近年、詐欺の手口が巧妙になってきています!
被害に遭ったことすらにも気づかない詐欺が増えてきており、
その多くは心理学のテクニックを応用したものとなっています。
そんな私も・・・涙

そこで今回は、「あれ?もしかして私、詐欺に遭ったかも!?」と
心配になっている主婦の方必見の、
詐欺手口と対策をご紹介したいと思います。
騙されないように知識武装しましょう!!
詐欺の手口~ローボールテクニック編~
冒頭で心理学のテクニックを応用していると説明しましたが、
心理学のテクニックは数えきれないほど沢山あります。
今回、ご紹介するのは「ローボールテクニック」と呼ばれる
心理学のテクニックです。
「ローボールテクニック?何それ?ボールでも投げるの?」と
頭に数多くの疑問を浮かべた方も多いのではないでしょうか(笑)
簡単にローボールテクニックの特徴をご紹介します。
- ローボールテクニックとは・・・
「最初に好条件のものを出して、承諾を得た後に、
悪条件を突き付けて断りにくい状況を作る」
一言でいうと、このような心理テクニックになります。
「んー、いまいちピンッ!と来ないかも」と思う主婦の方のために、
このテクニックを使った詐欺の例をご紹介します。
ある日、40代の主婦A子さんの家に訪問販売の方、B男さんが訪れました。
B男さんは、会社名と自分の名前をA子さんに名乗り、
会社のキャンペーンで健康サプリを1ヶ月分1500円で売っていますと説明しました。
最近、疲れ気味だったA子さんは安さにも惹かれ、健康サプリの購入を決めました。
その後、B男さんが健康サプリを1500円で購入する条件として、
5000円の健康枕、1万円するダンベル、5万円するランニングマシーンを
購入することを、次々とA子さんに説明をしました。
A子さんは「1度買うと言ったからには、断れないし・・・」と思い、
条件として挙げられた品物も同時に購入することになりました。
他にも契約金などの理由を突き付けられ、約15万円を支払うことになりました。
先払いで後から商品が届くということで、
後日、A子さんはB男さんに指定された口座に15万円を振り込んできました。
実際に商品が届いたのですが、ダンベル、ランニングマシーンが壊れていて
B男さんの名刺に書いてあった番号に電話をかけたのですが繋がらず、
A子さんはそこで、詐欺の被害に遭ったと理解をしたのです。
このような詐欺被害は実際に何件もあり、被害に遭った多くの方は
主婦とお年寄りとのことです。
他にも、
「商品が届かない」「頼んだ商品と違うものが届いた」などといったものもあり、
タチの悪い詐欺が増加してきています。
こうして見てみると、やはり怖いですよね・・・
このような詐欺に遭わないためには、どのような対策をしたら良いかを、
次の項目でご紹介したいと思います。
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このような詐欺に遭わないための対策は?

このような詐欺の被害に遭わないためには、どうしたら良いでしょう。
まずは1回、相手の話していることを冷静に聞くことが大切です。
最初はとても魅力的に感じてしまいますが、少しだけ疑う心も持ってみると
「あれ?何か違うぞ?」と冷静に考えることが出来ます。
情報を全て鵜呑みにしてしまうと、判断能力が働かなくなり、
商品をついつい買ってしまいがちになってしまうのです。
また、詐欺師は人の弱い心の部分につけこんで話をしてくるので、
普段から弱い部分を話せる相手を見つけておくことが大切です。
主婦やお年寄りの方々は、どうしても人付き合いが狭まってしまいがちなので、
旦那さんと頻繁にコミュニケーションを取ること、
お子さんやお孫さんが定期的に連絡を取ることを意識してみると良いでしょう。
主婦の方はママ友をはじめとする、自分のお友達との交流も
意識してみると、いざという時に相談しやすいので良いかもしれませんね!
買った商品は返品できるの?

思わず買ってしまったこのような商品の返品は可能なの?と
疑問に思う方もいるかと思います。
このような訪問販売で購入した商品には、
クーリングオフ制度と呼ばれる制度があります。
買った商品を8日以内なら無償で返品できる制度で、
先ほど述べたローボールテクニックにハマってしまって、
買っちゃった商品もこの制度で返すことが可能です!
しかし、本当にタチが悪い悪徳業者や詐欺師になると、
返品の連絡がつかなくなってしまう場合もあります。
そんな時は、警察や消費者センターなどに問い合わせて、
相談を持ちかけてみると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は詐欺の手口とその対策についてまとめました!
詐欺の手口は年々、巧妙なものになってきているので気づきにくいです。
情報の判断、人付き合いが詐欺被害に遭わない対策と言えます。
冷静に人の話を聞く、ということを頭のすみに置いて、
訪問販売で買い物をしてみると良いですね。
なにか不安があれば、まずは警察や消費者センターに問い合わせてみて下さい!