一眼レフカメラ

カメラの露出とは?意味はコレ!

 

念願の一眼レフカメラを買ったぁー!

今からいっぱい写真を撮るぞ!!っと意気込みつつも露出ってなに?
っと困っていませんか?

カメラライフを初めようと思って
一眼レフカメラを買ったはいいが
露出ってなんだろう??

最初につまずいてしまうのが露出についてではないでしょうか?

でも安心して下さい!
誰もが通る道ですよ♪

今回は「露出とは?」という疑問を解決すべく、
分かりやすく説明したいと思います♪

カメラの露出とは?

 

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露出とは露光のことであり、
簡単にいえばカメラの撮像素子に光を当てることを言います。

 

その露出から「絞り」で光の量を、
シャッタースピード」で光を取り込む時間を調整し、
その組み合わせのもと「ISO感度」でどれだけ光に反応させるかを決めます。

 

シャッタースピードに関してはコチラの記事をご覧下さい。
↓ ↓ ↓
カメラのシャッタースピードと絞りの関係は?

 

ISO感度などについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
↓ ↓ ↓
カメラのISO感度とは?画質が粗くなる?

 

 

つまり撮影時の光の条件から「露出」をみて、
どのくらい写真を明るくするかを絞りやシャッタースピードなどで調整し、
適正露出へと導いているのです。
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プログラムオートとは?

 

露出がどのくらいかは露出値で示されますが、

その条件をみて光の量を決める「絞り」と、
それに合う「シャッタースピード」の組み合わせを決定して撮影するのは、
前述の通りです。

 

一眼デジカメには、カメラがその露出値を算出し、
絞り値やシャッタースピードも自動的に制御してくれる
プログラムオート」があります。

 

撮影条件に合わせた煩雑な調整が不要なので、
特に初心者には光の具合を気にせずシャッターを押せるため、非常に便利な機能です。

 

ちなみにですが、露出を一定にセットしておいて、
自分で絞りやシャッタースピードの組み合わせを好みに変えることのできる
プログラムシフトという露出固定の機能もあります。

 

ただ、まだ慣れていない方であれば、
まずはプログラムオートで撮影された写真をみて、

どの条件でどのように設定され画像に仕上がったのかを確認し、
徐々に自分なりの撮り方を見つけていくのも楽しいですね♪

 

 

 絞り優先オートとは?

 

初心者の方であれば、まずプログラムオートから撮影に入るのが無難なところ。

でもだんだん慣れてくると、様々な撮影法にチャレンジしたくなりますよね!?
これこそ上達の第一歩ですが、まずは絞り優先オートについて説明します。

 

絞り優先オートでは、撮影者が好みの絞りを決められます

それに合わせてカメラが自動でシャッター速度を設定。
もちろんその撮影場所に合わせた露出値は算出されています。

 

絞り撮影者が写真の中で何を見せたいのか、その意図をみせやすい機能の一つ

 

いわばこの絞り優先オートでは、
自分の主張をはっきりさせることができつつも、

それに合わせた撮影スピードなどは
手動で細かくチェックなくても自動で合わせてくれるので、
手軽にこだわり写真が撮影できちゃいます!

 

絞りに関する記事はコチラで紹介しています。

カメラの絞りとは?F値ってなに?

 

 

シャッター優先オートとは?

 

こちらはシャッタースピードを自分の好みに固定して、
それに合わせた絞りをカメラで自動的に合わせ、
丁度よい明るさのものに仕上げていくものです。

 

絞りとシャッタースピードの理想的な組み合わせを、
自分の好みの撮影スピードを元にして簡単にできるのが魅力。

 

例えば曇り空のもとで川の流れを撮影したい、
なんてときにシャッタースピードを上げて川の繊細な流れは見せつつも、
全体的に明るい写真を撮ることもできますね。

 

この場合はシャッタースピードが早いままなので、
手ぶれが起きるのを防ぐこともできます。

 

 

マニュアル露出とは?

 

ここまでの撮影パターンをまとめると、
まずプログラムオートはシャッタースピード、絞りともカメラが自動設定するもの。

 

次に絞り優先オートシャッター優先オート
ともに絞りとシャッタースピードいずれか一方を撮影者が好みを示し、
それに合わせてもう一方をカメラが設定するというものでした。

 

そして絞り、シャッタースピードの両方を撮影者が決定するもの
マニュアルモードです。

両方、またはいずれかがカメラ機能に頼っていたモードとは異なり、
撮影者の写真表現の世界は大きく広がります。

 

このマニュアル露出では、
カメラの露出インジケーターを見ることがすべての始まりです。

 

万一、露出に伴う絞りやシャッタースピードを間違えれば、
ぶれたり、暗かったりする写真が出来上がってしまいます。

それだけリスクはありますが、
一眼レフの醍醐味を最も感じながら撮影できるやりがいもあります。

 

 

まとめ

 

カメラの撮影状況の分かる露出を見て、
そこから絞りシャッタースピードを変化させながらISOをコントロールし、
自分の写真世界を描出していく…。

 

一眼デジカメでこれを理解していれば、基本的には何でも撮影することができます

 

これらをマスターすることで、
技術的なカメラ表現のスタートラインに立ったことになりますが、ここからが本番です。

 

少し暗めでも、少しぶれてても、それも味のある表現になるかもしれません。

今回説明した露出についても、さらに、カメラの自動露出機能が算出した露出値を、
撮影者であるあなたが意図的に明るさを露出補正することもあります。

 

正直、写真表現で正解はないのです。

ファインダーからのぞいた世界を自分なりにどう表現するか、
決めるのはあなた次第です。