最近、よもぎ乳酸菌がアトピーに効くとひそかなブームを巻き起こしています。
よもぎ乳酸菌により、アトピーが治ったという人が続々と現れているんです。
どうやらよもぎ乳酸菌には不思議な力があるようですね。
今回はその不思議な力を持つ、よもぎ乳酸菌についてお話したいと思います。

よもぎ乳酸菌とは?
よもぎ乳酸菌とは、よもぎを使って発酵させた乳酸菌です。
美容効果が高い発酵商品として最近女性を中心に人気が出てきています。
よもぎ乳酸菌は一般消費者の方にでも簡単に手に入るようになりましたが、
中には食品として許可を得ていないよもぎ乳酸菌もありますので、
取扱いには注意して下さい。
市販のものを使う場合、使う目的によって、使用の可否確認を必ずしてください。

よもぎ乳酸菌の効果は?アトピーに効くの?
よもぎ乳酸菌の効果は多岐にわたって確認されています。
よもぎ乳酸菌を薄めて飲むと、便がよくなったり、
体臭がなくなったりするという効果があります。
よもぎ乳酸菌は調味料として使うこともでき、
ヨーグルトに混ぜて食べたり、漬け物をつくる時に使用したりするなどして
摂取することもできます。
また、よもぎ乳酸菌は化粧水としても使用できます。
顔に噴霧して化粧品として使うと、肌の調子が良くなり、美白効果も期待できます。
鼻から霧状のものを吸い込むことによって
花粉症や鼻の通りが良くなると一般的に言われています。
さらに、よもぎ乳酸菌を患部に塗り込むことによって、
水虫、帯状疱疹にも効果が期待できます。
美容以外にもよもぎ乳酸菌を洗剤の代わりに使うことで、
サビやしつこい油汚れも落とすことができるという万能な乳酸菌です。
ですが!
特に効果があるとされているものに、アトピーがあります。
お風呂によもぎ乳酸菌を50cc~100cc入れるだけで、
アトピーに効果があると言われています。
個人によって効果の違いはあるものの、数日ほどでアトピーに効果が現れるようです。
アトピーのかゆみが減り、改善の兆しが期待できます。
よもぎ乳酸菌を入浴のときに使うだけでなく、
よもぎ乳酸菌を希釈して肌に塗り込むのも効果があります。
希釈について、初めは濃度を薄めて使うことが大切です。
個人によって合う濃度が異なりますので、
まずはかなり薄めて使ってみて大丈夫かどうか試してみてください。
希釈の濃度を間違えるとかえって悪化を招くことがありますので、
初めからよもぎ乳酸菌の原液を使わないように気をつけて下さい。
野草酵素の作り方
よもぎ乳酸菌って作れるの!?
よもぎ乳酸液の作り方をご紹介します!
必要な道具は漬け物ダル、重石、ビニール袋、網ネットです。
材料は、ハチミツと塩です。
まずはよもぎを採取してきましょう。
採取する時間は日の出時間を挟んで各1時間、
合計2時間の時間がいいそうです。
採取する際は、よもぎの葉を先端から20センチのところで摘みます。
よもぎを摘んだら、葉をできるだけ早く漬け物に仕込みます。
ビニール袋によもぎを入れ、10キロの葉に対して、
5キロのハチミツと1キロの塩を振りかけます。
ビニールの袋を閉じて密封したら、その上に重石をのせます。
数日して、漬け汁が上がってきたら、出来上がりです。
重石を外してそのまま保管します。
この後、漬け物を、よもぎの葉が6.3kg、ハチミツ3.2kg、粗塩600gの
計10kgを準備します。
漬け物樽にすすぎ洗い出し用の塩素の入っていない水を10L入れます。
その中に先ほどの計10kgを入れます。
これとは別に漬け物樽を用意して、
その上に金網かごをのせておきます。
水を入れた樽から少しずつよもぎの葉を手でもみ洗いしながら取り出して、
金網かごに入れていきます。
ここで出たよもぎの葉はネットに入れて、お風呂で使いましょう。
金網かごに入れるときは、軽く手のひらで押さえて漬け汁を絞ります。
絞った葉はもう一度漬けなおしますので、ビニールの袋に入れておいてください。
葉を全て絞り終わったら、残った漬け汁も金網かごを通してろ過します。
そして、この漬け汁から雑菌を作り
ます。
漬け汁にハチミツを全体量の10%、粗塩を3%入れて溶かします。
この漬け汁を30℃に近い環境に置きます。
すると発泡が始まります。発泡が収まったら雑菌の出来上がりです。
この雑菌はペットボトルなどに入れて冷蔵庫で保管が可能です。
よもぎ乳酸菌にする分をポリエステル容器に入れます。
一週間ほど常温で放置して発酵を促したものが、よもぎ乳酸菌液です。