熟年離婚の増加や、芸能人の離婚ラッシュがあったりして、
離婚という言葉を耳にする機会が増えましたね。
「この流れに乗って離婚を考えてみよう・・・」なんて、
思っている方もいるのではないでしょうか。
そうは思っても離婚について詳しくは知らなかったり、
再婚までの期間がどれくらいなのかも分からなかったりと、
多くの疑問が浮かぶかと思います。
そこで今回は、離婚を視野に入れている方は必見の、
離婚後の再婚までの期間がどのくらいなのか、
それは女性と男性で違ってくるのかをご紹介したいと思います。
離婚後から再婚までの期間はどれくらい?
離婚後から再婚までの期間はどれくらいで、
女性と男性で違ってくるのでしょうか?

離婚後から再婚までの期間は、
女性と男性で違ってきます。
この再婚禁止期間は6ヶ月になります。
つまり、離婚して半年は女性の再婚は認められないことになります。
この後詳しく記載しますが、理由をここで簡単に挙げるならば、
子供のことが1つの大きな要因となってきます。
これは法的にきちんと認められて設けられているものなので、
この法律を破ってしまうと、大変な事に・・・。
つまり、極端な話になりますが、離婚した次の日に再婚をしても、
法的には何の問題もないということになります。
でも倫理的な観点から見ると、そのような行動は色々と疑ってしまいますよね。
「結婚している間からずっと不倫をしていたのではないか」
「離婚してすぐに再婚はちょっとどうかと思う」
このような印象を持つ方が多くいるのが、世間の現実というものです。
少し前に、女子高校生が同級生を殺害する事件が長崎県佐世保市で起きました。
とても残酷な事件なので、印象に残っている方も多いかと思います。
犯人の女子高生の父親が、母親が他界して半年も経たずに再婚をしたということで、
ネットで大炎上するという現象も起きています。
このような観点から見ると、男性の場合は離婚して最低でも1年は
独身の期間を設けた方が良いかと思います。
どうして期間が決まっているの?

先ほど、女性には再婚禁止期間が設けられているとご紹介しました。
では何故、女性には再婚禁止期間が設けられているのでしょうか。
軽く触れましたが、子供のことについて
詳しく解説をしていこうと思います。
法律上、離婚が成立した日から300日以内に生まれた子供は、
離婚した前の夫の子供と推定されます。
そして、200日以内に生まれた子供は、
再婚した相手、つまり今の夫の子供と推定されます。
「ん~、これの何が良くないの?」と思うかもしれませんが、
仮に女性が離婚後すぐに再婚をすると考えてみましょう。
離婚後すぐに再婚して、それに加えて子供がお腹にいると発覚した場合、
前の夫との子供なのか、今の夫との子供なのか、分からなくなってしまいます。
このような事態を避けるために、女性には再婚禁止期間が設けられているのです。
少しだけ複雑に思うかもしれませんが、これは再婚した当人は勿論、
生まれてくる子供に対しても優しい法律だと思います。
お父さんが誰か分からない・・・なんて、少し悲しいですもんね。
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期間を破るとどうなるの?

再婚禁止期間があるのは分かった!
でも、それを破ったらどうなるの?と疑問を持った方もいるかと思います。
再婚禁止期間を破って再婚をしてしまうと、
子供が出来た場合に、裁判所が子供の父親を
決めることになっています。
裁判所に子供を決められるのって、正直、何だか酷ですよね。
素直にきちんと再婚禁止期間を守った方が良いかと思います。
しかし例外もあります。
・高齢者の再婚の場合
・再婚禁止期間中に出産した場合
・夫が3年以上行方不明で、それを理由とする裁判上の離婚が成立している場合
・子宮の全摘出手術を行っている場合
これらの場合は、再婚禁止期間中にも
結婚が可能になります。
子宮の全摘出手術を行っている場合は、
医者の証明書が必要になり、それを裁判所が受理すると、
再婚が可能ということになります。
まとめ
再婚について、少しはご理解いただけましたか?
離婚後は心のケアも大切!こちらの記事が参考になれば幸いです。
↓ ↓ ↓
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「何もやる気が出ないのはなぜ?原因と対策はコレ!」
このような法律は「子供第一」を考えて、制定されています。
自分の愛情を優先したくなるかと思いますが、
後々に生まれてくる子供のこともきちんと考えて、
再婚を考えるようにしましょう。