「七五三」というと、
千歳飴が欲しくて窮屈な晴れ着を我慢した思い出があります(^ω^)
自分が親の立場になってみると
七五三のお祝いって正しくはいつすればいいんだろう?
七五三の由来ってなに?など、
改めて考えることになった方も多いと思います。

Original update by : MIKI Yoshihito
年齢は満で数えるの?など、
キチンとした七五三って意外と知らなかったりしますよね。
ここでは、日本で昔から行われているお祝い行事のひとつでもある
「七五三」について紹介し
準備に必要なものなどをピックアップしてみたいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)♪
お祝いはいつするのが一般的なの?
毎年11月頃になると、千歳飴が売られだして、
晴れ着を着た可愛らしい子供たちを
街や神社で見かけるようになります。(*´∪`)カワイイ
この七五三、お参りやお祝いをする昔からの正式な日は
「11月15日」になります。
ですが今では、必ずしも11月15日にしないといけない!という事はなく、
11月前後であればおかしくないとされるようになりました。
早い方は9月末頃にされる方もいるようで、
ご家族の都合のつく日にちでお参りやお祝いをする
というケースもあるようです~(*・∀-)b
ちなみに、いつまでにするべきかという点ですが、
大晦日の12月31日までに行えば良し、とされています。
年内に終わらせることって事ですね。
12月の忙しい時では家族の都合もつきませんし、
やっぱり季節的にもおかしいですので
11月末までには終わらせておきたいですね。
七五三というと、
七歳、五歳、三歳にお祝い・お参りをすれば良いのですが、
男の子と女の子でお祝いする年齢が変わってきます。
男の子は「3歳」「5歳」
女の子は「3歳」「7歳」
という年齢が一般的なお祝い・お参りの時期です。
また、昔は数え年でお祝いしていましたが、
現在では満年齢でお祝いするのが一般的になっています。
今年(2015年)でいうと
五歳・・・満年齢 平成22年(2010年)生まれ
三歳・・・満年齢 平成24年(2012年)生まれ
のお子様が七五三をお祝いを行う、ということなります。
地域によって「数え年」か「満年齢」かが違ったり、
ご家庭の慣例によって違ったりすることもありますので、
ご近所の方やご家族に確認しておくのが良いですよ。
こんなに決まり事がある七五三ですが、
どうして七歳・五歳・三歳でお祝いするのでしょうか?
なぜ、11月15日が七五三の日なのか?
七五三のお祝いの歴史をさかのぼってみましょう。(*・∀・*)
[adsense]
七五三のお祝いの歴史について
七五三は人生の通過儀礼のひとつで、
子供がここまで無事に成長したことを氏神様に感謝し、
将来の幸福と長寿をお祈りすることが目的とされています。
昔は日本も貧困な国で、栄養失調・病気・知識不足などにより、
子供が七歳まで生きられるということは
今では考えられないほど難しいことでした。(´`)
そんな時代、朝廷や貴族たちの間で、
子供が七歳になるまでの間にいろいろな儀式が執り行われるようになったのです。
そのなかで残った3つの儀式が
七歳・五歳・三歳に行われていたこの儀式になるのです。
●髪置きの儀式・・・3歳(男子・女子)
剃っていたいた髪の毛を伸ばし始める(髪の毛が揃い始める)●袴着の儀式・・・・5歳(男子)
初めて袴をつける(氏神様から男らしさを授かる)●帯解きの儀式・・・7歳(女子)
帯を使い始める(氏神様から女らしさを授かる)
この3つの儀式は長い年月を経て、朝廷や貴族から、
武家、商人や庶民へと次第に広まっていったのです。
広まるにしたがり、最初は3つばらばらの儀式だったものが
ひとつの行事として執り行われるようになりました。
それが七五三と呼ばれるようになり、
われわれ日本人の恒例の行事として親しまれているのです。
また、七五三のお祝いの日が
「11月15日」になった由来についても触れていきましょう。
江戸時代に徳川家の息子が病弱で、
その息子の健康を祈り初めて「袴着の儀式」を執り行ったのが、
11月15日だったから、とされています。
他にも、11月15日は暦上「鬼が出歩かない日(鬼宿日)」とされていて、
何事にも最良とされる日であることも、
七五三が11月15日になった理由でもありました。
こうして七五三の歴史をさかのぼってみますと、
いつの時代の親も、子供の成長を喜び、
見守っているのだなということがわかりますねえ。(*^-^*)
七五三って、いろいろする事があって
面倒だと思ってしまうかもしれませんが、
日本人が昔から引き継いだこの、
子供の成長と健康を願い・祝うという気持ちを
七五三という行事によって表し、
子供たちにとっても将来の思い出にしてあげたいですよね。(*’v`)b
さて、七五三といえば晴れ着も着せてあげたいです!
