「春分の日ってそもそも何だろう?」
こんな風に考えたことって、皆さんありますか?

祝日の一つだとわかってはいても、あまり深くは考えたことはない……
そんな人が大多数ではないでしょうか?
私も今まで深く考えたことはなかったので(笑)
でも、実は春分の日には意味合いがちゃんとありますし、
国によっても違いがあるんです!
一緒に見ていきましょう!
祝日に関する記事はコチラ!
↓ ↓ ↓
「春分の日とは?意味はコレ!」
「海の日はいつ?意味ってあるの?
ゴールデンウィークはいつからいつまで?」
「シルバーウィークはいつからいつまで?」
春分の日とは?
まず、春分の日について、軽く説明していきますね。
春分の日とは、三月にある国民の祝日です。
おおよそ、3月20日か21日になります。
ここで、「ん?」と思われた阿多もいるのではないでしょうか?
国民の祝日なのに、日付も変わるんですね。
気づいていた方はいらっしゃいますか?
実は、これが、春分の日の由来や意味につながります。
どういうことなのか、次で説明していきますね!
[adsense]
春分の日の意味と由来とは?
ここでは、春分の日の意味と由来について説明していきます!
そもそも、「春分とは何か?」から説明していかなくてはなりませんね。
春分とは、「二十四節季」という四季をさらに6つの期間に分けたものです。
その中でも春分は4番目に当たります。
二十四節季のひとつ、立夏に関連する記事はコチラ!
↓ ↓ ↓
「立夏とはいつのこと?意味と由来はコレ!」
天文学的に見ると、この春分が訪れた時には、
昼と夜が同じになります。
暦の上での春分は期間として表されますが、
天文学的には瞬間的に春分とされるんです。
さて、今回重要になってくるのは天文学の方です。
この地球と同じように、ほかの惑星も太陽の周りを動いている、
というのは皆さんご存知の事だと思います。
ただ、地球から見ると太陽が動いているように見えます。
その太陽の通り道を「黄道」と呼びます。
そして、地球上の赤道を点まで延長させたものを、「天の赤道」と呼びます。
この天の赤道は、行動と交わる場所が二つあります。
それが、「春分点」と「秋分点」です。
太陽が北から南に通過するのが春分点で、逆に通過するのが秋分点です。
春分の日は、この春分点を見かけの太陽が通過した瞬間なのです。
このため、春分の日は、前の年の2月に決定されます。
天体の動きにずれが生じる可能性があるので、
前もって計測する必要があるのです。
祝日が天体の動きによって決められるとは、普段意識しない分驚きですね。
ちなみに、国民の祝日としての春分の日には、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
という意義が含まれています。
季節の変わり目であり、ようやく春が来たと実感できる日だからなのでしょうね。
世界での春分の日はどうなっているの?
さて、春分の日が太陽の見かけの動きに左右されるのは分かりましたが、
「それじゃあ他の国はどうなっているの?」
という疑問が出てきますね。これについて説明します。
まず、天文的な意味での春分であれば、世界共通です。
地球の公転と黄道については世界共通の認識です。
ただ、それを祝日とするかどうかは別です。
イランを含む中央アジアやアフリカ、ヨーロッパの一部の国では
祝祭日とされますが、天文学的な動きによって左右される祝日自体は
世界的に見て珍しいものです。
確かに、春分になった瞬間に祝日になる国がたくさんあったら、
それはそれで大変そうですよね……
まとめ
春分の日について、参考になる答えになっているでしょうか?
天体の動きによって決まる祝日だったなんて驚きでしたね!
春分の日といえばお彼岸ですね。関連記事はコチラ!
↓ ↓ ↓
「春のお彼岸はいつから?お盆と違うの?」
春分の日は、本当に季節の境目で、
春の訪れを実感できる日だったんですね。
こう考えてみると、春分の日の意味揉んだか深いような気がしてきますね。
まだまだ寒い日が続きますが、春分の日が来るのが
待ち遠しくなってきちゃいましたね。
皆さんも、良い春が迎えられますように!