せっかく春がきて暖かくなったのにもう梅雨の時期がきちゃうよー(;O;)
早く梅雨明けしてほしいけど、今から予想ってできるのかな?
Original update by : Ron W
ジメジメして何をするにも億劫な梅雨の時期・・・。
1日でも早く梅雨明けしてほしいですよね(^_^;)
そこでここでは関東の梅雨や梅雨明けの傾向や
2017年の梅雨明け予想までご紹介しちゃいます☆
それではさっそくみていきましょう♪
関東の梅雨の傾向は?
梅雨の傾向の前に、みなさんは梅雨のことをどれくらい知っていますか?
梅雨というのは世界中どこの国でもみられるわけではなく、
日本や韓国といった東アジアの国々でみられる長雨のことで、主に6~7月頃にみられます☆
その名前の語源は、諸説あるのですが
- 梅の実が熟す時期に降る雨だから
- カビが生えやすい時期の雨を「黴雨(ばいう)」と呼んでいたから
- 毎日のように雨が降るから「毎」の入った「梅」という字を当てた
- 梅の実がつぶれる時期に降る雨で、つぶれることを潰ゆ(ついゆ、つゆ)と言っていたから
などなど、いまだにはっきりとはわかっていません(*_*)
また、梅雨には北側からの冷たく湿った空気と南側からの暖かく湿った空気がぶつかることで作り出される梅雨前線が大きく関係していて、この前線付近では空気が上昇するため雲や雨が作り出されます。
そしてこの時期は北側からの冷たく湿った空気と南側からの暖かく湿った空気の勢力がほぼ釣り合うので、梅雨前線の移動がほとんどなく同じ場所でたくさん雨が降るという仕組みになっています(^^)
では、なぜ毎年「梅雨」はやってくるのでしょうか?
これには「偏西風」という北半球の温帯地域に吹く西よりの強い風が大きく関係しています!
偏西風は梅雨の時期にはチベット高原あたりを通るのですが、チベット高原は偏西風より高い位置にあるため、偏西風は南と北に二分され、二分された偏西風はオホーツク海の上で再び合流してオホーツク海気団が作られます。
そしてそこからは冷たく湿った空気が吹き、南側の小笠原気団から吹く暖かく湿った空気とぶつかり梅雨前線が形成されるため、毎年同じ時期に同じ地域で梅雨がみられるという仕組みです(^^)
では梅雨の仕組みがわかったところで、
さっそく本題の関東の梅雨の傾向をみていきましょう(^^)
関東の梅雨は比較的安定していて、雨が降ったりやんだりというよりは、1日中しとしとと雨が降り続けます。降水量は平均的で、九州でよくみられるような大きな洪水被害なども起こっていません(^^)
また、過去のデータをみてみると、梅雨の期間が長くなっているのも特徴の一つです☆
では次に平年の梅雨明けの傾向はどうなのかをみていきましょう!
平年の関東の梅雨明けの傾向はコレ!
まず過去5年分の梅雨明けをみてみると、
2012年 7月25日頃
2013年 7月6日頃
2014年 7月21日頃
2015年 7月10日頃
2015年 7月15日頃
となっており、過去65年のうち
最も遅い梅雨明けが8月4日頃
となっています☆
また、
過去5年の平均が7月14日
なので、ここ5年は比較的平均的な梅雨明けとなっていることがわかります(^^)/
さらに詳しく分析してみると、
7月中旬に梅雨明けした年は過去65年のうち27回(全体の約42%)
7月下旬に梅雨明けした年は過去65年のうち24回(全体の約37%)
8月に梅雨明けをした年は過去65年のうち1982年1998年、
2003年2007年の4回で全体の約6%ほどしかありません!
では、これらをふまえて、2016年関東の梅雨明け予想をしてみましょう!
2017年関東の梅雨明け予想は?
Original update by : alexisnyal
おそらく今年も平年通りの梅雨明けが予想されるため、
7月中旬~下旬が最も有力とされています。
直近5年間の梅雨明けをみてみると7月の上旬と下旬が交互になっていることから考えると、
2017年関東の梅雨明けは7月16日~26日頃と予想されます!
しかしこれは過去のデータを分析して出した予想なので、あくまで参考程度にしてくださいね(^_^;)
まとめ
いかがでしたか?
梅雨が嫌いな人も、角度を変えてみてみるとちょっとおもしろく感じませんか?
日本に住んでいる限り梅雨とは切っても切れない縁なので、
情報を駆使して梅雨を予想し、少しでも快適に過ごせると良いですね(*^_^*)