まりを起こしやすいです。
なので本格的サイクロン以外は、W数が高い=吸引力があるということになるでしょう。
次のポイントは吸い口ヘッド部分です。
これが一番のポイントと言って良いでしょう。
ヘッドには3タイプあります。一つ一つ見ていきましょう。
パワーヘッド(パワーブラシ)
ヘッドの中のモーターが回転するタイプです。
フローリング、絨毯、畳、カーペット、全ての床に対応しています。
回転力によって自力で進む自走式タイプは吸引力も抜群です。
ただ、お値段は20,000円~と少々お高めです。
エアタービン(エアブラシ)
パワーブラシと見た目は似ていますが、風の力で回るタイプ。
ブラシの回転はどうしてもパワーブラシより落ちるため、吸引力も落ちます。
フローリングのみでしたら、こちらでもOK。
お値段は10,000~
その他
回転ブラシなど付いていない、昔の掃除機。お値段重視の方はこちらで。
ただし、満足度は低くなります。
掃除機をかけた後、カーペットにコロコロ(粘着クリーナー)を使うと、
まだ髪の毛が付いてくることありませんか?
どんなに吸引力が高くても、へばりついたゴミは一回剥がさなくては吸い込めません。
その点、パワーヘッドはブラシが回転して、掻き出して吸い込むので、
少し値段が高くてもお薦め出来るのです!
ところで、家電って、時期によってお値段が変わるのはご存知ですか?
掃除機にも買い替えに適した時期ってあるのです。
次に見ていきましょう。
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購入時期によって価格は大きく変わります!
家電製品が安くなる時期って、いつでしょう。
年始の「初売り」、電気屋さんの決算セールの時期はお買い得ですよね。
少しでも安く買いたいなら、この時期を狙って買いに行けば良いですね。
でもこのセール、全製品に当てはまるわけではなかったりします。
いろいろ調べて、これだ!という製品を見つけても、
セールでは他の製品が目玉商品になっていて、結局違う製品を買ってしまった…
まあ、それでも満足できれば良いのですが…^_^;
家電には入れ替え時期というものがあります。
だいたいどの家電も1年サイクルで入れ替わります。
入れ替えたばかりの製品は、新製品ということで
高めのお値段となっているものがほとんどです。
2カ月を過ぎたころから、徐々に値下げして、
入れ替え前の最後の2カ月は最安値になることが多いのです。
なので、最後の2カ月が買い替えに適した時期と言えます。
この時期、家電によって違うのですが、掃除機の場合、8~9月といわれています。
電気屋さんでも、値引きに応じて貰いやすいですので、
この時期を狙って購入するのが良いですね。
何となく、自分に合った掃除機のイメージが湧いてきたのではないでしょうか?
次に、タイプ別に安い掃除機のおすすめ品を見ていきましょう。
タイプ別安い掃除機のおすすめ商品
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今回は価格.comで、3万円以下で評価の高い製品からピックアップしてみました。
キャニスター(サイクロン式)
- 東芝 トルネオシリーズ
- シャープ POWER CYCLONEシリーズ
- 日立 2段ブーストサイクロン シリーズ
キャニスター(紙パック式)
- 東芝 VCシリーズ
- パナソニック MCシリーズ
この中で、パナソニック以外はすべて自走式パワーヘッドです。
スティックタイプ
- 日立 パワーブーストサイクロンシリーズ
- シャープ FREEDシリーズ
どちらもコードレスながら、吸引力はまずまずの評価です。
軽さ重視ならこちらのタイプでも良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
安い掃除機でもポイントをつかめば、納得できる製品がありそうです。
一番のポイントは、吸い口ヘッド。ここは絶対に確認して下さい。
欲しい製品が決まったら、安くなる時期を狙ってみて下さい。
きっと満足出来るお買い物が出来ると思います。(^O^)