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あけましておめでとうってどういう意味?外国語で言うと?

新年のときに「あけましておめでとう」っていうけど、

どうしてあけましてなんだろう?

英語でも同じような意味があっていうのかな??

 

Original update by : ぱくたそ

 

新年のときに交わす「あけましておめでとう」のあいさつ。

何気なく使っている言葉ですが、なぜそういうのかその言葉の意味については知らないということはないでしょうか。

 

また新年を祝う風習は世界にもあります。

その場合のあいさつは、どういうのでしょうか。

 

外国の方とあいさつを交わす機会も増えてきていますので、

失礼のない挨拶を知っておきたいですよね。

 

また外国の方に日本の新年の挨拶について聞かれた時にも、

説明ができるよう今回の記事を参考にしてみてくださいね。

 

「あけましておめでとう」ってどういう意味?

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あけましておめでとうという挨拶にはどのような意味があるのでしょうか?

 

あけましてには、冬至に天の岩戸にこもられた太陽が元旦に岩戸を開けお出ましになるという意味があります。

それを祝い「おめでとう」となります。

 

正月は日本における最古の年中行事です。

1年の初めにその年の豊穣を司る歳神様をお迎えしお祝いをします。

 

しかし古代から夜は人間にとってコントロールのできない世界であり、

夜が明けることは「無事に夜があけた」と安堵することでした。

 

しかし毎日夜が明けるたびに「あけましておめでとう」とはいいません。

一年に一度、新年だけに「おめでとう」というのは、一年のうち一番昼が短く夜が長い冬至に太陽が新しい年を迎えるためにおこもりをすると考えられていたからです。

 

それが1年の初めに歳神様をお迎えし、氏神様にご挨拶に行く風習と一緒になり、

「無事に新年を迎えられたことに感謝して」交わす挨拶へとなっていったのです。

 

では「あけましておめでとう」はいつまで言っていい挨拶なのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

 

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「あけましておめでとう」と挨拶してもいい期間は?

「あけましておめでとう」と挨拶をしてもいい期間はいつまでなのでしょうか?

 

「あけましておめでとう」は1月15日までする挨拶とされています。

 

実は「あけましておめでとう」を小正月まで、また松の内までとするかによって違いがあります。

 

新年の挨拶は一般的には小正月、松の内とされる1月15日までとされています。

しかし関東地方では松の内を1月7日とする地域もあります。

そのため松の内までということで7日まで「あけましておめでとう」と挨拶をし、以降は言わないという場合もあるのです。

 

しかし小正月が15日までというのは全国共通の認識であるため、

小正月まで「あけましておめでとう」ということは問題ないとされています。

 

では新年を祝う挨拶は、外国語ではどう言うのか詳しく見ていきましょう。

 

「あけましておめでとう」を外国語で言うと?

Original update by : ぱくたそ

 

「あけましておめでとう」を外国語ではどういうのでしょうか?

 

英語では「Happy New Year!」が一般的ですが、「I wish you a happy New Year!」ということもあります。フランス語は「Bonne année!」です。

 

「Happy New Year」は英語の挨拶でおなじみですが、もうすこし丁寧な挨拶だと「I wish you a happy New Year」となります。直訳すると「幸せな新年を祈っています」です。

 

フランス語での新年の挨拶は「Bonne année et bonne santé !」ですが、簡単に「Bonne année!」でも大丈夫です。

 

ドイツ語では「Prosti Neujahr」、イタリア語では「Felice anno nuovo」です。

 

外国ではクリスマスのイベントの方が重要視されることが多く、新年の挨拶はクリスマスといっしょにすることが多いようです。

 

では「あけましておめでとう」という挨拶をしてはいけない場合について、

詳しく見ていきましょう。

 

「あけましておめでとう」と挨拶してはいけない場合もある!?

「あけましておめでとう」と挨拶してはいけないのはどんなときでしょうか?

 

喪中のときには「あけましておめでとう」と挨拶をしないことになっています。

 

前年に身内に不幸があったときには、年賀状を差し控え、お正月の飾りも控えます。

おせちなどのお正月料理も作らず、普段通りの生活をします。

そのため初詣や年始の挨拶も喪中の間は控えることになります。

 

しかしこちらが喪中であることを知らない関係の人や、新年に挨拶に伺う必要があるお宅を訪問する場合は、「あけましておめでとう」は言わず、普通に挨拶を返して問題ありません。

 

逆に訪問先が喪中だが、訪問しなければならない場合、「あけましておめでとうございます」は使わないようにしましょう。

 

「おはようございます」「こんにちは」の挨拶に続けて「今年もよろしくお願いします」と続ければ問題ありません。

 

相手が「あけましておめでとうございます」と言われた場合は、

こちらも同じように返していいでしょう。

 

喪中は個人的なことであり、知らなかったりすることも多いので、

神経質にならないよう、柔軟に対応したいですね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

日本では太陽を神としてあがめてきた歴史があります。

そのため新しい年を迎えることが何よりも大切にされてきたといえます。

 

しかし太陽がお出ましになったから「あけまして」というようになったという

話は知らなかった方も多いのではないでしょうか?

 

外国でも新しい年を迎えるときには、「あなたの一年が幸せでありますように」と新年の挨拶をします。

ぜひ色々な国の「あけましておめでとう」を覚えて、使ってみてはいかがでしょうか。