来年こそ初日の出を見に行きたいから今から行く時間とか決めておきたいけど、
今年の初日の出はいつ頃だったんだろう?

Original update by : 写真AC
お正月といえば初日の出。
新しい年を厳かな気持ちで迎えるために、初日の出を見に行きたいという人は毎年増えています。
しかし実際に初日の出はいつ頃なのでしょうか。
見逃さないためにも2016年の初日の出を確認し、お出掛けの際にしっかり準備をしておきたいですね。
また合わせて初日の出を見るためのおすすめスポットや、注意点などをまとめました。
2016年の初日の出の時間はいつ頃だったの?
東京では6時50分、またご来光で人気のスポットである富士山では6時42分でした。
日本で一番早く初日の出が見られるのは、東京から南東1860キロのところにある小笠原諸島の南鳥島です。
南鳥島の初日の出は、5時27分でした。
逆に最も日の出が遅いのは、沖縄県の与那国島で7時32分でした。
日の出とは、太陽の一番上の端が地平線に接している時間のことをいいます。
そのため方角や高度によっても変わってきます。
山の上や高層マンションなどから初日の出を見る場合は、平地よりも見渡せる範囲が広くなるため、早く日の出を見ることができるのです。
国立天文台では毎年2月に次の年の暦と日の入り、日の出時刻を発表しています。
しかしその日の天気や気温、大気圧の違いにより、発表された時間に誤差が生じることがあります。
自分の住んでいるところ、また初日の出を見に行く場所が分かっている場合は、海上保安庁の海洋保安部で初日の出時刻計算ができます。
(http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/hatsuhi/index.html 初日の出情報)
2017年についてはまだ情報が発表されていませんが、管区別に細かい場所別の初日の出情報が閲覧できるので活用してみてはいかがでしょうか。
では初日の出を見に行く際におすすめのスポットなどを、詳しく見ていきましょう。
[adsense]
初日の出はどんな場所で見れるの?
初日の出は山頂、海岸などで見るのが定番ですが、都心などでは高層ビルの展望台などでも初日の出を見ることができます。
テレビなどでは富士山の頂上でご来光を待つ登山客の様子などがニュースで流れますが、富士山以外の山頂でも、初日の出を見るためには山頂まで登る必要があります。
山頂の場合は平地よりも早く日の出が見られるため、それに合わせて早めに出発することも必要です。
発表された日の出時刻とほぼ誤差なく初日の出を見ることができるのは、海岸です。
しかし視界が開けている分、かなり冷え込みます。また日の出がよく見える場所は人も集中するため、場所取りが大変です。
そのほか飛行場や橋、高層ビルの展望台などでも初日の出を見ることができます。
関東では東京タワーや東京スカイツリー、横浜ランドマークタワー、関西では梅田スカイビルのお空中庭園展望台や関空展望ホールのスカイビューなどが人気スポットです。
初日の出を見に行く際、山頂であればロープウェイなどが特別時刻で運行しますので前もって調べておきましょう。
また展望台など施設の場合は、入場できる人数が限られているため東京タワーなどは整理券が配布されます。
初日の出を見に行くスポットを決めたら、入場制限やそこに行くまでのアクセス方法などは事前に確認しておきましょう。
また日の出前はかなり冷え込みます。
防寒対策をし、カイロをしっかり持っていきましょう。
天候によっては小雨などが降ることもあるので、動きやすいレインコートを用意しておくことも大切です。
では来年の初日の出の時間について詳しく見ていきましょう。
来年の初日の出の時間予想は?

Original update by : 写真AC
国立天文台から発表された2017年の東京の、初日の出の時刻は6時51分です。
この日の出入りの時刻は、東京都港区麻布台にある旧東京天文台の地平線に太陽の上端が一致する時刻となっています。
標高は考慮されていないため、場所によっては誤差が生じます。
2016年の初日の出情報を確認して準備をし、正確な初日の出情報については、日本気象協会の「初日の出時刻表」で確認するのがおすすめです。
(http://www.tenki.jp/newyear/ 現在は2016年版)
ウェザーニュースに会員登録し、スマホアプリをダウンロードすることで全国の初日の出情報を見ることも可能です。
ただしこちらは事前登録が必要なのと、大晦日に通知が来ますので、予定している場所に移動している場合などは注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
2016年の初日の出は東京で6時50分でした。
来年の初日の出は東京で6時51分となっていますが、場所によっては誤差が生じますので、正確な時刻が知りたい場合は海上保安庁や日本気象協会で公開される情報を事前にチェックしておきましょう。
また初日の出を見るためには暗いうちに家を出ることになります。
防寒対策ももちろんですが、身の安全なども十分に注意して、初日の出を楽しみたいですね。