お祝いのための衣装はどうやってレンタルすればいいのでしょうか?
お祝いのための衣装はどうやってレンタルすればいい?

Original update by :Japanexperterna.se
七五三の晴れ着といえば、
昔は親戚の人や、兄弟のみえる方なら
お下がりを譲り受けて着用するということもが多かったと思いますが、
今ではレンタル衣装を利用する人が増えてきています。
レンタル衣装のメリットは
●比較的料金が安い
●保管のお手入れが不要
というところです!(o゚▽゚)oワーイ
決まったお店がない場合は、まずはネットで検索してみましょう。
年間行事毎の衣装レンタルや、
七五三の衣装専門店などもありますよ。
ブランドものを取り扱っているお店もあり、
レンタルだからといって購入したものと見劣りする事がありません。
ただし、ネットの衣装レンタルで気を付けるべきポイントがあります。
一つは、届いた衣装が画面で見ていた感じと違う!
といった事がないようにすること。
そして、借りられる期間が決まっているという点です。
七五三は日程が定まりにくいものです。
子供の具合が悪くなったり、雨がふったり・・・。
天気は仕方ないですが、子供の体調管理など、
予定日はしっかり決めてレンタルしましょうね。(o^ω^o)
また、全国チェーンの写真スタジオなどでも
七五三の衣装がレンタルできます。
ここでお得なのは、イベント毎に行っている期間限定キャンペーン
「衣装レンタル写真撮影パック」というようなものです。
その場合、衣装の着付けやメイクまで
すべてしてもらえるのでとっても楽ちんです。
少しお高くなりますが、何もかもプロの手でやってもらえて、
自分は何かを準備することもないのでとても魅力的ですよ!(○´艸`)
七五三写真もプロが撮ってくれるので、ベストな1枚になります!
写真撮影つきパックで気を付けることは、
11月の混み合う時期になると
借りた衣装で外出できないことがあるという点です。
お店に確認して混み合う時期とずらしてパック購入しましょう。
衣装をレンタルできたところで、
写真撮影つきパックなら毎回プロに写真を撮ってもらえますが、
そうでない場合の七五三写真、
七歳・五歳・三歳と毎回撮ったほうがいいのでしょうか?
七五三写真は毎回撮ったほうがいい?
男児・女児、それぞれ2回ずつある七五三ですが、
記念写真は毎回撮ったほうがいいのでしょうか?
男女のお子さんがいらっしゃる方はその都度ということになりますが、
写真屋さんで撮影をすると結構なお値段ですよね^^;
七五三は子供だけでなく、家族の記念の日にもなります。
家族そろってキチンと正装しお祝いする機会なんて、
七五三と結婚式くらいしかないのではないでしょうか?
遠くにいてあまり会えないおじいちゃん・おばあちゃんや親戚などに、
「ここまで成長しましたよ」、「七五三しましたよ!」
という事を知らせるいい機会にもなります。
無事に成長した子供の着物姿やスーツ姿は、
やっぱり残しておきたいと思いますよね!
日本の伝統行事でもありますし、
大切な思い出のために撮っておくことをおススメします。
毎回写真屋さんでプロに撮ってもらうのもいいですし、
それはちょっと高いかなという人は
自分たちで三脚で撮るのもいい思い出になりますよ。(○ゝз・)b
まとめ
いかがでしたでしょうか?
参考になったら幸いです(^^)
七五三で一番大切なのは、
古来より引き継いできた子供の成長と健康を願い、祝うという気持ちです。
わたしは大人になり、七五三の由来を知って、
親への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
裕福になった現在の日本でも引き継がれている
とても素敵な行事だと思います。
長寿を願う千歳飴を買って、お祝いしてあげましょう!(^∀^*)