「もしかして、肋骨にヒビが入ったのでは?」
と先日知人から相談されました。
私はそのような経験をしたことはないのでよく答えられなかったのですが、
調べてみると肋骨にひびが入った時の症状ってすごくつらいんですね・・・

というわけで、今肋骨の痛みに悩んでいる人、
「もしかして?」と思っている方に、
肋骨ヒビの症状とその治療法について詳しくお教えしていきたいと思います!
ぜひ参考にしてみてください!
肋骨ヒビの主な症状
主な症状としては
呼吸をするだけで痛い、咳をすると痛い、寝る時に痛むなどがあげられます。
肋骨は胸のあたりにある二十四本の骨です。
内臓を覆うようになっており、内臓を外からの衝撃から守る重要な骨なんです。
そこにヒビが入ったとなると、もちろん胸や上半身の痛みはあります。
痛みはくしゃみや咳をしただけでも響くことがあります。
それだけでなく呼吸に違和感が生じたりします。
肋骨がカバーしている器官には肺もありますから、
折れたことによりそこにも異変が起きるのでしょう。
この肋骨のヒビ、ひどいときには内臓や肺を傷つけてしまう恐れがあります。
気づかないうちに内出血を起こしてた……ということもあり得るのです。
○肋骨ヒビの原因
先ほど、肋骨は内臓を守る骨といいましたが、
肋骨自体は一本一本が細いのでそこまで頑丈ではありません。
ですので、ぶつけただけでヒビが入る事があります。
私はスノーボードでこけた時にヒビが入りました。
また、咳自体も肋骨が折れる原因になってしまうことがあるのです。
これを肋骨の疲労骨折といいます。
さて、ではこのような肋骨ヒビをどのように治療するのか、
どのくらい治療に時間がかかるのか。
見ていってみましょう。
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肋骨ヒビの治療と治療期間は?
肋骨ヒビの治療方法は痛み止めやサポーターで抑えることと、
安静にしていることです。
そもそも骨のヒビですから、治るのも自然に待つのを待たなくてはいけません。
せいぜいできることは日常生活に支障が出ないように痛み止めを飲むことぐらいです。
また、肋骨の位置を固定しながらリハビリをする場合にサポーターを使います。
下着のように身に着けるものですので、ギプスなどのように目立ちません。
市販のものもあり、2000円程度で購入可能です。
子供だと肋骨の再生は早いですが、年を取るごとに骨の再生速度は遅くなるのです。
大人だと、肋骨ヒビの治療期間は二週間から三週間程度が目安です。
それまでは安静にしていましょう。
それからリハビリを経て復帰までだと、合計で二ヶ月はかかります。
やはりヒビ程度でも治療は大変なんですね。
肋骨ヒビの治療に役立つアドバイスをしている動画を見つけてきました!
咳で肋骨が痛む場合、この方法を試してみるといいかもしれませんね。
こちらも参考にしてみてください。
○治療中の栄養補給も大事
特に、くしゃみなどで肋骨にひびが入ってしまった場合、
骨自体が弱くなっている可能性があります。
ですので、治療中は栄養面でのケアも必要になってきます。
カルシウムやたんぱく質、ビタミンDなどが骨の補強に役立ちます。
運動をしつつ、これらを補給することも、治療の一環としてみましょう。
カルシウムは乳製品や小魚から、
ビタミンDは魚や卵黄など脂肪の多いものから、
たんぱく質は動物や魚の肉、大豆からとることが出来ますよ。
覚えておくといいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
肋骨ヒビについて参考になりましたか?
とにかく、痛みをなくすためには安静にしている器官を作ることが大事!
そこからリハビリに入り、栄養を取っていくことも忘れないでおきましょう。
もし、これを見て治療を始める方は、どうぞお大事になさってくださいね。