これから少しずつ寒くなっていき、
流行りだすのがインフルエンザです。
生まれたばかりの乳幼児がインフルエンザを発症しないか
心配になったりすることもありますよね。
インフルエンザの予防接種もありますが、
どのタイミングでしたら良いのか、
分からなかったりすることもあるかと思います。
そこで今回は、
生まれたばかりの乳幼児を育てているお母さんのために、
インフルエンザがどんな病気なのか、
予防接種の時期はいつが良いのか、
ご紹介したいと思います。
予防接種と合わせて、家庭でできる対策はコチラです!
↓ ↓ ↓
インフルエンザとは?
インフルエンザとは、
インフルエンザウイルスが体内に入ったことで発症する病気です。
症状は発熱、寒気、せき、鼻水など一般的なかぜの症状と似ていますが、
インフルエンザは一般的なかぜと比べて「重症化」しやすい病気なので、
かぜと区別されています。

インフルエンザウイルスはA型B型C型に分けられます。
A型インフルエンザ、
B型インフルエンザってよく聞きますよね。
では、これらの違いとは一体、
どんなものなのでしょうか。
A型は、一定の形ではなく違った形のウイルスに変化して感染します。
そのため、色んな人の弱いところを攻撃してくるので、
大流行しやすいのです。
その反対でB型は、決まった形でしかウイルスは感染しないので、
A型よりも流行しにくいインフルエンザです。
C型は、幼児が発症するインフルエンザです。
「小さいときにインフルエンザにかかったな~」
と思い当たる人もいるかと思いますが、
それはC型インフルエンザのケースが多いようです。
C型インフルエンザの名前は聞いても、
実際に感染した人はあまり聞かないと思っていましたが、
幼児に限定されて発症するインフルエンザだったのですね!
小さいお子さんを持っている親御さんは、
ちょっと怖いと思うかもしれないですね。
最適なインフルエンザ予防接種時期は?

妊婦さんや乳幼児の
最適なインフルエンザ予防接種時期は
一体、いつなのでしょうか?
そもそも妊婦さんは、
妊娠中にインフルエンザの予防接種を受けて良いのでしょうか!?
基本的には妊娠中のインフルエンザの予防接種は可能です。
しかし、妊娠初期は自然流産する可能性が高いので
避けた方が良いと言われています。
それに加え、
まだ日本では妊娠中のワクチン接種が安全という保証が低いです。
なので、妊娠後期になってからワクチンを摂取する妊婦さんが多いです。
防腐剤が含まれているワクチンがあるので、
クリニックで確認してそのワクチンを接種すると良いでしょう。
乳幼児のインフルエンザ予防接種時期は、
生後6ヶ月以降になります。
1歳近くになってくると、外に出る回数も増えてくるので、
1歳が近づいて来たら予防接種を受けると良いでしょう。
乳幼児はインフルエンザの感染がないので、
まだ免疫がついていません。
その為、4週間ほど間隔をあけて2回接種するようにしています。
人によってインフルエンザの予防接種の違いが出てくるので、
自分の年齢や立場でどの時期に予防接種を受けたら良いのか、
これをきっかけにきちんと考え直してみると良いですね!
予防接種による副作用は?

予防接種は、体内にインフルエンザウイルスと戦ってくれる
微生物を入れる行為になります。
そのため、体が「菌が入ってきたぞ!」と勘違いをして、
発熱などのかぜの症状に近い反応を出してきます。
これが、予防接種による「副作用」です。
これは「正しい副作用」の出方になります。
人によっては、アナフィラキシーショック反応といって
予防接種のワクチンによるアレルギー反応で
呼吸困難を起こす場合もあります。
これはとても危険な副作用の出方なので、
そのような副作用があることも 頭の隅に入れておくと良いでしょう。
インフルエンザワクチンは、
本当に効果があるのか? 危ないものではないか?
というような声が多々出ています。
それでも、インフルエンザにかかった場合に
ある程度、症状を和らげてくれるので、
予防接種はきちんと受けといた方が良いでしょう。