
「風邪の咳がつらすぎる……」
そのお悩み、よくわかります。
風邪となれば熱や鼻水も酷いもの。
そこに咳も入ってくればさらにつらいです。
熱と咳の合わせ技に何度も苦しめられた私も経験者の一人です(笑)
このつらい咳、どうやったら止められるのでしょうか?
そもそも、風邪の時に咳が出るのはなぜなのでしょうか?
今回は、風邪の咳について、その原因から対処法まで
詳しく見ていきたいと思います。
そもそも、風邪の時に咳が出るのは何で?
ではさっそく、風邪の時に咳が出る理由について見ていきましょう。
そもそも咳は、機関や体に入った異物を吐き出すためのものです。
煙草の煙を吸い込んだ時にむせたりしますよね。あれと同じ原理です。
じゃあ、風邪の時は何を出そうとしているのかと言うと、たんです。
たんは、外から入り込んできたウイルスやほこりなどを粘液でからめとったものなんです。
これも、体の防衛機能なんですね。
なので、風邪の咳にはちゃんとした意味があるんですよ。
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咳を止めたら良くないの?
「じゃあ、風邪の咳は止めるべきではないのか?」
という疑問が出てくると思います。
それについて回答させていただきますね。
結論を先に言ってしまうと、「咳によって止めるべきかが変わる」のです。
どういう事かというと、先ほど申し上げたたんが出る咳は止めない方がよいのです。
異物を出すための咳ですから、それは止めない方がよいのでしょう。
逆に、たんが出ない咳は止めるべきです。咳をしていると疲れますし、
酷ければ肋骨骨折なんて事態も起こりえます。
ですので、長時間たんの出ない咳が出るようであれば、止めた方がよいでしょう。
咳を止めるにはどうすればいい?
ここでは、咳を止める方法を取り上げていきたいと思います。

○加湿器を使う
これは、たんが出る咳に有効な方法です。
空気が乾燥しているとたんが出にくくなります。
ですので、加湿器で湿度を上げてみましょう。
喉を湿らせるために水を飲むのもいいです。
○暖かいものを飲む
喉が冷えると免疫力が下がってしまいます。
そのため、体の異物を出そうとする咳がなかなか止まらなくなってしまいます。
なので、暖かいものを飲んでみるという方法もあります。
ただし、あまり熱すぎると喉の粘液が刺激されたんが出やすくなるのでご注意を。
○はちみつ
はちみつを摂取すると炎症が和らぐと昔から云われていますね。
フラボノイドという成分がはちみつに含まれているためです。
これは殺菌作用もあるんです。体からウイルスを取り除くにはもってこいですね。
レモネードなどにして飲むといいでしょう。
○市販薬を使う
咳を止めるのに有効な市販薬というのもあります。
たとえば、たんが出る咳に効果的なのが、
「ストナ去たんカプセル」というたんを切れやすくするお薬です。
たんが切れやすくなると大きな塊になっていたたんが小分けになり
外に出やすくなるのです。これはたんが絡む咳には効果的な薬です。
逆に、たんが出ない咳には
「ミルコデ錠A」という気管支の炎症を抑える薬を使います。
これにより気管支を広げ、咳を抑えるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
こちらで紹介した咳を止める方法が参考になれば幸いです。
いくら体の防御反応とはいっても咳はつらいもの。
早く止めたいとは思いますよね。
是非これらの方法を試してみてくださいませ。
お大事に。