ファー付きのアウターは温かいから大活躍(*゚▽゚)ノ
でも自分で汚してしまったらどうやって汚れを落とせばいいの…?

女性のファッションに取り入れられているファーは、
温かい上に見た目にも可愛らしいですよね。
襟周りについていることの多いファーは汚れやすいのも事実です。
とはいえ、毎回クリーニングに出すのはコスト的に良くありませんよね?
そこで、自分で出来るファーのお手入れ方法を調べてみました。
ファー素材のアウターを持っている女性は必見ですよキタ━ヽ(゚∀゚)ノ━!!
ちなみに革ジャンのお手入れ方法はコチラです!
↓ ↓ ↓
「革ジャンの手入れ方法はコレ!カビが生える前にメンテナンスを!」

目次
ファーにはどんな種類がある?

Original update by:すしぱく
一概にファーと言っても様々な種類があります。
まずは良く使われているファーの種類を知っておきましょう(。・_・。)ノ
Mink(ミンク)

一般的によく使われている毛皮がミンクの毛皮です。
美しく自然な光沢と美しい色調が特徴です。
軽くて柔らかい上に耐久性も抜群なので、最も使用頻度が高いですね。
ミンクは、オスとメスで毛質が違います。
オスは大型で豪華な雰囲気があるのでストールに、
メスは軽くしなやかなのでコートに使われます。
自分の持っているアイテムがオスなのかメスなのか
考えてみると面白いかもしれませんね!
セーブル

セーブルは、毛皮の中でも最高級と言われています。
テンの種類ですが際立って優秀なファーです ぉお!!(゚ロ゚屮)屮
毛足が長く密生しているので絹のような光沢と手触りが特徴です。
刺毛、綿毛とも繊細で細く、
濃い褐色のものが良質なものとされています。
絹の感触に近く光沢もあり、温かくなる効果もあるので、
マフラーによく使われています。
ラパン/ラビットファー(うさぎ)

全体に毛足が短く、綿毛が厚く密生し、刈毛にすると美しいのが特徴です。
染色が簡単で模造として模様を作れるものはすべてラビットで作ることができます。
そういった理由から、カバンなどの小物に使われることが多いです。
軽くて肌触りがよく安価なので高級毛皮の代用として用いられます。
ミンクと並んで使用頻度が高いといえます。
フォックス(きつね)

光沢のある長めの刺毛ですが、
綿毛も密度があり豊かなボリューム感が特徴です。
毛長の毛皮ファッションの中では高価になりつつあります(〃゚д゚;A アセアセ・・・
長毛毛皮動物の代表として重要視されていて、
毛皮ファッション界では欠かす事の出来ない毛皮です。
レッキス(うさぎ)

原産地はフランスラビットの特殊な種類とされています。
刺し毛が退化して綿毛だけのものがレッキスと呼ばれます。
短くて柔らかい毛質で長さは15センチ~18センチです。
コートの襟部分などに良く使用され、毛の密度が濃く見えるのが特徴です。
短い毛質ですが、とても手触りが良いです。
ファーは自宅で洗濯できないの?
ファーは首回りについていることが多いので、女性ならファンデーションがついたり、
食事の際にうっかり汚してしまうことがあるでしょう。
そんな時、自宅で洗濯ができれば、とっても楽ですよね。
しかし、初めにキッパリと言っておきます。
ファーは自宅で洗濯をしてはいけませんヾ(`◇’)ダメッ!
ファーはとても繊細なものなので、
水洗いをすると、色落ちしたり縮んだりする可能性が高いためです。
クリーニングに出した場合も、水洗いはしません。
パウダー洗浄という粉をふりかけて汚れを吸いとるという特殊な洗浄が一般的です。
今はお洒落着洗いや洗濯ネットなど、洗うものに合わせて選択ができます。
しかしファーだけは水洗いは絶対にしないでくださいね。
クリーニングに出すか、別の方法でお手入れをしていきます。
自分でお手入れする方法は次の章で書いていきます(・ε・)ムー
普段の簡単なファーのお手入れ方法は?

