子供は大人より体温が高めではありますが、
風邪を引きやすいし発熱もしやすいものです。
苦しそうな我が子を見ると、親としては早く熱を下げて楽にしてあげたい!と
思いますよね。
そんなときに役立つ、子供が熱を出して困った時の対処法を紹介します!
こちらの記事では熱が続く病気について紹介しています。
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「子供の熱が続く病気はなに?対処法は?」

無理に下げるのは禁物!熱を下げる正しい方法とは?
熱を下げる=冷やすことだと考えて、
氷枕を作ったり冷却シートを貼ったり…という対処をする方も多いのでは?
しかし無理に熱を下げるのは禁物です!
なぜなら、無理に熱を下げると微熱が長引いたり、
風邪が悪化したりしてしまうからです。
そもそも熱が出るのは熱に弱い風邪ウイルスを死滅させようと
体自身が頑張っているからで、熱を無理に下げるとそれを邪魔することになり、
ウイルスが死滅しないまま残ってしまいます。
では、どうすればいいのか?
大事なのは、熱を下げるタイミングなのです!

○熱があるのに寒気がしている時
寒気がしている時に熱があるからと冷やしてしまうのはNG!
このタイミングで冷やすと、体を温めようとして更に熱が上がってしまいます。
寒気がしている時は布団を着せたり厚着をさせたりして、
しっかり熱が上がって体がウイルスと闘うのを見守りましょう。
○熱が上がりきって寒気が治まった時
熱を下げるのはこのタイミングです!
では、具体的にどのように熱を下げると良いのか?
その対処法を紹介します。
熱を下げる為の対処法3選大公開!

①脇の下や首を冷やす
冷やすといえばおでこ!と連想してしまいがちですが、
実はおでこはひんやりとして気持ちが良いだけで、
熱を下げる効果は期待できません。
リンパの集まる部分や血液の温度が高い脇の下か
首の両側を冷やすことが効果的なのです!
冷やすのは冷たい水道の水をビニール袋に入れたもの等が良いでしょう。
氷は入れ過ぎると触れている部分が凍傷になったり体を冷やしすぎたりするので、
入れるなら数個にとどめる等少し注意が必要です。
②発汗を促して熱を発散させる
熱が出ると汗をかきますが、汗をかくことで
体の熱を体外に放出させることができます。
更に発汗を促すという方法も熱を下げるのに効果的です!
水分をたくさんとることはもちろんですが、
寒気が治まっても厚着をして汗をかく方法や、
足湯で体を温め汗をかくという方法があります。
また、汗をかいたらこまめに衣服を替えることが大事です!
汗で濡れた衣服のままだと更なる発汗を促すことが出来ませんし、
体温が下がり始めた時に体が冷えて風邪が悪化してしまいます。
③ぬるま湯のお風呂に入れる
35度程度の水温のお風呂に入れても体温は下がります。
ただ、熱がある時には体力を消耗するためお風呂には入れない方が良いという考え方もありますので、
これはあくまで緊急で熱を下げたい時の方法です。
お風呂上がりはすぐ服を着せる、脱衣所を温かくしておく等、
湯冷めしないよう気をつけることが必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
熱があっても元気そうにしている時やぐったりしている時、色々な場合があります。
子供が熱を出して心配な時には、状態をよく確認しましょう。
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そして正しいタイミングで正しい処置をすることが大切です!
間違った処置をして症状が長引かないよう、気をつけていきたいですね。