歴史

古事記の神の名前は?一覧はコレ!

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昔ばなしで「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」
というのがあるのを知ってますか?

 

私が子どもの頃は
かぐや姫や桃太郎と同じように絵本になってました。

最近またその絵本の復刻版を見たんですが、
内容を見ると神様の名前がいっぱい・・・。

何人もいる日本の神様ですが、
じゃあ「因幡の白兎」などの載っている「古事記」では、
一体何人の神様がいらっしゃるんでしょう・・・?

 

早速、調べましたよ!

 

そもそも「古事記」ってなんだったっけ?

 

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古事記は、
712年太安万侶(おおのやすまろ)によって編纂され、
元明天皇(大仏を作った聖武天皇の祖母)に
献上された歴史書です。

 

この当時、まだひらがなもカタカナも作られておらず、
文章は全て漢字。

 

万葉仮名という「読みを感じに当てはめたもの」
が使われていました。

 

例えば中国の歴史書に残る「倭王武」である可能性が高い
雄略天皇の名前「ワカタケル」を
「獲加多支鹵」と書いたりしていました。

 

ものすご~く読みづらそうですが、
当時はこれが当たり前だったんですね。

 

で、この古事記、もともとは天武天皇が
稗田阿礼(ひえだのあれ)という人物に
「歴史書を作るから、
この国に伝わっている今までの歴史を全部暗記しておきなさい」
と命じ、
必死で暗記した稗田阿礼が太安万侶らに話し聞かせて、
安万侶たちが書き取っていった、
という順に作られました。

 

こちらは万葉仮名は使うものの、
日本に古くから伝わる「大和言葉
で書かれているのが特徴です。

 

またこの当時、日本書紀という歴史書も作られていました。

 

こちらは天武天皇の息子、
舎人親王(とねりしんのう)が中心となり、
漢文、つまり当時の中国語の形で編纂されています。

 

古事記とは別に、
大化の改新で滅ぼされた蘇我氏
の邸宅の焼け跡に残っていた書物や、
朝廷以外から集められた歴史書などを
参考に作られました。

 

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古事記に出てくる神様、こ~んなにたくさん!

 

 

さてさて、日本の誕生の神話から持統天皇の時代まで
が書かれている古事記

 

どんな神様がいらっしゃるんでしょう・・・。

 

ここでは神様の数え方「」を使ってご紹介します。

 

☆世界の最初に生まれた神<三柱>

・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
・高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
・神産巣日神(かみむすひのかみ)

 

☆続いて生まれた神<二柱>

・宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
・天之常立神(あめのとこたちのかみ)

 

以上の五柱の神様には性別がなく、独身のまま身を隠してしまいました。

 

ですが、根元的な影響力を持つ特別な神様なので、特に「別天津神(ことあまつかみ)」と呼びます。

 

☆別天津神に続いて生まれた神<二柱>

・国之常立神(くにのとこたちのかみ)
・豊雲野神(とよくもののかみ)

 

この二柱の神様にも性別はなく、その後も登場しません。

 

☆引き続いて生まれた男女五組の神<五組十柱

 

男性神

女性神

宇比地邇神(うひぢにのかみ) 須比智邇神(すひぢにのかみ)
角杙神(つのぐひのかみ) 活杙神(いくぐひのかみ)
意富斗能地神(おほとのじのかみ) 大斗乃弁神(おほとのべのかみ)
於母陀流神(おもだるのかみ) 阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)
伊邪那岐神(いざなぎのかみ) 伊邪那美神(いざなみのかみ)

 

最後に出てきたイザナギイザナミの二柱の神様が、
混沌としたものをかき混ぜて島をつくり、
大八島、つまり日本列島を産んだという伝説があるのです。

 

その後イザナギ・イザナミの神は結婚し、
ヒルコ、アハシマという二人の子どもが生まれますが、
残念ながら五体満足でなかったため、
結婚の儀式をしなおして日本列島となる島々を産んでゆきました。

 

これが「国生み神話」です。

 

☆イザナギ・イザナミの子として生まれた神<一七柱
さすがに多くなったので途中省略しまして…(汗)

 

・火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)

 

この最後に生まれた「火之夜藝速男神」は別名「カグツチの神」。

 

火の神様で、彼を生むときに大やけどをしたせいでイザナミは亡くなってしまいます。

 

で、この神様たちの間にもまた神様が生まれたのですが・・・。

 

さらに亡くなるときのイザナミの体から生まれた神もいるのですが・・・。

 

ついでに、イザナギが悲しみのあまりカグツチの神を斬り殺した時に生まれた神もいるのですが・・・。

 

その数、四十柱。書ききれません!

 

さらに、なくなったイザナミを取り返そうと
黄泉の国(死者の世界)に行き、
奪還に失敗したイザナギが穢れを落とすために
禊をして生まれた神が二十三柱

 

イザナギは禊のあと、
右目、左目、鼻を洗い、
それぞれから生まれた神が

 

・天照大御神(あまてらすおほみかみ)
・月読命(つくよみのみこと)
・建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)

 

です!

 

あ~やっと天照大御神まで辿りつけました!

 

神様働き過ぎです!

 

ところで「神」と「命(みこと)」の違いってなに?

 

 

ところで、最後の三柱の神様、最後が「神」の天照大御神と、
「命」の月読命と建速須佐之男命、呼び方が少し違っていますね。

 

これ、なんでなんでしょう?

 

確認してみると、
ちょっと面白いことがわかりました。

 

日本書紀では、
」は高天原、つまり天上にいらっしゃる神々や、
高天原からこの地上に降臨された神々、
そして今の天皇家、皇室の祖先の神々に対して、
」はその他の、
高天原の神が降臨される以前から地上にいた神々に対して用いられる、
と書かれているんです。

 

実際に日本書紀ではそれに従って「命」と「尊」の使い分けがされています。

 

ところが古事記はそこまで厳密に分けておらず、
尊と命はほぼ同等の扱いをされています。

 

日本書紀では尊のほうが上という扱いですが、

 

古事記はその辺り少しゆるいんですね。

 

(まとめ)

 

改めて調べてみると、
多いことは知っていたものの
神様多すぎます!」と悲鳴あげそうになりました(涙)

 

それだけ、八百万の神
どんなものにも神様が宿っていらっしゃるという考えが
古~くから続いていたんですね。

 

お近くの神社に祀られている神様に
どんな由来があるのか、
何の神様なのか、
調べてみるのも面白そうですよね。