昇格は、昇進と似ている言葉ですが、
「昇進」が会社での地位が上がることなのに対して
「昇格」は試験を受けて「昇進に必要な資格」を得ること。
一致するわけではないこの二つですが、
どちらも喜ばしい事ではあります。
そしてこれまた、どちらの方にも報告を兼ねた挨拶が必要になります。
「初めて昇格したのはうれしいけど、スピーチの文章が思い浮かばない!」

今回は、
そんな人のために昇進挨拶のポイントや例文を紹介していきたいと思います。
昇格挨拶で大切なことは?
この項目では、昇格挨拶で大切なことを挙げていきます。
○自分の立場を意識した言葉を選ぶ
これは別に、
「堅苦しい言葉ばかりの卑屈な挨拶をしろ」ということではありません。
ただ、貴方は組織の一員であり、当然同僚や上司もいるわけです。
昇格は階級ではなくあくまで「資格を得ただけ」なのだから
なおさらそれは意識されるべきことです。
だから、
「上司や周りへの感謝」
「まだまだ自分は未熟であるという謙虚な気持ち」
を忘れないことが大切なのです。
挨拶文にはこれらは必ず盛り込みましょう。
○前向きで見栄えがして、具体的な決意表明を!
先ほど挙げたように「謙虚」になることも大切ですが、
前向きな言葉も挨拶に盛り込む必要があります。
昇格挨拶は報告であると同時に「決意表明」でもあるからです。
だから、前向きに見えるような聞き映えのする言葉を盛り込むことは大事です。
四字熟語を用いたりするとかっこいいかもしれませんね。
例えば、「意気衝天」、高い意気込みを表す言葉です。
「青雲之志」自分を磨いて高みへ行こうとする心を表す言葉。
「不撓不屈」くじけない心を表す言葉です。
このような言葉を盛り込み、なおかつ「会社にこのように貢献したい!」
という具体的な目標を盛り込むともっとグッドです!
○短めにまとめましょう
長いスピーチは誰だって嫌ですよね。
私も嫌です(笑)。
なので、「自分の言いたいことを短くまとめる」
という方法であいさつ文を作っていきましょう。
「感謝の気持ち」
「これからもお世話になるという謙遜の気持ち」
「決意表明」
などというようにまずは項目に分けて短くまとめていくなどがいいですね!
自分で読んでみて「長すぎないか?」と確認してみるのも大事です。
以上が、昇格挨拶を作成するポイントです!
では次に、例文を紹介していきますね!
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昇格挨拶の例文はこれ!

ここでは、
「そんなこと言っても、やっぱり具体的にどんな構想で書いていけばいいのかわからない!」
という人のために、例文を作って見たいと思います。
このたび、副参事に昇格いたしました○○です。
此度の昇格は上司による推薦と皆さんの支えあってのことです。
わが社に貢献できるよう青天之志を以て努力していく所存ではありますが、
昇格して間もなくまだまだ未熟ですので、
どうかこれからもお力添えを願いたいと思います。
よろしくお願いいたします。
こんな感じでどうでしょうか?
参考になれば幸いです。
上司へのお礼メールは?

昇格挨拶はあくまで部署に向けての挨拶。
なので、上司に向けては別件で感謝の気持ちを伝える必要があります。
今回はメールの形でのお礼について少し触れていきます。
メールとはいえ普段使うような気軽なものではなく、
やはり言葉遣いを選んだびしっとした文章にしましょう。
「この度は○○さんのおかげで昇格することが出来ました」など、
感謝を忘れない文にしましょう。
しかし、メールだとやはりカジュアルに見えてしまうので、
できるだけなら直接お礼に行った方がいいですね。
その方が感謝の気持ちも伝わりやすいです。
まとめ
社会人になると様々なシーンで挨拶をする必要があります。
そんな時は、こちらの記事を参考にしてくださいね!
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「新入社員歓迎会の挨拶準備!これで評価は満点!!」
「新入社員歓迎会の幹事の挨拶はコレ!例文付き!」
「新年会の進行挨拶はどうする?例文付き!」
「忘年会幹事の司会進行は?事前のメールが肝心!」
いかがだったでしょうか?
今回は昇格挨拶の一言についてまとめました!
「感謝」
「謙遜」
「決意表明」
を忘れないことが大事です!
是非参考にして、素晴らしいスピーチが出来るように頑張ってみてください!