「お通夜や告別式の受付を任されたけど、マナーはどうしたらいいんだろう?」
お通夜や告別式は、あまり私達には縁がないものに思えます。
ですから、突然かかわることになった時どうすればいいのかわからなくなりますよね。
ましてや受付は遺族ではない人も任されるので余計に不安ですよね。
今回は、お通夜や告別式の受付を任された人のために、
服装のマナーや香典の受け取り方についてしっかり説明していきたいと思います!
受付の服装について
やっぱり一番気になるのは服装ですよね。
ここでは、受付の服装について説明させていただきます。
これは葬儀に来る人たちとそんなに変わりません。
白黒のきっちりした服装で、光物や派手なものは禁止。
男女別に詳しく見ていきましょう。
○男性
上下の黒スーツ。もちろん中は白のワイシャツです。
ネクタイや靴下、靴は黒一色。ただしつやのある靴などは厳禁です。
エナメルなんてもってのほか。
○女性
女性の場合はスーツに限らず、黒いワンピースでも可です。
もちろん、露出の少ないものですよ。
ストッキングやカバンのたぐいも黒一色。
靴はもちろん光らないもので、なおかつヒールの高くないもの。
ヒールについては動きやすくするため控えるべきです。
髪型も、派手にならないように気をつけましょう。髪飾り等はもちろん黒です。
受付の時の挨拶は?
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さて、弔問客への対応も注意が必要です。
遺族の代表として受付をするわけですから、しっかりとしたいところ。
受付を訪れた方には、基本丁寧語で対応。遺族の立場で対応しましょう。
初めに
「本日は、お忙しい中お越しいただきましてありがとうございます」
とあいさつするのを忘れないように。
なお、天気の悪いときは
「足元の悪い中お越しいただきありがとうございます」
と言い換えます。
また、親族の方にご挨拶をする場合などは
「この度は誠に御愁傷様でした。謹んでお悔やみ申し上げます。」
などの言葉を用いるようにしましょう。
くれぐれも忌み言葉(度々、またまたなど)は使わないようにして下さいね!
香典の受け取り方について

香典は受付が受け取ります。
ここではその時のマナーについて。
必ず香典は両手で受け取ります。
そして弔問客に芳名帳への記載を勧めます。
受け取ったら会計の人に渡しましょう。
記帳の時のマナーについて
芳名帳に記載をお願いするときのマナーについて触れていきます。
芳名帳への記載をお願いするのは香典を受け取った後です。
「恐れ入りますが、ご住所とお名前をお書き願えますでしょうか」
とお願いしましょう。
記帳が終わったらちゃんと「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。
芳名帳には番号が振られていると思うので、その番号を香典の裏に記載するのも
忘れずに。
記帳には時間がかかるので、この時に返礼品を渡す場合もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
お通夜・告別式の受付マナー。参考にしていただければ幸いです。
大人なら知っておきたいマナーについての記事はコチラ。
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「結婚挨拶の服装!女性はどうする?冬と夏で違う?」
「正月挨拶の手みやげは?実家にお伺いする際の失敗しないマナー!」
「正月の挨拶はいつまでなの?服装マナーなど常識を知っておこう!」
「お歳暮正しい時期はいつからいつまで!?送る範囲と予算は?」
受付と言えども遺族の代表として、式のセッティングから受付での対応まで
やるべきことがたくさんあり大変だと思います。初めてならなおのこと。
厳粛な場での受付。荷は重いけれども任された仕事として
この記事を参考に頑張ってくださいね。