突然ですが、ししゃもって美味しいですよね~❤
そういえばししゃもの旬の季節っていつなんだろう?
おすすめのししゃもの産地ってどこ?

Original update by : Norio NAKAYAMA
ししゃもの事を考えたら食べたくなってきました!o(≧ω≦)o
今回は、ししゃもの旬の季節や産地、
ししゃもの名前の由来など、
ししゃもに関する様々なことをお伝えしていきます!
美味しい魚「ししゃも」は
いったいどこに行ったら食べられるのでしょうか!
ししゃもの旬を見逃すな!絶対食べたい秋の風物詩
塩気がほどよくきいていて、脂がのって香ばしい・・・
卵をもったメスのししゃも、美味しいんですよね!
そんなししゃもが一番おいしく食べられる旬の季節は、
いつなのでしょうか?
ししゃもの旬は、秋から冬にかけて10月~12月です。
ししゃもは産卵のため10月から12月にかけて河川へ戻り、
メスは河床の砂に産卵します。
産卵前のこの時期がししゃもの旬となるのです。
卵を持ったメスは「子持ちししゃも」と呼ばれ、
とても美味しく、お酒の肴としても珍重されています。
たいてい、メスの魚は産卵期になると脂が落ちるものなのですが、
ししゃもだけは脂肪も味も落ちず、
とっても美味しいのが特徴なんです。d(・∀・*)
秋といえばこの「子持ちししゃも」だ!
という人も多いのではないでしょうか?
ししゃもは、ビタミンA・B2・リン・カリウムなどが豊富で、
栄養分も申し分ありませんし
絶対に食べたい秋の風物詩ですよね~(^^)❤
北海道でも、漁がはじまるこの季節の
「ししゃものすだれ干し」は、
漁業地域の秋の風物詩としてとても有名なんですよ。
塩水につけたししゃもが串にささって
暖簾のように干されている光景は圧巻!
ししゃもが海岸に集まってくる約1ヶ月くらいの短い季節漁なだけに、
この時期に食べられるししゃもはまさに海の幸、旬の魚と言えますね。
実は、国産のししゃもは北海道でしか獲れないって知っていましたか?
実はししゃもは漁獲量がとても少なく、
日本で出回っているししゃもと呼ばれている魚の
9割は輸入されている魚なのです。
一時テレビでも話題にもなりましたよね。
むかし、ししゃもは大量にとれる大衆魚だったのですが、
卵を抱いたメスの乱獲によりとれる量が減り続け、
今では貴重な高級魚となってしまいました。
わたしたちがよく口にしている、
スーパーのお手頃価格ししゃもは「カラフトししゃも」といいます。
・オホーツク海からカナダ北欧に生息
・体長が大きく、うろこは無いくらい小さい
・輸入もの
・1匹100程度。
そして「ししゃも」は
・北海道太平洋岸のみ。秋になると海から川へ遡上する。
・体長は約12㎝でうろこが大きく、丸みがある。
・国産のみ。
・1曳500円以上
種類だけでなく、特徴もこんなに違うんです!
しかもお値段、すごく違うんですよね~!(゚д゚)
でもますます食べたくなりました!
ところで、ししゃも・ししゃも・・
何度も言っているとかわいい響きの名前ですが、
漢字ではどう書くのでしょうか?
魚って漢字で書くとおもしろいんですよね。(○´艸`)
ししゃもにも云われがあるんですよ。
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柳葉魚。ししゃもを漢字で書くとこうなります。
柳の葉の魚。「柳葉魚」(ししゃも)
ししゃもを漢字でかくとこう書きます。
アイヌ語の、柳は「シュシュ」、
葉は「ハム」に由来しています。
アイヌの民話でこんなお話があります。
天に住む雷神(カンナムカイ)の妹が暇をもてあまし、
と鵡川の水源地に降りてきました。
ところがそこに住む人々が飢饉で食べ物がなく、
途方にくれていたのです。
そこでカンナムカイの妹は天に向かって助けを求めました。
天の神々はたいそう驚き、
フクロウの女神が雷神のものである柳の木の枝を杖にし、
魂を背負って地上に舞い降りました。
そして、魂を入れた柳の葉を鵡川に流したところ、
みるみるうちに柳葉魚(ししゃも)になり、
人々を飢饉から救ったと伝えられているのです。
他にも諸説ありますが、
柳の葉がししゃもになったというところは同じです。
そういえば、ししゃもって細くてさわやかで、
柳の葉にそっくりですもんね。
素敵な云われですよね。(●´∪`)
そんな伝説の神々への感謝の気持ちをあらわし、
北海道のむかわ町ではししゃもを「町魚」として制定しています。
また、柳葉魚を与えてくれた村の守り神の雷神や、
海と川の神々に豊漁を願う儀式として、
「ししゃもカムイノミ」という儀式を
ししゃも漁の前に行っているそうです。
ししゃもって神様の魚なんですね。
北海道とししゃもの強いつながりがわかってきました。
次は、北海道おすすめの
鵡川町ブランドのししゃもをご紹介しましょう。(●ゝωб)q
北海道のししゃもは違う!おすすめの鵡川町ブランドとは?

Original update by : cyberwonk
ししゃもといえば、北海道むかわ町です。
ししゃもの旬の季節、
10月になるとむかわ町はししゃも一色になります。
むかわ町を流れる川、
鵡川で生干しされたししゃもは全国でも有名です。
ししゃもはその昔、地元でのみ食されていた魚なのですが、
地元の人々の努力により、
絶妙な塩分や乾燥加減で生干しした
「干ししゃも」が全国的に人気になりました。
秋になるとテレビでも
ししゃものすだれ干し風景が報道されますよね。
「ししゃもと言えばむかわ町」というくらい
むかわ町ブランドのししゃもは愛されています。
輸入されているカラフトししゃもと違い、
北海道むかわ町のししゃものオスは、
あぶらがのっていて美味しいと評判です。
また、卵をもったメスも脂がたっぷりのって
ふくよかな味でまた絶品。(丿A`*)クーッ
触感がカラフトししゃもとは全く違うと言われています。
さらに、むかわのししゃもはオスも絶品!
実のところ、
身の味はメスよりもオスのほうがおいしいんですよ(^^♪
ししゃも寿司、ししゃも釜飯、ししゃも鍋、ししゃも酒・・・など
むかわ町ブランドのししゃもを堪能しましょう!
ネットで購入も可能ですよ~♪
むかわ町 ししゃも で検索してみましょう!
またむかわ町では、
「むかわ町ししゃもブランド推進協議会」も設立され、
旬の季節になると料理店が連携し
「おすすめのししゃも料理」を展開しているそうです。
ししゃもをとるだけでなく、
自然災害からししゃもを守ったり、
ししゃもが川へ遡上する手助けもしているとのこと。
ししゃも漁は10月からスタートするので、
むかわ町へししゃもを堪能しに行ってみるのもいいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ししゃものことを知る参考になりましたでしょうか?
もうすぐししゃもの旬の季節になりますよね。
ぜひ、カラフトししゃもではなく、
日本が誇る本物のししゃもを食べてみてください!
私はオスとメスの食べ比べをしてみようかな!(人´∀`)❤