Original update by:alant79
寒い日は毎日でもファーをつけて外出したいですね。
毎日キレイなファーをつけるには、毎日のお手入れが大切です。
普段からやって欲しい、簡単なお手入れ方法を見ていきましょう(・vv・) ハニャ???
- 帰宅したらファーをハンガーに吊るして風通しの良い場所にかけます。
- 手でポンポンと軽く叩いて、ファーに付いたホコリをたたき出します。
- 毛並みを揃えるためにファーをフルフルと軽く振ります。
- 毛並みに沿って出て撫でて毛並みを整えます。
毎日の簡単なお手入れはこれだけです。
毛並みを整えるために毛皮専用のブラシでブラッシングすれば
もっとキレイになります。
もし毛が絡まっている場合は、クシを用意してください。
毛皮にクシを浅く差し込んで、無理に力を入れずにゆっくりとすいていきます。
全体的に毛が寝てしまっている時は、タオルの水を切る感じで
全体をはたくと、結構ボリュームが戻ります。
風通しの良いところに吊るすだけでも、やってみてください( ̄▽ ̄) ニヤ
ファーの持ちが断然良くなりますよ。
汚れやにおいを落とすお手入れの方法は?
毎日のお手入れをしっかりしていても、時に落ちない汚れもあります。
そんな時の汚れやにおいを落とす方法も紹介します( ̄∇+ ̄)vキラーン
1.洗面器で洗浄液を作ります
洗浄液は自分が使うシャンプーや台所の中性洗剤などでOKです。
濃度は1000倍くらいに薄めてください。
2.毛皮部分を薄めた洗浄液でふき取ります
キレイなガーゼやタオルを洗浄液に付けたら固く絞り、素早く優しく拭き取っていきます。
あまり力を入れると毛がクタッとしてしまうので優しくです。
全体的に汚れている場合はスプレーをして拭き取っても良いです。
3.毛皮部分を薄めたリンスでふき取ります
洗浄液と同じように1000倍に薄めたリンス液を作ります。
同じように素早く優しく拭き取ります。
※シャンプー・リンスは香料の少ないものを使用してください。
4.陰干しで自然乾燥をします
そのままの状態で陰干しをします。
毛が濡れている状態の時はデリケートなので何もしない方が良いです。
5.完全に乾燥したら毛並みを整えます
完全に乾いたのを確認したら毎日のお手入れの時のように
ブラッシングや手で撫でて毛並みを整えます。
手を使う場合は手の甲の方が優しいので毛がふわっとなります。
番外編
ファーをもっとふわっとさせたい場合は、
リンスの後に10倍に薄めたお酢を使って拭き取ります。
毛が柔らかくなるのと同時に殺菌作用もあります。
お酢は醸造酢よりも、合成された酢の方がおすすめです(゚▽゚*)ニパッ♪
ファーの保管方法

ファーは、「湿気」「高温」「紫外線」「他のものに触れる」ことに弱いです。
そのため、カバーをかけて通気性のよいゆとりのある場所で保管をするのが基本です。
ゆとりのある場所じゃないと、ファーの毛並みが悪くなってしまいます。
また、ファーの形が崩れないように、細いハンガーではなく、
太めのハンガーに吊るしておくと良いです。
シューズのお手入れ方法を紹介した記事はコチラ!
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「ムートンブーツのお手入れで丸洗い?きれいに汚れを落とす方法とは」
「レインブーツ(ラバーブーツ)をお手入れして長持ちさせる方法」
まとめ
いかがでしたか?
ファーのお手入れで大切なのは拭き取ることです。
汚れたら水洗い…というのが一般的な考え方ですが、
ファーに限っては、拭き取る→陰干しで乾燥→毛並みを整えるが基本です。
きちんとした手入れ方法や保管方法さえ覚えておけば、
ファーは何年でも使えるし長持ちするアイテムです。
こまめにお手入れをして気持ちよくファーを使いましょうヽ(^◇^*)/ ワーイ