
“泣きながら切る”
誰もが一度は苦労した経験があるでしょう。
加熱すると甘みが増し、
肉や魚の臭いを消す、
様々な料理で大活躍の玉ねぎ。
保存が効くのも大きな利点で、
食卓に欠かせない食材です。
今日は、
初心者にオススメ!
プランターで出来る!
ミニ玉ねぎも収穫出来る!
「秋まきタマネギ栽培方法」をお届けします。
プランターで育てる秋植え野菜、こちらもオススメです!
↓ ↓ ↓
「秋まき白菜の種まき栽培、プランターを使った初心者でもできる育て方」
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玉ねぎの栽培スケジュール
種まき➡玉ねぎ苗➡(植え付け)➡ミニ玉ねぎ➡玉ねぎ(収穫)

玉ねぎの種まきは9月中下旬。
早過ぎると栄養が茎葉にとられ、
遅過ぎると凍害にあう可能性があります。
種まき後は約2ヶ月かけて玉ねぎ苗に生育させ、
お楽しみの収穫は5月中旬〜6月下旬です。
玉ねぎの育て方
■種まきのポイント(9月中旬〜下旬)
深さ20cmほどのプランターに、種をバラまきします。
種が隠れる程度に土をかぶせ、
水まきすると一週間程度で発芽します。
■発芽後の管理(発芽後〜12月中下旬)
発芽後に大切なのは、水やり、追肥、間引きです。
水やりは、土表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
ただし、やり過ぎには注意!
根腐れによる生育不良の
原因となります。

美味しい玉ねぎを育てるには定期的な追肥も必要です。
一般的な化学肥料では2週間に一回が目安です。
発芽後、
均等に種まきしたつもりでも芽が密集してしまうもの。
葉が重なり合う前に間引きしましょう。
このとき、状態の良いものを残して、
虫害を受けたもの、
成長の悪いものを間引くのもポイントです。
■玉ねぎ苗(12月中下旬)
苗丈が25cmほど、太さが鉛筆位で『玉ねぎ苗』として適期です。
畑栽培の場合は、この玉ねぎ苗を畑に植え付けします。
プランターの場合は、移植せず、そのまま収穫まで生育できます。
最終的に株間約5cmになるように間引きましょう。
抜き取った苗は別のプランターに5cm間隔で移植すると、
無駄にならずたくさんの玉ねぎを収穫出来ますよ。

■冬期の生育(年明け〜3月)
冬の間は5度以上あれば苗は成長します。
収穫までは、極端な乾燥に気を付けて下さい。
3月、温かくなると成長が活発になります。
6月の収穫時期に向けて3月上旬には追肥を行いましょう。
※3月下旬以降は品質低下を防ぐため、追肥しません。

■ベビーオニオン(5月初旬)
5月初旬になると根元がぷっくり成長し、
ベビーオニオンとして最適な収穫時期になります。
本収穫用の玉ねぎは10cmほどに成長させるため、
一株おきに収穫。
カットせずに丸ごとシチューなどに使うとオシャレですよ。
■収穫(5月中旬〜6月末)

いよいよ収穫です!
茎が倒れたら収穫適期。
「収穫時期ですよー!」というサインなので
見落とさないようにしましょう。
収穫後は風通しの良い日陰に茎ごと吊るし乾燥させます。
長いもので6ヶ月くらいは保存可能です。
■さらにお手軽に…
栽培自体は容易ですが、種まきから行うと収穫まで少し時間かかりますね。
より手軽に栽培するには、
市販苗やホーム玉ねぎから始めるのがオススメです。
市販苗からなら収穫まで約6ヶ月、
ホーム玉ねぎからなら3ヶ月程度です。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
玉ねぎの栽培は
少し時間がかかりますが、
収穫する頃には、
我が子のように可愛い存在のはず。
ぜひ美味しく召し上がって下さい!
以下のような万能玉ねぎドレッシングもオススメですよ。
「手作り玉ねぎドレッシング」
http://cookpad.com/recipe/1986703