やらなきゃって思うけど、やる気が全く沸いてこない・・・(@_@;)
身体もなんとなくだるいし、これってもしかしてなにかの病気??
Original update by : デヴィナ・ディアナ
頑張りたい気持ちはあるのに、だるくて体がやる気が出ない状態が続くと、
もしかすると病気なのではないかと不安になる事もありますよね?
今回は、そんなやる気がでなくなる症状のある病気や、その対応策などについてまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
目次
やる気が出ない病気ってあるの?
前までたくさんあったやる気が最近出て来ない・・
身体に特に症状はないけど、だるくて・・
こんな症状が続くと不安になってしまいますよね(-_-;)
しかし、やる気が出なくなるような症状のある病気ってあるのでしょうか(・・?
実はやる気が出なくなってしまうような病気はいろいろあるのです。
主に、うつ病や橋本病、自律神経失調症などがあげられます。
まず、うつ病の場合は「やる気がでない」というのは病気の症状のうちのひとつとなります。
他にも、これまで楽しんでいたものが楽しめなくなってしまったり、自分に価値がないとか申し訳ないなど罪悪感に悩まされるといった気持ちの面での問題も出てきます。
やる気が出ないだけでなく、決断力や思考力、集中力の低下といった症状も同時に起きるのも特徴的です。
もちろん、これ以外にも様々な症状があり、症状が複合的に起きてくる場合もあります。
食欲や体重の増減や睡眠障害などの身体的な症状も一緒に出ます。
また、橋本病は甲状腺の機能が低下する病気です。
甲状腺の病気と言えばバセドウ病がありますが、バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に生成される甲状腺機能亢進症で、橋本病はホルモンの減少によっておきる甲状腺機能低下症です。
橋本病は精神面ではやる気がでない、ぼーっとする、いつも眠い、おっくうになるといった症状がでます。
身体面では倦怠感、寒がり、皮膚の乾燥、徐脈、咽頭の腫れ、むくみ、便秘、汗をかかない、食欲減退、体重の増加などがあります。身体的面より精神面で症状が現れる場合が多いようです。
身体面の症状は気づきにくいものが多いので、やる気のなさ+上記のような症状があるようなら、一度内科を受診してみて下さい(^^)
自律神経失調症は、全身の器官をコントロールする自律神経のバランスが崩れてしまう病気です。
全身の器官をコントロールする自律神経の病気ですので、特に原因が思い当たらないのにさまざまな症状がでます(+_+)
精神的には、イライラ、不安感、落ち込む、疎外感、やる気が出ない、感情の起伏がある、憂鬱になるなど。
身体的には、慢性的な疲労感、めまい、頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、下痢、耳鳴り、頻尿、残尿、体の震えや手足のしびれなどです。
特に原因が思い当たらないのに上記のような症状が出ていたら、女性に多い自律神経失調症かもしれません。
自律神経失調症だけを発症する場合もありますが、うつ病とも関連がある場合があり、両方発祥してしまう事も少なくありません。
この自律神経失調症、男女比で言うと圧倒的に女性がなりやすいといわれています。
もう少し、この自律神経失調症について調べていきましょうか・・・
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女性に多い自律神経失調症の可能性も・・・
女性に多いと言われている自律神経失調症は、どのような病気なのでしょうか(・・?
自律神経は生きていくのに必要な呼吸や消化、血液の流れなどをコントロールする重要な神経です。
交感神経と副交感神経とでできており、両方の神経の安定したバランスによって体の調子を保っています。
しかし、そのバランスが何らかの理由で崩れてしまうと、身体のあちらこちらに支障をきたしてしまいます。
それが自律神経失調症なのです。
そして、自律神経失調症はたくさんある要因が絡み合って発症すると考えられています。
考えられる要因は主に下記のとおりです。
生活のリズムの乱れ
夜更かし、夜型、夜勤、不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視したライフスタイルによる自律神経の乱れ。
ストレス
仕事などの社会的ストレスや人間関係によるストレス、環境の変化など過度のストレスの蓄積による自律神経の乱れ。
体質
生まれつき虚弱体質の人は自律神経が過敏で、ちょっとしたことで乱れやすくなります。
ストレス耐性が弱い
NOと言えない、感情の処理がヘタ、気持ちの切り替えが苦手、人からの評価が気になる、依存心が強いなどストレスに対しての抵抗力が弱い人も自律神経失調症になりやすい傾向があります。
女性ホルモンの影響
自律神経失調症が女性に多いといわれる理由がこれです。
自律神経の乱れは女性ホルモンに影響されることが多いことから、女性に多いと病気だと言われています。
女性は一生の間、女性ホルモンのリズムの変化とともに過ごしています。この変化が自律神経の乱れに影響を与えてしまうようです。
要因で思い当たるふしはあったでしょうか?
