2016年のイベント

有名な京都の七夕祭り「京の七夕」とは?ずばり見所はどこ?

京都の七夕って有名らしいんだけど、どんなお祭り?

浴衣で行くと良いことがあるって聞いたけど、本当?

 

Original update by : 写真AC

 

一年に一度、織姫と彦星が天の川で逢瀬する七夕。
短冊に願いを込めて笹に飾る七夕祭りは、日本各地で行われています。

お神輿を担いだりする躍動感あるお祭りとは対照的な、
情緒的でロマンチックなお祭りです。

 

でも、古都、京都で行われる「京の七夕」は、
他のどの七夕祭りとも一味違っています。

雅で幻想的なイルミネーションが古い街並みや伝統工芸と融合した時、
そこに新しい風情が産まれました。

今回は、そんな京の七夕の見所について徹底的に調べてみました。
しっとりとした、美しい七夕を堪能して下さいね。(^_-)-☆

 

有名な京都の七夕祭り「京の七夕」とは?

SPONSORED LINK

 

 

京都の夏といえば、日本三大祭りの一つ、祇園祭が有名です。
実際、7月の京都は祇園祭一色といったイメージです。

 

一方、七夕祭りは、毎年、旧暦の7月7日にあたる8月上旬に開催されています。
祇園祭の喧騒が静まったあとに、しっとりと行われる訳ですね。

 

七夕は古くから京の都で行われている伝統行事ですが、
「京の七夕」として一つのお祭りになったのはつい最近のことで、今年で7回目の開催です。

祇園祭と、その後のお盆の五山の送り火に挟まれた、夏の京都の新たな風物詩となっています。

 

プロジェクションマッピングなどを用いた、現代的な光のアートが印象に残るのですが、古くから伝わる七夕の伝統をしっかりと引き継ぎ、古都京都にふさわしい七夕祭りと言えます。

 

そんな京の七夕、今年は何日から始まるのでしょうか?

 

京の七夕祭りの日程と会場へのアクセス方法は?

平成28年度の京の七夕は、8月6日(土)~12日(金)までの開催日程となっています。

 

祭り会場は大きく分けて3つ。

堀川会場、鴨川会場、そしてその周辺の寺院・神社です。

 

堀川会場

地下鉄二条城駅徒歩2分。御池通~今出川通までが堀川海上になります。

堀川遊歩道が西陣織会館まで北行きに一方通行になります。

 

 

 

鴨川会場

地下鉄三条京橋駅徒歩2分。

鴨川やみそそぎ川の「御池~四条」間を中心に様々なイベントが展開されます。

 

 

寺院・神社

清水寺や高台寺など、9つの寺院・神社で門前の七夕飾りやライトアップが行われます。

  • 清水寺・・・東山区清水1-294
  • 高台寺・・・東山区下河原町八坂鳥居前下る下河原町526
  • 圓徳院・・・東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町530
  • 六道珍皇寺・・・東山区大和大路通四条下る四丁目小松町595
  • 清明神社…上京区堀川通一条上ル806
  • 貴船神社…左京区鞍馬貴船町180
  • 石清水八幡宮…八幡市八幡高坊30
  • 八坂神社…東山区祇園町北側625
  • 北野天満宮…上京区馬喰町

 

堀川会場に一番近いのが、清明神社。堀川通り沿い、
西陣会館手前にありますので、寄りやすいですね。

昨年は和装特典として、金運上昇祈願札を贈呈していました。

鴨川会場に一番近いのは、八坂神社。四条大橋から750m程東にありますので、
参拝してから会場入りしてもいいですね。

 

では、次に具体的な見所をご紹介しましょう。

 

京の七夕の見所はどこ?

Original update by : 写真AC

 

その会場によって、さまざまなイベントを行っているのですが、
やはり見所は押さえておきたいですよね。

 

堀川会場

・メッセージ行灯・・・遊歩道の両サイドに著名人のメッセージ入りの大型行灯を展示しています。

行灯の優しい光が堀川にぼんやりと映るさまは、幻想的です。

 

・光の友禅流し・・・光の演出によって、華やかな京友禅が堀川の水面に艶やかに浮かび上がります。

古き良き京の伝統工芸が現代的なアートと融合され、とてもロマンチック。

 

・光のしずく・・・まるで天の川から星のしずくがこぼれおちたような、光のファイバーボール。レースのように光り輝くデコレーションは、来場者を夢心地にします。

 

・光の天の川・・・満点の天の川を、竹のアーチとブルーのLEDで織りなしました。真夏の夜に現れた幽玄の世界は、息をのむほど美しいです。

 

・二の丸御殿プロジェクションマッピング・・・二条城、二の丸御殿キャンバスに、丸ごとプロジェクションマッピングしちゃいます。世界遺産と光のアートの共演です。

 

 

鴨川会場

・風鈴灯・・・竹かごに京都の伝統技術を用いた風鈴を入れて、LEDで灯りをともします。優しい灯りが訪れる人の気持ちを和やかにします。

 

・ウォーターアートプロジェクション…鴨川べりのウォータースクリーンに七夕にちなんだ映像を映し出します。水面が揺れることで、より幻想的になります。

 

・舞妓茶屋…ドリンクや甘味を楽しみながら、舞妓さんの踊りを鑑賞できます。

 

どちらの会場も、光に溢れていて、まるで天の川の中を歩いているようです。
願い事を飾れる笹も用意されていますので、星に願いを掛けてみてはいかがでしょうか。

尚、両方の会場を楽しむなら、先に鴨川会場を訪れてから、
堀川会場へ向かった方が効率的です。

 

京の七夕を浴衣で楽しもう!

ところでこの京の七夕、浴衣で訪れるとちょっと良いことがあるんです。

 

今年はまだ内容は発表されていませんが、
昨年は先着80名に「手提げ竹提灯」がプレゼントされました。

この提灯、竹で編んであって和装にピッタリのおしゃれな物なんです。
思わず、欲しいっ!って思ってしまいました。(*^。^*)

 

でも、京都に住んでいる方なら自宅から浴衣で会場入り出来ますが、
旅行者にはちょっと難しいですよね。

今、京の七夕実行委員会が、浴衣のレンタルサービスを検討中です。

お祭りに行く前にホームページをチェックしてみて下さいね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

夏の新たな風物詩、京の七夕。
風情ある古都、京都が星のしずくに包まれる一週間です。

デートはもちろん、ファミリーでも一度は訪れてみたいですね。

お出かけの際は、是非、浴衣で~。(^O^)/