夏の花火大会や温泉旅館でよく見かける浴衣♪

かわいく着たいけど着方がわからない…(+o+)
という女性も多いのでは?
特に、「左と右、どっちが前だっけ!?」とか
「帯の結び方がわからない!」と
戸惑ってしまいますよね。

素敵な浴衣姿で周りの視線を釘付けにしちゃいましょう(^O^)/
浴衣に似合うヘアースタイルはこちらの記事で紹介しています!
↓ ↓ ↓
「浴衣の髪型 簡単に自分でアレンジ出来る!動画集!」
浴衣を着る時の注意点は?
まずは、浴衣を着る時の注意点について紹介します。
浴衣をはおってまず迷うのは、右と左どちらを前にするのか…
ということではないでしょうか?
実はこれ、一番の注意点です!
正しいのは「右前」といって、
着る本人から見て右側が手前、
つまり右側が体に密着するようにして、
次に左側を重ねる着方です。
右手が懐にすっと入る、
と覚えると覚えやすいですね☆
この逆の「左前」は「死人前」と言われ、
縁起が悪いとされています。
なぜなら、亡くなった方に死に装束を着せる時、
「左前」で着せるからです。
もし「左前」で浴衣を着ていたら、
「浴衣のマナーを知らないな~」と
冷ややかな視線を浴びてしまう可能性があるので要注意です(^_^;)
では、この注意点に気をつけて次は浴衣の着方をご紹介します♪
浴衣の着方はコレ!
ではでは、浴衣の着方の手順です!
浴衣の下には吸水性の良い浴衣スリップ等を着ると
汗をかいた時にも安心なのでお勧めです。

- 浴衣をはおって位置を合わせる
袖を持って背中の縫い目が背中の中心にくるよう調整します。
- 襟先を揃えて丈を調節する
襟先を揃えて持ちあげ、すその高さがくるぶしになるよう調節します。
- 右側→左側の順に重ねる
まず着る本人から見て右側を内側に入れ、次の左側をその上から重ねます。
左側が右側より3~4センチ上になるよう調整すると綺麗に見えます。
- 腰紐をしっかり結ぶ
先ほど整えた丈をキープして腰ひもをしっかり結びます。
上半身はたるんで構わないので、下半身がしっかりと綺麗になるよう意識しましょう!
- おはしょりを整える
おはしょりとは、着丈より余った分を折り返した部分のことです。
脇の下の小さな穴から手を入れてシワをとり整えます。
- 襟もとを整えて衣紋を抜く
襟もとを整えて背中の中心を少し引きます。
後ろ襟の部分を衣紋と言いますが、衣紋をこぶし一つ分くらいあくようにすることを、「衣紋を抜く」といいます。
- 二本目の腰紐を結ぶ
おはしょりと襟もとを整えたら、二本目の腰紐を今度は胸下くらいの位置に結びます。
- 伊達締めを締める
二本目の腰紐の上から伊達締めを締めます。
マジックテープのものもありますが、結ぶ必要のあるものは、余った部分をねじり、結び目を伊達締めの下に隠すように挟むと良いでしょう。
全体を整えて、ここまで出来たらあとは帯ですね(><
帯の巻き方はコレ
帯の結び方は種類が色々ですが、今回は最も基本的な結び方といわれる「文庫結び」について紹介します(*^^)v

- 帯の端から50センチ程を残し、帯を巻く
帯の端から50センチ程を二つ折りにし、襟もとにクリップ等で留めておきます。
残りの帯を胴にふた巻き程巻いて、ゆるまないようきゅっと引いて締めましょう。
- 帯をひと結びする
ふた巻きした後の帯と最初に二つ折りにしておいた帯をひと結びします。
その時、二つ折りにしておいた帯が上にくるようにギュッと結びましょう。
- 羽根を作って帯をたたむ
下側になった帯の先から45センチ程を羽根としてとります。
目安は肩幅より少し長めです。
羽根を作ったら帯の根元までたたみます。
帯の裏が同じ色なら屏風のようにたたむ屏風だたみ、違う色ならくるくると巻くように巻きだたみをします。
- ひだを作る
たたんだ羽根の中央を折って、ひだを作ります。
リボンの結び目を作る要領です。
上側に残していた二つ折りにした帯を中央のひだに上からかぶせ、ふた巻きします。
ぎゅっと引いて締めたら余った帯先を胴に巻いた帯の内側に差し込み、帯の下から引き出します。
引きだした帯の先はまた折り返して胴の帯の中にしまいましょう。
- 羽根の形を整え、帯を後ろにまわす
羽根の左右を下向きに折り下げ、形を整えます。
整ったら帯の結び目を体の右側から後ろにまわします。
逆向きにまわすと、襟もとが崩れてしまうので要注意!!
これで完成です(^O^)/
帯の羽根部分の長さを短めにすることでも印象が変わるので、
自分の好みの長さを見つけてみてくださいね!
ただ、着た時には「完璧♪」と思っていても、
お手洗いの時や歩いているうちにはだけてしまう…
っていうのが一番の悩みですよね。
たまにしか着ないという方が多いですし、着崩れて直すのも大変です。
そこで、次ははだけない為のコツを紹介します☆
はだけないコツはコレ!
はだけないようにするには、浴衣を着る際に次のポイントに気をつければOKです♪
コツを3点紹介します。
コツ①タオルで補正する
着物は寸胴な方が似合うと言いますが、
帯を巻く前にタオルをウエストに巻きつけてから腰紐を巻きます。
そうすることでバストとウエストの差が少なくなり、
お腹が平らになるので帯が巻きやすく、
安定してくずれにくくなります。
また、タオルがクッションとなって紐をしっかり締める事が出来るので、
痛みを感じにくくきちんと固定することが出来ます。
コツ②帯板を入れる
帯板を帯の前側に差し入れることで、
帯周りがスッキリと綺麗になります。
帯にシワが寄りにくくなるため、
帯が崩れにくくなります。
コツ③コーリンベルトを使う
プラスで道具を用意できるなら、
コーリンベルトがお勧めです♪
背中側からコーリンベルトをまわして脇の下の小さな穴から入れ、
襟もとを留めます。
二本目の腰紐を結ばなくてもコーリンベルトで
襟もとがくずれるのを防ぐことが出来、
はだけにくくなります。

はだけないようにするには、
着付けの段階でシワがないよう
綺麗に整えながら着ることが大切です。
きちんと着付けて、歩き方や座り方を丁寧にしていれば大丈夫ですよ♪
一つ一つの動作を丁寧にして姿勢を正すことで、
より浴衣姿が美しく、上品に見えること間違いなしです!(^^)!
まとめ
いかがでしたか?
普段「はだけたら大変そう…」とか
「着方がよくわからない…」と敬遠してしまいがちな浴衣ですが、
意外と簡単に自分で着ることが出来ます♪
浴衣で花火を見に行ってみませんか?花火に関連する記事はコチラからどうぞ。
↓ ↓ ↓
「広島みなと夢花火大会のおすすめスポットは?芝生席の予約は?」
「花火のたまやとかぎやの意味は?由来はあるの?」
ポイントさえ気をつければはだけにくくなるので、
ぜひコツを参考にしてくださいね。
また、マナーを知らないな~と思われないように「右前」にすることにも注意です!
ポイントを押さえて美しい浴衣姿を披露して、周りの視線を集めちゃいましょう(^O^)/