もし、思い当たることがあったら病院に行って見てもらい、しっかりと治療をした方がいいでしょう。
でも、これらの症状はどのような病院の何科で診てもらうのが良いのでしょうか?
病院を受診するほどでもないかな、とお考えなら、まずはこちらの記事を一読しておきましょう。
↓ ↓ ↓
何もやる気が出ないのはなぜ?原因と対策はコレ!
病院は何科で診てもらうといいの?

Original update by :すしぱく
だるくてやる気が出ないと一口に言っても、人によって症状がいろいろです。
頭痛や倦怠感なら内科?頻尿、残尿感なら泌尿器科?めまいなら耳鼻咽喉科?etc.(+_+)
どのような病院を選び、何科にかかったらいいのでしょうか(・・?
判断しかねる場合には、診療科にて相談してみるとよいでしょう。
思い当たる病気がありながらも放置をおしていると、症状が悪化してしまうおそれがあります。
しかし、最初から病名を決めつけてしまわずに、その時の症状に合わせて受診をした方がよさそうです(^^)
その症状が出る他の病気の可能性もあります。そこで治療を受け、症状が改善するかもしれません。
その診療科でも原因が判らなかったり症状も思うように改善しない場合には、心療内科の受診を考えてみることをおすすめします。
心療内科は精神的な部分と身体的な部分を合わせて診てくれる科です(^_^)
心療内科というと、精神科のイメージも強いため、ちょっと二の足を踏んでしまいそうですよね。
でも、精神的、身体的ないろいろな要因が複雑に絡み合って発症する自律神経失調症は、両方の面から診てくれる心療内科の受診が適してようです(^_^)
自律神経失調症の場合、治療は可能?
いろいろな要因が絡み合って発症する自律神経失調症。
もし自律神経失調症と診断された場合には、治療法はあるのでしょうか(・・?
自律神経失調症には4つのタイプがあります。
- 本能性自律神経失調症・・・元々持っている体質によるタイプ
- 神経症型自律神経失調症・・・感受性が敏感すぎてストレスを感じやすいタイプ
- 心身症型自律神経失調症・・・ストレスが原因でもっとも多いタイプ
- 抑うつ型自律神経失調症・・・心身症型が進行してうつ状態がみられるタイプ
自分のタイプをしっかり知ることが、
自律神経失調症の治療の第1歩と言われています。
そのタイプを見極めた上で治療が行われます。
薬物療法
自律神経失調症が原因で現れる症状を薬で緩和する療法です。
自律神経の機能を調整する薬や抗不安剤、睡眠誘導薬、漢方薬、ビタミン剤など。
一般心理療法
自分自身のことや原因となっていること、心理的背景、心の混乱などを理解し、
整理していく治療法です。カウンセリングや行動療法、認知療法などがあります。
整体療法
身体のゆがみをとり、身体に現れている症状を緩和する療法です。
骨盤や背骨、頭蓋骨、内臓のゆがみからくる身体の症状を取り除き、
理的な不安をなくして自律神経失調症を治りやすくします。
自立訓練療法
一種の自己暗示をかける療法です。自己暗示をかけることで緊張などをほぐし、
交感神経の働きを弱め副交感神経を活発にします。慣れると自分でも行える療法です。
病院ではこのような治療を症状をもとに組み合わせて、
その人に合った療法を行っているようです。
また、日常で行うと効果的なこともいくつかあります(^_^)
ゆる体操やウォーキングなどで身体をほぐしたり適度な運動をする事は、
自律神経の乱れを整えるのに効果があるとされています。
また、ヒーリング音楽や好きな音楽を聴くことでアルファ波が増え、
副交感神経が高まります。
日に何度かゆったりした気持ちで深呼吸をするのもおすすめです、身体や心をリラックスさせてくれます。
また、朝起きたら朝日を浴びることも、体内リズムを正しく整えてくれることにつながるので
ぜひ試してみて下さいね。
日常で簡単に行えることなので実践してみて下さい(^_^)
まとめ
いかがでしたか?
身体がだるい、やる気がでないたいしたことではないようで、とても辛いことですよね(;O;)
もし、心当たりのある症状があれば、受診してみてはいかがでしょうか?
日頃の生活でも体のリズムを整えていく手助けはできますが、やはりしっかりと病気かどうかを判断してもらう事や、適切な治療を受けることは大切なことです。
やる気が出ないという事を決して、軽視せず向き合うことも大切ですよ。