啓蟄ってなに?
日本の暦なのに知らないなぁヽ(~~~ )ノ ハテ?
Original update by:ddouk
日本人でありながら、知らないことってたくさんありますよね。
その一つが昔から伝えられている四季を表す暦です。
「暦」や「二十四節気」という言葉は聞いたことはあるけれど、
何かと聞かれて説明は出来ない、そんな感じです。
しかし日本人たるもの、気になった時が知るべき時です。
啓蟄とは何なのか…ここでハッキリさせましょう。
啓蟄が分からない人は是非、参考にしてくださいねo(*^▽^*)o~♪
啓蟄とは虫にまつわる暦なのです!
日本には四季があります。
それは季節の移り変わりを気温や景色で感じるだけではありません。
日本には四季にまつわる言葉がいくつも用意されています。
例えば季語はその中のひとつですね。(*’-‘*)エヘヘ
季語は昔から短歌や俳句に使われたり、手紙のあいさつ文に使われたり、
生活の中の様々な場面でそっと彩りを与えているのです。
そんな季節を感じる言葉の中に「暦」があります。
聞いたことはあるけれど、意味までは分からない、そんな言葉はありませんか?
今回取り上げるのは「啓蟄」です。
「けいちつ」と読みます。
難しい感じが使われているので、意味が想像つかないかもしれません。
しかし「虫」という文字が入っているのが分かりますね。
そう、啓蟄は虫に関する暦なんです。時期としては2月に入る暦です。
意味としては春が近づいてだんだんと大地が温まることで、
冬眠していた虫たちが穴から出てくる頃を表しています。o(@^◇^@)oワクワク
春が近づいています。
まだ肌には感じませんが、虫たちはわずかな土の温度を感じ取って目覚めるんですね。
言われてみれば・・なんとなく想像できるような気もしますよね。
[adsense]
啓蟄の由来はいつから始まったものなのでしょうか?
啓蟄にはそれぞれの感じに意味があります。
「啓」…ひらく、「蟄」…土中で冬籠りしている虫という意味です。
元々は中国から流れてきたものなので、
詳しい起源は謎の部分も多いです( ̄_ ̄|||) どよ~ん
中国では「驚蟄(きょうちつ)」とも呼ばれていました。
「蟄虫始振」に由来する古い言葉とも言われています。
この季節はまだまだ、寒い時期ではありますが、
季節の変わり目ということで、よく雨が降ります。
雨が降るたびに気温が上がって
少しずつ少しずつ春らしい気候に変わっていく季節ですね。
立春を過ぎて初めて起きる雷を「虫だしの雷」といいます。
それまで土の中で冬眠していた虫たちに雷が「春が来たよ」とお知らせするそうです。
それがちょうど、啓蟄と重なることから、
春に鳴る雷は虫たちへの合図とされてきたんです∑(-x-;)ナ、ナニッ?!
普段はあまり嬉しくない春の雨も、大きな音にビックリする春の雷も、
こうして意味を知ると嫌なものではなくなるから不思議です。
言葉の意味を知るということは、時に感受性を高めて、
人間性をも高めてくれるのかもしれません。
立春の後が啓蟄なの?二十四節気について
Original update by:onigiri-kun
啓蟄の詳しい時期をお話しします。
啓蟄は立春を過ぎて春を待つ間に訪れます。
立春に続く「雨水」から数えて15日目をさします。
または「立春から春分までの期間」と捉えるところもあるようです。
暦の上では春ですが、実際はまだまだ肌寒く、
また季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますね。
啓蟄は二十四節気のひとつです。
二十四節気は太陽暦が使われていた頃の暦の表現です。
季節を表すための工夫として考えられたもので、
1年を24等分にして、その区切りに名前をつけました。
中国から伝わり、その後日本でも四季を楽しむ言葉として定着し、
様々な場面で使われるようになりました。
現代でも代表的なものは日常的に使われています。
例えば春分と秋分、夏至と冬至などです(´ー*`)キラーン
しかしながら、それ以外の二十四節気に関しては馴染みがないのも事実。
今回紹介した「啓蟄」も意味を分かっていて且つ、使っている人は少ないでしょう。
しかし暦を知ると日本の文化を知る古都にも繋がります。
使わずとも、聞かれた時に読み方や意味は答えられると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
暦は季節を表す言葉の中でもさらに細かく24に細分された表現です。
それだけに、わずかな季節の変化も繊細に言い表すことができます。
意味を分からず使うのはちょっとカッコ悪いですが、
意味を理解して使いこなせば、その人の人間性もアップすることでしょう。
二十四節気に興味が湧いたら調べてみても面白いですよ(*^-°)v オッケェー♪