香典を包むときって、
お札は財布にある古いお札で良いんだっけ?
ご祝儀袋ってたくさんあるけど、
どれを選ぶんだっけ?
お札の向きにきまりはあるんだっけ?
Original update by : 足成
30代を過ぎるとだんだんお金を包む機会が増えてきますよね。
でも、お金の包み方をちゃんと知っていますか?
大人のマナーとして、お金の入れ方を一緒に見直していきましょう。
あわせて読んでおきたい冠婚葬祭に関する記事はこちらです。
↓ ↓ ↓
→「知っておきたい弔問の挨拶やマナーとは?お葬式での注意事項はコレ!」
→「結婚祝いの相場はコレ!金額に違いがあった!」
香典やご祝儀のお札の入れ方とは?
同じお金を入れるのでも、
香典とご祝儀では少しやり方が違います。
正式な場で恥ずかしくないよう、
マナーをしっかり守りましょう。
香典のお札
広く知られているマナーとしては、新札は入れないことです。
不幸を予想してわざわざ用意していたと思われてしまいます。
また、汚れたお札やシワの目立つお札も失礼になりますので、
手持ちのお札から適したものを選んで包みます。
新札しかなければ、
半分に折ってわざと折り目をつけてから入れます。
また、お札を二枚以上入れる時は
必ず向きを揃えて入れるようにします。
ちなみに、お札には表と裏があります。
お札に人物がえがかれている方がおもて、
ないほうが裏になります。
お札の表と裏どちらを上にして封筒に入れるかについては、
地域によっては決まっている場合もありますので
事前に調べておくと良いですね。
一般的には袋の表に対してお札の裏面がくるように入れ、
お札の顔が下になるように入れます。
香典袋の形式は下記の3種類です。
②お札+中袋+香典袋
③お札+香典袋
ご祝儀のお札
香典とは異なり、新札を準備しましょう。
慶事なので、きちんと銀行へ行って
新札に交換するという手間が相手へのお祝いを表します。
お札を二枚以上入れる時は、
香典と同様に向きを揃えて入れるようにします。
お札+中袋+祝儀袋の形式が基本となっており、
中袋の表とお札の表を揃えるように入れます。
香典とは逆で、お札の顔が上になるように入れます。
お札はそのまま入れる?畳んで入れる?
お札はそのまま入れるのか、
折りたたんで入れるのか迷いますよね。
基本的にはそのまま入れるのが一般的です。
香典袋や祝儀袋を購入すると
必ず中袋が付属されていると思います。
中袋はお札を折らずにそのまま入れるのに
ピッタリの大きさのはずです。
よくお年玉を折りたたんで小さなポチ袋に入れますよね。
しかし香典やご祝儀は袋の大きさがほぼ同じで、
お札はそのまま入れるのが正式なマナーです。
お札を数枚入れる場合の注意点とは?
Original update by : ぱくたそ
お札を数枚入れる場合は、
全てのお札の向きを一緒にすることは前述でお話した通りです。
ここで迷うのは、いくら入れるかですよね。
相手との続柄とゲストの年代によって入れる金額は変わってきます。
今回は30代、40代の場合をみていきましょう。
兄弟:5万円
祖父母・親戚・いとこ:1万円
友人・知人:5千円(30代)、5千~1万円(40代)
会社の同僚・部下:5千円
会社の上司:5千円(30代)、1万円(40代)
兄弟・親戚・いとこ:3~5万円(30代)、5~10万円(40代)
友人・知人:3~5万円
会社の同僚:3万円
会社の上司:3~5万円(30代)、5万円~(40代)
会社の部下:2~3万円
2万円は「二で割れる=分かれる=別れる」を連想させてしますので
お祝い事では失礼にあたると言われることもありますが、
決してマナー違反ではありません。
ただし気にする人が多いこともあり、3万円を入れたほうが無難ではあります。
袋の大きさで変わるお札の入れ方とは?
実は、入れる金額によって香典袋やご祝儀袋が
だんだん大きくなるって知っていましたか?
よく使われる1~3万円用の袋は
幅10~11cm×長さ18~19cmが一般的です。
しかし、3~10万円を入れる場合は、
幅13cm×長さ20~21cmの袋を選びます。
さらに入れる金額が大きくなって10~30万円を入れる場合は、
幅15~16cm×長さ22~23cmの袋を選びます。
意外と知られていませんが、
袋には大きさの違いがあったんです。
最近は結婚式用に可愛らしい装飾のあるご祝儀袋も見かけますよね。
見た目だけを重視せずに、
入れる金額に見合う袋を選ぶようにしましょう(*^^)v
まとめ
いかがでしたか?
香典やご祝儀には入れるお札の金額と
袋の大きさに関係があったんですね。
中袋に対してのお札の表裏や顔の向き、
新札かどうかには特に注意しましょう。
マナーを守ってお金を包みましょうね(*’▽’)