健康/病気

激しい陣痛をおさえるには?痛みが出てから出産までの流れとは?

出産予定日までもう間近!

赤ちゃんグッズもママグッズの購入も終わり一安心の時期です。

でも、初めての出産の方は、
期待と不安でいっぱいですよねヾ(・ω・`;)ノ

 

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子どものいる友達に出産の話を聞くと、
「すごく痛かったけど忘れちゃうよ!」と答えられちゃいますよね。

鼻からスイカ?おなかにドリル?はたまた腰にハンマー?

いろいろ例えはありますが、どういう風に臨めばいいのでしょうか。

陣痛から出産まで、痛みについて一緒に考えてみましょう(´_`。)

 

出産間近の陣痛の特徴とは?

 

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よく初めての妊娠の方で勘違いしているのは「陣痛はずーっと痛い」と思っているということです。陣痛はずっと痛いのではなく、痛い時間と痛くない時間の間隔を変化させながら繰り返しやってきます

陣痛は一般的には、生理痛くらいの痛みから始まるといわれています。
その痛みが、「10分間隔で20~30秒」続くようになったらお産の始まりです。

まだ最初は余裕があるので、痛みがおさまっている間に、
入院グッズを準備したり病院へ連絡したりするとよいでしょう。

 

他の痛みの感じ方としては、腰や背中に痛みを感じる、
吐き気がする、熱っぽくなる、といわれています。

思ったより最初は怖くなさそうですね(( (っ´ω`)

 

お産は分娩第1期から第3期に分かれていています。

第1期が陣痛スタートから子宮口全開までです。

ここまでで、初産婦だと10~12時間、経産婦だと4~6時間といわれています。

第2期は出産までで、初産婦だと1~2時間、経産婦だと30分から1時間ほどです。
その後、分娩第3期といわれる胎盤排出が15分前後で行われ、お産終了です!!

 

とっても長丁場なんですね…。

中には陣痛が始まってから出産に至るまで、2日ほどかかる人もいますので、
本当に様々だといえます。

では、その陣痛スタートからお産まではどのように進んでいくのでしょうか!?

 

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陣痛からお産までの流れとは?

陣痛開始から出産までの流れはざっとこのようになっています。

まず、子宮口全開になるまでの分娩第1期は準備期・進行期・極期に分かれています

準備期というのは陣痛のスタートで、10分間隔で陣痛が来ている段階です。

進行期に入ると、子宮口が3センチに開き、陣痛が5~6分間隔から2~3分間隔になっていきます。痛みを感じている時間も伸び、1分ほどになります。

 

極期に入ると、子宮口は7センチに開き、陣痛は1、2分間隔、痛みも1分以上に。
このころ、順調にいくと破水が起こります。

そして、ついに子宮口全開の第2分娩期に突入することに・・・!
第2分娩期は痛みのピークです。

赤ちゃんはママの産道をくるくると回旋しながら生まれてきます。
いきむタイミングは助産師さんが頼りになるでしょう。

頭が出てきたら、もういきまなくて大丈夫です。
力を抜いておなかの力だけで出てきます。

 

もし、この段階で赤ちゃんが上手に回旋しないなどの要因で経過がよくない場合、
帝王切開になる場合もあります。

出産で終了!と思いきや、また弱めの陣痛で第3分娩期に入ります。
最後は、胎盤を出しておしまいです。これを、後産と呼びます。

また、この時に会陰切開の縫合を行います。

 

やっぱり痛そう・・・大変そう・・・
私でも陣痛乗り越えられるのかなと心配になってきますよね。

みんなはどうやって陣痛の痛みをおさえてきたのでしょうか?

 

激しい陣痛をおさえる方法とは?

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Original update by : プロフォト

 

正直に申し上げると、陣痛の痛みをなくすことはできません。

しかし、工夫次第では多少和らげることは可能です。
いくつか例をあげていきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

とにかくリラックスをする♪

まずは深呼吸をしましょう。

好きなアロマオイルがある方はハンカチにたらしておいてもいいかもしれません。
好きな音楽を聴くことも効果があるといわれています。

 

楽な姿勢を見つける♪

壁に寄りかかってみたり、椅子に座ってみたり、四つん這いになったり…
と人によって違うそうです。きっと楽な姿勢が見つかりますよ。

 

マッサージをする♪

息を吸いながらおなかの中心から腰の方へ、
はきながら腰からおなかの中心へマッサージをすると楽になります。

 

マッサージしてもらう♪

おなかの方は自分でマッサージできても、腰・お尻は無理ですよね。
そんな時は家族に協力してもらいましょう

腰をなでてもらったり、テニスボールでお尻を押してもらったり。
旦那さんが頼もしく見える時かもしれません。

 

自分を信じる♪

最終的には痛みをポジティブに受け入れることが大切だそうです。

逆に痛みで体が緊張してがちがちになると、痛みも強くなるといわれています。

赤ちゃんと一緒に乗り切ろう、と前向きにとらえましょう。

 

なんとなく、陣痛については分かってきたように思いますよね。

実際に、辛い陣痛の中で自分自身でできる事は限られているかと思いますので、
これらをメモしておいてご家族に協力してもらうとよいでしょう。

 

では、きっと痛みのピーク、出産時の痛みはどのように抑えるとよいのでしょうか。

 

出産時に痛みをおさえる方法はある?

どうしても陣痛の痛みは最低限に抑えたい!とお考えなのでしたら、
今人気の「ソフロロジー出産」を試してみてはいかがでしょうか?

ソフロロジーは、ヨガや禅の思想を基に生まれたもので、安定した気持ちで出産に臨めると人気です。最大の特徴は、痛みを辛いものとせずに、「うれしい痛み」として受け入れるという点です。

今、いろいろなところでソフロロジー教室をやっています。
近くにない方もいらっしゃると思うので、自宅でできることを紹介します。

 

呼吸法

お産といえばヒッヒッフーのラマーズ法ですが、
ソフロロジーにはソフロロジーの呼吸法があります。

どのようなものかというと、
ろうそくの炎をなびかせるようなイメージ」で息を吐く方法です。

そして、お産が進むにつれ深く息をはくようにします。
出産時には、腹圧をかけながら陣痛に合わせ息をはきます。

大切なのは、「ゆっくりと少しずつ息を吐くこと」です。

 

お産前にストレッチ

がちがちに固まっているより、体が柔らかく、力が抜ける方が出産が楽です。

股関節・腰・下半身を中心にストレッチをするようにしましょう。

 

今からイメージトレーニング

妊娠中に出産のイメージトレーニングをすることで
リラックスした出産ができるそうです。

また、リラックスした自分のイメージトレーニングもしたほうがよいそうです。

 

まとめ

いかがでしょうか?
出産に陣痛はつきものです。

ですが、工夫次第で痛みを軽減させることは可能です。

痛みを感じるとどうしても体がこわばってしまいがちですが、
できるかぎり痛みに逆らわずに受け入れることでかなり変わってくるかと思います。

うまく陣痛をおさえ、良い出産ができるよう祈っています(*´ω`)