最近のもっぱらの悩みは上司の愚痴・・・・
必ずと言っていいほどいつか誰もがぶち当たる、
「上司の愚痴聞き役」に困っていませんか??

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どの職場にも一人はいる「愚痴っぽい人」。
話を聞くのも正直うんざりするし、対応にも困りますよね?
多少の愚痴は社会につきもの。
「愚痴」は、いい意味で言うと困難を共有し
人間関係が深まる場合もあるので一概に悪いものではありません。
しかし、そうだとしても毎日のように気化されれば、
精神衛生上あまりよくないですよね・・・
今回は、そんな悩みを持つ方必見のお話です。
愚痴が多い人との上手な付き合い方は?
人の愚痴が多くなる状況には2パターンあります。
- 環境
- 性格
まずこの二つに分けて、このそれぞれのパターンごとのお付き合いの仕方についてお話していきましょう。
1の「環境」の場合です。
もともとそんなに愚痴をこぼすタイプの方ではないはずですが、置かれた環境や立場、仕事内容などにかなりのストレスがかかっていて、部下のあなたにまでこぼしてしまうような状況と言えます。
その方はきっと、愚痴をこぼしている自覚もありますので、もしかしたらため息交じりの、「愚痴なんだけどさ・・」というような、申し訳なさそうなセリフを時々挟み込んでいるかもしれません。
その場合のあなたの賢い対策は・・・
これはただただ、聴いてあげることです。
愚痴をこぼしている自覚のある方は、おそらく聴いてくれるあなたにも感謝が出来る人です。なので、聴いてもらうことで関係が深まり、あなたにもプラスの存在になる可能性があります。
愚痴に対して、あなたの答えは要りません。
“聴くだけ”の場合の【基本返事ベスト3】です。
- 「ええ、はい・・」
- 「そうですか(orそうなんですね)」
- 「なるほど」
この3つを話の流れに合わせてうまく使い分けると、
相手はなんとなく聴いてもらってる感が出てきます。
そうしている間に話が終わるタイミングが必ずきます。
目線は斜め下、目をみる・・のを繰り返して聴いてくださいね。
辛いからといって、明後日の方向をみていると、聴いてない感がハンパなく出ます。
2の性格の場合です。
これは、自覚がないのでちょっと厄介です。
基本的には【基本返事ベスト3】で良いのですが、エンドレスの可能性が高い。
なぜならば、人には愚痴に聞こえているけれど、本人は日常会話のつもりなのです。
このままでは、このタイプとの付き合いが辛くなる場合が多いかもしれませんね。
返答3パターンに加えて対策を次からみていきましょう。
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愚痴が多い人との付き合い方は?
あまりにも毎日のように、それも日課のように愚痴をこぼす人には、
どのような対処をするのが良いのでしょうか?
それには
もっぱら、「聴いてる素振りで聞き流す」ことです。
聴く・・・相手の話の内容をつかみ、受け止めるという意味を含んできます
聞く・・・聞こえているけど考えない
「きく」という漢字をこのような使い分けで対応に心がけることです。
これも、社会人として上手に社会を渡り歩くために
とても重要なスキルなんですよ!
話している人は相手が明らかに「聴いて」いないと思うと不快に思い、関係が悪化する可能性があります。“あなたの話をちゃんと受け止めています”と見せて、自分はその内容について考え過ぎないこと。
自分のストレスが減り、他人の愚痴が気にならなくなってきます。
これはあらゆる愚痴への共通の心がけと言ってよいでしょう。
愚痴を聴いていてしまって辛くなる理由は、
自分が共感できない嫌な情報が入ってくる不快感と、
他人の負のエネルギーの重量感。
この2つによります。
なので、“聞く”こと。
それでも、時間が長くなってくると、しんどくなってきます。
次項から、上手な切り替えかたについてお話していきましょう。
愚痴を助長させてしまう聞き方がある!?

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ふんふん。と話を聞いていると、
愚痴がエスカレートしてしまうケースがあります。
このような場合、控えるべきなのは「過度な質問」です。
“過度”の程度がキーポイントです。
ある程度話の流れで質問自体は出てくると思いますが、
同じ話が2週目に入ったり、辛くなってきたら質問を控えることです。
人は話の内容に対して質問されると話ペースに調子が出てくるものです。話に興味を持ってる感が出ると、事実以上に話を盛ってしまったり、関連する出来事など思い出してどんどん話してしまう、という場合があります。
とっても暇すぎて、暇すぎて、愚痴でもいいから聞きたい時は、どんどん質問しましょう(笑)
ポイントは主に5W1Hです。
Who(誰)
What(なぜ)
When(いつ)
Where(どこで)
Why(なぜ)
How(どのように)
なので、助長しないためにはそれらの質問を控えめに・・・(^^)
相手の話のペースに合わせて、
基本返事3&“聞く”姿勢で、話を転換するタイミングを待ちます。
次はその、話を転換させるテクニックについてお話ししましょう。
愚痴から上手に話題を転換させるには?
話題の転換ポイントは、わずかな“沈黙”です。何となく上司も一話済んだ感があったり、話が2週目に入ったりで、もう話を変えたい!
そんな時はわずかな沈黙のタイミングがチャンスです。
これには自然に他の話題に繋げるための
雑談力スキルを身につけていくことが重要ですね。
沈黙だからといっても、いきなり「最近の阿部政権は・・・」とか、「ロシア軍のウクライナへの軍事介入は・・」とか言い始めると、上司はきょとんとしてしまうので気を付けて。
殆どの切り口で使えるのが、“時間”の話です。
ふと時計を見て、「あ、、○○時ですね・・」と切りだしてみましょう。
決して「もう○○時」と言ってはいけませんよ!!
話聞いてたらこんな時間だよと言っているようなものです。
大体の人は「おお、○○時か・・」と言いながら『次の予定は何だったっけ?』とか、『この後どうするんだっけ?』と思考が変化するのです。
そこで、あなたは、翌日の仕事の話や、これからの予定の話をすかさず組み込みます。
その場を切り上げたいのなら決して、「何の予定もないんですが・・・」と言ってはいけません。
まだまだ聴けますよというアピールになってしまうので・・。
「明日はこれをやる予定なんですよね・・・」とか、「買い物して帰らないと」(コンビニでもいいから)などといった感じで、次の行動の話をしましょう。
おおかた、「じゃあそろそろ帰るか・・・」のような流れになりますし、話題なら変化していきます。
それでも話が続く人は、話が長いことに気が付いていないので、もし帰りたい状況なら「そろそろ・・・・」という言葉だけ切り出しましょう。
その次は「そろそろ行きましょうか・・」です。
言い回しはソフトに心がけて。
とりあえずその場から離れることができるはず。
これが、相手との関係を平穏に愚痴地獄から抜け出す話題術です。
まとめ
いかがでしたか?
社会はあらゆる困難が待ち受けています。
人は愚痴によって命を取られることはありませんが、
愚痴聞きすぎにより、とてつもない疲弊をもたらします。
それらも上手に聞いて、流して、人間関係を構築することが出来たら、
あなたのストレス源は少なくとも一つ減ることになるでしょう。
適度に、流して頑張ってくださいね(^0^)/