家庭菜園に興味はあるけど、
何をどうしたらいいのか分からない。
初心者は9月から始めるのがベストって聞いたけど、
何を植えたらいいの?

Original update by : 写真AC
健康のために、新鮮で安全な野菜を食べたいですよね。
それなら、自分で作るのが一番です。
少し不格好でも、採れたて野菜は格別です。
何より農薬の使用など、自分で管理出来るのでとっても安心です。
でも、家庭菜園ってちょっと難しいんじゃない?と不安に思っている方も多いのでは?
そんな方は、今年の9月からチャレンジしてみて下さい。
今回は、9月に植えるのに適した野菜と、育て方のポイントをご紹介します。
マンションのベランダでも気軽に始められますので、
是非、参考にしてください。(^_-)-☆
9月に植える主な野菜は?
野菜って、春に植えて夏に収穫するんじゃないの?
そうですね。
畑仕事って、冬が終わって春になって始めるイメージがあります。
でも、春に植え付ける野菜って、初心者にはちょっと難しいんですよ。(>_<)
まず、虫が付きやすい!それから、梅雨時の高温多湿な時期に病気になりやすいんです。
なので、秋野菜の方が初心者向けなんです!
外での園芸作業も、涼しくて真夏より楽ですしね。(*^。^*)
では、9月に植え付けるのに適した野菜を、具体的に見ていきましょう。
○初心者向け
・タアサイ…低温に強く、霜に当たると甘味が増します。
秋に植えると大きな株に育つので、間隔をあけて植え付けます。
・アサツキ…一度植えると2、3年育てられる便利な野菜です。
収穫は春と冬の2回!
・ルッコラ…栄養価の高い野菜です。
30日~40日と生育が早いので、管理しやすいです。
・ニンニク…国産物は買うと高いので是非育ててみたい野菜です。
翌年の春に収穫できます。
○中級者向け
・チンゲンサイ…1か月ほどで収穫できますが、
コナガの幼虫が付きやすいので注意が必要です。
・エシャレット…9月に植えると、翌年の春に収穫になります。
日光が当たらないように、茎の部分に「まし土」を行う必要があります。
・ミズナ…乾燥に弱いので、水やりを欠かさないように注意が必要です。
また、害虫も発生しやすいので、早期発見して駆除しましょう。
・カブ…間引きと追肥のタイミングが大切です。
プランターで育てる場合は、ミニサイズがお薦めです。
○上級者向け
・玉レタス…多湿を嫌うので排水を良くします。
また、日を当て過ぎるとトウが立つので注意しましょう。
・ハクサイ…害虫の被害に合いやすい野菜なので、
毎日観察し早期発見を心掛けないといけません。
また、元肥をたっぷり与えた土を使わないと、育ちにくい野菜です。
・芽キャベツ…日当たりと風通りを良くするために、
「葉かき」と「下芽かき」が必要です。
幼苗期はアオムシが付きやすいので、注意しましょう。
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9月に野菜を植え付けする際の手順は?
上に挙げた野菜は、どの野菜もプランターで栽培できます。
プランター栽培で最低限に揃える道具はどんなものでしょうか。
初心者に必要なのは、下の4つの道具です。
- プランター
- 野菜の土(元肥が入ったものを選びましょう。)
- スコップ
- ジョウロ
まずはこの4つを揃えましょう。
他にも便利な道具はありますが、
それはその都度、使いこなせるようになってからでも間に合います。
一つ一つ揃えるのが面倒な人は、野菜栽培セットを買っても良いかもしれませんね。
道具が揃ったら、さあ、種まきです!
プランターに直接蒔き、芽が出てから間引きします。
種をまく時は、時間帯にも注意しましょう。
野菜によって適した時間帯がありますので、
買ってきた種の袋に書いてある注意書きをよく読みましょう。
初心者は種からでなく、ホームセンターなどで苗を買って植えても良いと思います。
その時は、根を傷つけないように注意してください。
水やりや肥料の与え方など、お世話の仕方も野菜の種類によって随分違ってきます。
日当たりを好むのか好まないのか、乾燥に弱いのか、
害虫は付いていないか、毎日観察しましょう。
収穫のタイミングを逃すと、野菜の味が落ちることもあります。
せっかく育てた野菜の収穫時期を逃さないようにしましょう。
9月に野菜を育てる時のポイントは?
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9月に植える野菜は、害虫の被害や病気になりにくい点で、春に植え付ける野菜よりも育てやすいのですが、それでも注意点はたくさんあります。
まずは、台風。
強風にあおられて、野菜が台無しになってしまわないように対策を考えましょう。
特に高層階のベランダで育てる場合は、台風が来る前にプランターを部屋に入れるなどしましょう。
他には、連作障害というものがあります。
一度使った土に同じ野菜(同じ科の野菜)の種を蒔いても発芽しないことがあります。
その野菜を冒す病原菌や有害線虫(ネマトーダ)が多くなったり、
土壌の中の養分が不足したために起こります。
とくにナス科やウリ科、マメ科、
それにアブラナ科の野菜は連作障害を起こすので、注意が必要です。
冬場には霜に注意しましょう。
霜を甘味に変える野菜もありますが、苦手な野菜もあります。
天気予報は、マメにチェックしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
家で採れたての安全な野菜が食べられたら、本当に贅沢ですよね。
野菜の特徴をよく調べて、その野菜に合った育て方をしてください。
初心者なら、生育期間の短い簡単な野菜から始めるのが良いですね。
成功したら、次はもうちょっと難しい野菜にチャレンジしてみて下さい。(^_-)-☆