
「花火でよく聞く尺と号って何?」
なんてことを、疑問に思ったことはありますか?
夏の風物詩花火。とても綺麗ですよね。
様々な場所で打ち上げられる花火は、それこそいろいろな種類があります。
各地で花火大会がありますが、それによっても花火は違います。
さて、そんな花火ですが、花火に関係して、「号」「尺」というものがあります。
これらは花火のサイズを表す言葉です。
では、この二つの違いはなんだか分かりますか?
今回は花火の尺と号について説明していきますね!
二つはそれぞれどういうものなのか。上空での大きさは?など
盛りだくさんでお届けしていきますよ!
花火の掛け声に関する疑問はコチラの記事で解決!
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「花火のたまやとかぎやの意味は?由来はあるの?」
花火の尺とは?
まずは、花火の尺について説明をいたします。
日本には尺貫法という長さの単位があったのはご存知でしょうか?
寸とか尺とかですね。花火では昔まではこの単位が用いられていました。
今でもたまに使われることがありますけどね。
ちなみに、一尺は約30センチほどです。
寸単位の花火も存在します。こちらは一寸=約3センチです。
この尺や寸は花火の玉の直径の長さです。
小さいものだと二寸。大きいものだと四尺まであります。
つまり四尺玉は直径約120メートル!
大きいですね! 持ち運びが大変そうです。
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花火の号とは?
続いて、花火の号について説明していきますね。
先ほどの借家寸に代わって現在用いられているのがこの単位です。
この単位の数え方だと、3号から始まります。
3号は三寸。つまり、直径約9センチの玉ですね。
号数は一つ増えるごとに火薬の量も2倍に増えていきます。
また、号によって到達する高度や開花した時の大きさも違ってきます。
お分かりいただけたでしょうか?
つまり、現在用いられている単位が号なのです。
たまに出てくる尺とはあまり使い方に変わりはありませんが、今ではこちらの方が主流なのです。
上空では何メートルなの?

さて。花火の玉の長さについては分かりましたが、実際の花火は当然ながらそれより大きいです。
上空での花火の大きさはどれくらいなのか?
それについても触れてみることにしましょう。
上空での花火の大きさは、もちろん花火の玉の大きさに比例します。
現在最小の玉である3号玉ですと、半径30メートル。
号数が増えるごとに25メートルずつ増えていきます。
ちなみに、上がる高さも号数で変わります。
3号玉の上がる最大高度は120メートルです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
花火の大きさについてわかっていただけたでしょうか?
参考になれば幸いです。
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ただ花火を見ているだけだとあまり気にしない尺や号。
でも、こんなちょっとしたうんちくも話題にはなります。
ちょっと身近な人に披露してみてはいかがでしょうか?
今年も、素晴らしい花火を楽しんできてくださいね!