「心臓の病気が原因で倒れないか心配だ……」
なんて悩む年頃になってきた人はいませんか?
日本人の死亡原因のうち第2位に挙げられているのが心臓の病。
特に心筋梗塞は恐ろしいものとされていますね。
これに似た症状として、狭心症も挙げられます。
ですが、この二つは結構違います。
痛みの長さから損傷の範囲まで違うところがあります。
今回は、この二つについて詳しくみていきましょう。
狭心症と心筋梗塞の違いって?
では、早速狭心症と心筋梗塞の違いを見ていきましょう。
○狭心症
心臓とつながっている血管が細くなってしまい、
血液が行き渡らなくなるのが狭心症です。
血管が狭くなっただけで治れば心臓を動かす筋肉、つまり心筋にも影響は出ません。
逆に、酷くなると心筋梗塞につながる病気です。
特徴は胸の痛み。
だいたい10分くらいの短い痛みです。
血管が細くなったために行動と心臓の働きの釣り合いが
取れなくなったのが原因ですので、少し休めばおさまりますよ。
硝酸薬の投与で問題なく回復に向かうことが出来ます。
つまり、心筋梗塞の前の段階と覚えておくといいでしょう。
これが出たら、
心筋梗塞にも警戒する必要があるかもしれませんのでご注意下さい(><
○心筋梗塞
こちらは、心臓に向かう血管が血のかたまりにより完全にふさがれている状態です。
よって、心臓を動かす心筋も一部は壊死してしまいます。
壊死してしまったらもう治りません。
そしてその症状は、狭心症とは違って耐え難い痛みであり、
吐き気や冷や汗を伴います。
恐怖を感じる場合もあり、
発症時はパニックを起こして冷静な対処ができない事があります。
硝酸薬を投与しても回復しませんし社会復帰にも相当時間がかかります。
とても難しい病気ですね。
以上が狭心症と心筋梗塞の特徴と違いです。
使い分けってあんまり分からないものですが、
こうして比較してみると症状の重さが全然違いますね!
では次に、これらの発作が起きた時どう対処するかを説明いたします。
命を守り為にも大切な予防策ですので、しっかり確認して下さいね!
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狭心症と心筋梗塞、発作が起きたら?

では、それぞれの発作が起きた時の対処法を見ていきましょう。
○狭心症
第一に、安静にすることです。
心臓に負担がかかるような運動をやめて楽にしましょう。
精神的にも、落ち着きを取り戻せるように心がけましょう。
そして、心筋梗塞につながる恐れがあるので痛みが治まり次第、
すぐにお医者さんに行って検査を受けましょう。
特に、安静にしているのに狭心症の発作が起きたり、止まらなかったら要注意です。
○心筋梗塞
心筋梗塞は症状が起きてからの早期対処がカギとなります。
軽いものでも、発作が出た場合はすぐにお医者さんで検査を受けましょう。
心臓を圧迫しないために衣服を緩めておきましょう。
心筋梗塞の場合は、狭心症よりもかなり深刻で、
倒れた時に周りの助けが必要になるかもしれません。
心筋梗塞の場合、本当に頼みの綱なのは周囲の蘇生処置です。
ですから、心臓に不安がある場合は、
その状態について家族で共有し、万が一の時に備える事が大切ですよ!
これらが、万が一発作が起きた時の対処法です。
病気は突然きますので、しっかり復習して覚えてくださいね!
それでは最後に、どこのお医者さんで見てもらえばいいのかなどをご説明いたします。
狭心症・心筋梗塞の検査方法や病院について

では、最後に検査方法とどの科の病院を受診するかについて、説明していきますね!
まずはどの科の病院にかかるかについて。
これは、循環器科のある病院を受診しましょう。
検査については、心電図やエコー、カテーテルなどの検査方法があります。
カテーテルは特に精密な検査です。
内容としては管を血管内に通して心室や心房の状態を詳しく調べるものです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、狭心症と心筋梗塞についてまとめました。
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あまり使い分けを意識した事はなかったのですが、
症状が全然違うので、ご注意下さい!
また、命に関わる症状でもあるので、
万が一の時のために対策はぜひ覚えておいて下さい!
無理をせず、早期治療を忘れないでくださいね!