久々に実家に戻ると荷物でいっぱいで足の踏み場もない状態だった
老いた母が怪我をしないか心配だ。
Original Update by : 写真AC
今まで何でもしっかりできていた母なのに、最近実家に行ってみるとゴミ屋敷状態で
足の踏み場もない状態になっていた・・・
このようなケースは決して珍しい事ではありません。
健康面でも怪我のリスクも大きいしできれば整理したいけれど、
どのようにしたらよいか一人で考えるのには限界があると思います。
今回はこのようなケースに対応する方法について紹介します。
ゴミ屋敷を掃除したい場合の対処法は?
実家に帰ってみると そこがゴミ屋敷状態だったら、とてもショックですね。
昔はキレイにしていた実家なのに!と嘆きたくなります。
できれば見なかったことにしたいところですが、
このまま放りっぱなしにしていては不衛生ですし、危険です。
この状態が続くとご近所トラブルの元にもなりかねないですね。
本人に直接言って対応できれば良いのですが、
老いて日頃の生活もままならなくなってからのゴミ屋敷掃除は到底無理ですね。
では、どうしたら良いのでしょう?
まず、本人の意思を無視して家族が勝手に片づけしてしまうのはNGです。
まず、優しい声音で、一緒に片づけよう!と声掛けしてみましょう。
本人が片づけたいなという気持ちに向かえるよう、
繰り返し根気よく話をすることが大切です。
生前整理も必要だというようなことも話してみるのもおすすめです。
ただ、何回か冷静に声掛けしても変化が見られないときは、
家族だけで悩まずに専門家に相談するのもおすすめです。
相談するときに、まずは現状について把握しましょう。
まずは現状把握と、問題点のあぶり出しを!
家がゴミ屋敷という状態は大変危険ですね。
健康面でもよくありませんし、失火したりしたら命の危険もありますので、
できるだけ早く解決したいですね。
では、どうしてこのようなゴミ屋敷になったのでしょう。
昔きれいな状態であれば何かきっかけがあるはずです。
昔の人は物を捨てないということを言い聞かされて育っています。
今のように何でもあるのが当たり前でない分、
なかなか物を捨てることができない傾向があります。
その他にも身体も年を取った分、
老化することで疲れも出るので掃除自体が面倒になってしまう場合もあります。
あとは一人暮らしになると、家族の思い出の品物に
執着する気持ちが強くて手放せないということもあるようです。
ゴミ屋敷だからと言って理由はさまざまなので、
まずは今の状態の把握とどこが問題点になっているか話し合ってみましょう。
その時に母親を追及したり、叱責したり、説教するのはNGです。
母親の自尊心を傷つけないよう配慮しましょう。
色々やってみてもうまくいきそうにない場合は、
早めに専門家に依頼する方がおすすめです。
専門家に依頼するとより早い解決が期待できます
Original Update by : 写真AC
親子間で、ゴミ屋敷の清掃について話し合いを持っても
お互いに感情的になってしまいがちです。
そうなると余計状況が悪化してしまうケースが多いようです。
親子間がぎくしゃくする状態を避ける面でも、
専門家にゴミ屋敷の解決について相談する方が早く解決できるのでおすすめです。
このように以前は綺麗だったお家が、ゴミ屋敷となってしまうには、
何かのきっかけや心理的な問題が潜んでいる場合がほとんどです。
ただ捨てられないというだけの問題ではないはずです。
捨てなさいと言われると余計、捨てる事ができなくなり、
捨てられると感じた時にはさらに物に執着するようになる場合もあります。
このようなケースを多く扱っているような、心理カウンセラーなどに間に入ってもらい、
片付ける事よりもまずは、家主の心のケアを優先的に行う事をおすすめします。
このようなメンタルケアをしないままで掃除をしてしまっても、
問題が解決しない限り、またものが溜まり散らかる一方になるのです。
心のケアが進み、掃除をしよう、捨てようと思ってくれた場合には、
片付けのプロに掃除を手伝ってもらうとよいでしょう。
業者さんは、第三者の立場で段取り良く作業をしてくれます。
そのためゴミ屋敷の解消を早くしたい時にはおすすめです。
この場合、大事な物を残せるように、本人の気持ちも考慮して
相談にのってくれる業者を探すようにしましょう。
親子関係がぎくしゃくしないように
お互いにハッピーになれるように依頼するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。自分の実家がゴミ屋敷だったらびっくりですね。
でも、一人暮らしの老人が増えている現代では、
いつその立場になるかわかりませんね。
そういう状態になったときに、あわててしまって興奮するのはいけません。
できるだけ早期に解決できるよう、家族が協力するのはもちろんですが、
家族だけで抱え込まず、上手に専門家の力を借りてよい解決方法を選択してください。