秋田県特有の風習ってなんだろう?
葬儀も秋田県ならではのことがあるのかな(-_-)ウーム

Original update by:acworks
自分の住んでいる街には「何も特徴がない」という人が多いですが、どの街にもその場所ならではの風習やしきたりなどがあるはずです。
「何もないからつまらない」と嘆くよりも、自分で見つけてみるのはいかがでしょう。
意外な習慣を知ることになるかもしれませんよ。
ここでは秋田県にスポットをあてて、秋田県の葬儀の習慣を調べてみました。
秋田県には葬儀の時にとても大切にしている風習があるんです。
秋田県の葬儀について知りたい人は是非、参考にしてみてくださいね(。-_-。 )ノハイ
秋田県では納棺の儀が大事にされている?
秋田県で行われる葬儀に出席すると、他とは違う儀式が催されることに気づきます。
それは納棺の時に行われている「納棺の儀」を大切にしているということです。
納棺とは個人があの世へと旅立つ大切な準備のことですw( ̄o ̄)w オオー!
また、遺族にとっては故人の死を受け止めるための大切な儀式です。
ここで気持ちの整理をするという人も多いのではないでしょうか?
納棺の前に故人を清める「湯かんの儀」
秋田県では納棺の前に故人を清める「湯かんの儀」という、ご遺体を洗い清める行為を自宅で行うのが一般的です。
昔はタライなどにお湯をためて、そのお湯で洗い清めるものでしたが、
近年ではアルコールなどで拭き清める、拭き湯灌という方法が一般的となっています。
湯かんの儀とは亡くなった人が来世に導かれるために現世の汚れを洗い清める意味と、
赤ちゃんが生まれた時に産湯に浸かるように、
新たに来世に生まれ変わるという願いが込められています。
これは秋田県の風習として故人の来世が幸せになるようにと、願いを込めた大切な儀式として、丁寧に行われます。
清められた故人はそこで初めて納棺されます。
納棺の時には、ローソク1本、線香1束、マッチ1箱、米などを入れます。
更に枕飾りとして仏具や枕団子、一膳飯の他に、「死華花」と言われる紙で出来た造花を、ご安置した脇に飾ります。
家族や親族に見守られながら、清めてもらい飾ってもらうのは、きっと故人も喜んでいることでしょうヾ(@~▽~@)ノ
秋田県にはこういった「納棺の儀」をとても大切にしているという、由緒正しい風習があるのです。
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秋田県の葬儀では焼香時に小銭を置く!?
秋田県では他の東北地方の葬儀と同じように、通夜の前に仮装を行うのが一般的です。
場合によっては葬儀の前に火葬を行うこともあります。
そしてお葬式を終えた家に近隣の人が集まり遺族をねぎらう風習が見られます。
これは「ゆどき」という秋田県ならではの風習のひとつになります。
「念仏講」や「観音講」という地域組織に属している年配の女性が集まってきて、歌を詠います。
更にもう一つ秋田県ならではの風習として、「焼香時に小銭を置く」と聞いたことがあります(゚ロ゚;)エェッ!?
一般的には焼香のみをして終わるのが習わしですが、秋田県を含む一部の地域では、焼香の際に焼香盆に小銭を添える風習があるのです。
秋田県では広範囲に強くこの風習が見られます。
金額は数十円程度で問題ありません。
お香典とは別に小銭を供える習慣にはちゃんと意味があります( ̄Д ̄;;
これは故人があの世に旅立つお手伝いをするお金という意味合いがあると考えられています。
あの世へ行くとき、三途の川を渡る船の船頭料や通行料として使う意味合いのある「六文銭」という風習が全国的にありますが、それと同じ意味合いがあるのでしょう。
何はともあれ、1人で旅立たなければいけないあの世への旅路におけるお守りのようなイメージですね。
まとめ
いかがでしたか?
こうして地方の風習を見ていくと、その土地の人が何を大切にしているのかが、手に取るように分かりますね。
秋田県では亡くなったらすぐに納棺ではなく、故人が来世に導かれるようにと「納棺の儀」を大切にしています。
秋田県に親戚がいる場合は、ここで学んだ納棺の儀の意味をかみしめて、納棺の儀に参加してみてくださいね。
知っているのと知らないのとでは、気持ちの持ち方が変わります。
秋田県ならではの風習を大切にしたいですね(*^-^)ニコ