2016年のイベント

かまくらのはじまりや由来は?横手のイベントがおすすめ!

雪が降ったー!

明日はかまくらでも作ってみようかな(゚▽゚*)ニパッ♪

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Original update by:mikan87

 

大雪が降ると雪を使って何かを作りたくなりますよね。
一般的なのが「雪だるま」。

雪うさぎや雪合戦など雪にはしゃいでしまう人も多いでしょう。

 

そして子どもの憧れでもある「かまくら」です。

かまくらは雪遊びの一環だと思っていましたが、
実はちゃんとした由来や歴史があるんです。

ここではかまくらの知識を深めるのと同時に、
かまくらの作り方などを一緒に見ていきましょう( ̄ー+ ̄)

 

かまくらのはじまりと由来について学びましょう

 

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かまくらは雪が降った後に、お家のように作って子どもたちが遊ぶ、
というイメージが強いですよね。

私もずっとそう思っていました。

しかし、かまくらは遊ぶ道具ではなく、れっきとした日本の行事なんです。

 

かまくらは水神様を祀る小正月行事です。
東北地方が発祥と言われる子どもの正月行事ですw( ̄o ̄)w オオー!

中には子どもたちが入っていて「かまくらに入ってください。神様を拝んでください」と言って、甘酒やおもちを振るまいます。

かまくらは見るものではなく、中に入って正面に祀られた水神様を拝み家内安全・商売繁盛・五穀豊穣を祈願するものなんです。

語源としてはかまくらの形が「かまど」の形に似ていることから、神座(カミクラ)と呼ばれていたものが「かまくら」になったなど、様々な言い伝えが残っています。

 

かまくらの歴史は古いもので420年も昔から作られていたそうです。

かまくらの元になった風習として、武家の住む内町では、旧暦1月14日の夜。

四角い雪の箱を作り、その中に門松やしめ縄などを入れてお神酒や餅を供えてから焼く左義長が行なわれました。商人の住む場所では旧暦1月15日の夜、井戸のそばに雪穴を作り、水神様を祀りました。

水神様の他に鎌倉大明神を祀ったという話もあります。

 

現代のかまくらの考え方とは随分と違うものですねヾ( ̄▽ ̄;

 

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かまくらの作り方をご紹介!

 

仮に明日、大雪が降ったとして「かまくらを作ろう」と思った時に、かまくらの作り方を知っている人はどのくらいいるのでしょうか。

かまくら作りの段階は大きく3段階です。
寒さとの戦いと根気があれば誰でも作れます(⌒~⌒)ニンマリ

 

①雪を積む

まずは理想の高さになるまで雪を積んでいきます。
できれば白い状態のキレイな雪を選んで積み上げていきましょう。

子どもが入るだけなら、大人の腰の高さくらいまで、大人も入るのであれば大人の身長くらいまで雪を積んでいきます。

大きな雪の山ができるイメージです。
時々、水をかけて雪を硬くすることも忘れずに(*゚ー+゚)キラッ

 

②雪を固める

ただ雪を積んだだけでは三角の山ができるだけなので、かまくらのあのふっくらした丸みを作っていきます。

水をかけては叩く、また水をかけては叩きます。これは掘った時に雪が崩れてこないようにという理由です。雪を硬く硬く締め固めていきます。

表面はドーム型にしたいのでシャベルでひたすら叩きます。
ここは体力勝負ですよ!

形が整ったら最後に塩をかけるか、そのまま一晩おいておけばしっかりと固めることができます|)゚0゚(| ホェー!!

 

③中をくり抜いていく

土台ができたらあとは、ひたすら中をくり抜いていきます。
最初の入口は出来るだけ狭く削っていきましょう。

最後に入口の大きさを整えます。
全体的に雪をくり抜いていきます。硬く固めているので、ここは根気との勝負です。

一人では挫折する可能性があるので、協力者を呼びましょう。

 

 

雪の厚みは最低でも10センチは残しておくと、頑丈なかまくらができますヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

ポイントは雪を積む段階で、出来るだけ大きく作った方が後の作業が楽です。

防寒はしっかりして取り組んでくださいね。

 

横手かまくらのイベントに行ってみませんか?

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Original update by:中村 昌寛

 

かまくらのイベントが最近は増えてきましたが、かまくら発祥の地に近い秋田県横手市のかまくらイベントはおすすめです。

 

場所は、横手市役所本庁舎前道路公園・二葉町かまくら通り・羽黒町武家屋敷通り・横手公園周辺、そして駅前のよこてイーストにぎわいひろばになります。

現在では月遅れの小正月となる2月15日・16日に行われています。

 

 

会場には、昔ながらの方法で100個ものかまくらが並びます(*’▽’*)♪

夜になるとかまくらに灯明を灯すので、暗闇にほのかな明かりが幻想的です。

 

かまくらの中ではむしろが敷かれ、火鉢やコンロも用意されて暖か。
子どもが入って遊びながら楽しむことができ、甘酒を振る舞ってくれます。

他にもお餅やお菓子を食べながら夜が更けるのも忘れて話に花を咲かせるのも楽しいですね。

 

外側から見てメルヘンな世界を楽しむのもいいですが、実際にかまくらにお邪魔してみると、よりかまくらの歴史を体感できます。

かまくらを作る方は大変でしょうが、見る方は子供の頃の気持ちに戻ったような温かい時間を過ごせますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

かまくらに対する新たな知識と意外な裏の顔を知ることができました。
雪の祠に神様が鎮座する様子は、なんだか可愛らしいですね。

子どもは神様に近い存在と言われているので子どもが主役なんです。
かまくらイベントにも遊びに行ってみたいですね(* ̄▽ ̄*)ノ”