手作りでかばんや小物入れ、パジャマなど作ろうとしたとき、
裁縫をすることになりますよね。
裁縫で必ず必要となるのが、布にしるしをつける作業です。
その目印となるしるしをつけるものがチャコペンです。
今回は、裁縫には欠かせないチャコペンについてお話していきます。

チャコペンとは?
チャコペンとは何でしょうか。
小学校や中学校の家庭科の授業で布から形をとって
裁断したことがある人は使ったことがあるものです。

チャコペンは、布を裁断する際に使う、布にしるしをつける裁縫道具で
最近では様々なチャコペンが使われています。
そのチャコペンについてご紹介していきます。
チャコペンの種類と失敗しない選び方
チャコペンには様々な種類のものがあります。
有名なチャコペンは鉛筆タイプのものです。
この鉛筆はチョークを鉛筆にしたようなもので、
まさにチョークのように書くことができます。
鉛筆の反対側にはブラシがついており、
チャコペンで書いた線を消す事ができます。
また、最近では、鉛筆タイプのものだけでなく、
ペンタイプのものも販売されています。
ペンタイプのものは水で消えるものや、
時間とともに消えるものなどがあります。
いつの間にか消えてしまったということを防ぐには
鉛筆タイプのチャコペンがおすすめです。
鉛筆タイプのチャコペンはウールなど
しるしがつけにくい生地にもしるしをつけることができます。
生地によって、どのチャコペンを使うか決めるといいのではないでしょうか。
チャコペンについていろいろ教えてもらいました!
チャコペンの消し方は?
チャコペンを書いた後、布のしるしが残っていると気になってしまいます。
出来上がったものにチャコペンのしるしが残っているのは恥ずかしいですよね?
チャコペンはそのしるしの用が終わったら消すと良いでしょう。
ここではチャコペンの消し方についてみていきましょう。
鉛筆タイプのチャコペンは、反対側についているブラシでこすって
しるしを消すことができます。
どうしても消えない場合は、テッシュや綿を水で濡らし
優しく「ぽんぽんぽん」と叩いて、その後拭いてみて下さい。

また、水で消えるタイプのチャコペンは、
洗濯することでチャコペンのしるしを消せます。
時間が経つと消えるタイプのチャコペンについては、
時間が経てば自然にしるしが消えるので、
時間を置けば消えるので特に何もする必要はありません。
チャコペンの代わりに出来るものは?
布にしるしをつけるのにチャコペンを使うのがいいでしょうが、
チャコペンの代用になるようなものは何があるでしょうか?
調べてみた所、鉛筆も意外と使えるようです。
2Bぐらいの柔らかい鉛筆を使うと
チャコペンのように書きやすく使うことができます。
ただし、鉛筆のしるしを消すのには消しゴムで消さなくてはいけません。
消しゴムで消すという面倒な作業が加わることになりますのでご注意下さい。
また、チャコペンのほかには、チャコペーパーを敷いて
ヘラを使うという方法もありました。
ヘラで布にしるしをつける方法です。
この方法ではヘラによって布をへこませてしるしをつけるので、
それを消すという手間は省けます。
さらにさらに、ヘラのほかにもルレットというものもあります!
ルレットはチャコペーパーの上から跡をつけて布にしるしをつけます。
素材が痛んでしまうので、ルレットを使う場合は
あまり強い力を入れ過ぎないように注意して下さい。
少し強めの力で数回往復させる事でしっかりとした線を引く事ができます。
如何でしたか?
布に線を引く為の方法は色々あるんですね。
ぜひ好みの方法で楽しく裁縫をしてみて下さい。