18歳から選挙権が与えられるらしいね・・・
政治のこととかあんまり分からないけど、
投票していいのかな?(´・ω・`)

Original update by : 写真AC
平成27年6月より、公職選挙法が改正され、
18歳から選挙に参加出来るようになりました!
18歳の高校生が選挙に参加できるようになったことは、
メリットも多い一方、デメリットも多く、賛否両論です。
高校生の皆さん自身も、戸惑うところが多いかと思います。
もう選挙に関する授業は本格的に始まっているでしょうか?
選挙に参加することは、
自分たちの住む国の方向性を自分で選択するということです。
18歳に選挙権が与えられたことによる選挙への影響を理解した上で、
政治に少しでも関心を持ち、選挙に足を運んでみてはいかがでしょうか?(^_-)-☆
目次
18歳選挙権を得たら選挙で投票に行きますか?
高校生の方は、突然選挙権を得たと言われても
なかなかピンと来ないのではないでしょうか?
今までの日本では、20歳で成人すると同時に
選挙権が与えられていたので、そのイメージが強いように思います。
ただし、今18歳以上に選挙権が与えられたことには意味があります!
大人が若者の意見を必要としているということです(^^)/
すでに18歳を迎えている人も、もうすぐ18歳を迎える人も、
自分には政治はまだ早いと決めつけることはありません。
選挙は誰にとっても平等です。
60歳の人が入れた票も、18歳の人が入れた票も
同じ一票として扱われるのです(^^♪
この機会に、自分がどのような政治を行ってほしいか
ということを考えてみましょう!
そして、自分の願いを実現してくれそうな候補者に投票するだけです。
難しく考える過ぎる必要はありません(*´▽`*)
しかし、18歳が選挙権を持つことには
メリットもあれば、デメリットもあります。
そのことについても知っておきましょう♪
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18歳選挙権のメリットとデメリット
選挙権が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられたことについて、
様々なメリットやデメリットが考えられています。
このメリット・デメリットを
今回の改正の当事者である若者が知っておくことが大切です!
18歳選挙権によるメリット
単純に18歳以上にまで選挙権を引き下げたことで、
選挙に参加できる有権者が約240万人増加しました。
これだけ若者の有権者が増えたということは、
若者の意見が政治に反映されるようになるということです!
政治家も、若者の票をないがしろには出来ないため、
若者向けの政策を入れたマニフェストを作成することが予想されます。
このような状況が生まれたことにより、若者が政治に興味を持ち、選挙を通して社会的責任を担うようになることがメリットだと言われています。
18歳選挙権におけるデメリット
まず言われるのが、社会的経験の浅い若者は判断力が不足しているため、
選挙権を与えるのには危険が伴うというものです。
自分の考えを持って投票するのは何も問題ありませんが、いわゆる「ノリ」で有名な候補者に投票してしまうような若者が多く出てしまうと、選挙として成り立たなくなってしまいます(´・ω・`)
次は、コストの問題です。有権者が増加するのに合わせて、
投票用紙や投票会場も増やさなければいけません。
若者が想定通りに投票に来れば、無駄なコストとは言えませんが、まったく投票に来ないというような状況が起こってしまうと、税金の無駄遣いということになってしまいます( ;∀;)
どちらも若者への不信感からくるものですよね(;^ω^)
このような心配をされているのだと自覚して、
18・19歳の方は社会的責任を果たせるようにしましょう!
18歳選挙権に反対する人の意見とは?
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18歳選挙権に反対する理由のひとつに、
政治教育の難しさがあげられています。
教師は特定の政党に加担することなく、
平等な立場から教育を行わなければいけません。
しかし、平等の基準は曖昧で、
教師の側に負担が強いられることになりそうです。
また選挙知識に疎い若者が、
意図しない形で公職選挙法を破ってしまう可能性も懸念されています。
公職選挙法というのは、選挙を行う上でのルールですが、候補者がアピールの手段として使っていいものと使ってはいけないものが明確に定められています。
たとえば友達にメールやLINEを使って、
特定の政党への投票の呼びかけをするのは違法です”(-“”-)”
18歳選挙権のデメリットの他にも、
このような教育者側の問題も不安要素として挙がっています。
問題を抱えたまま、18歳選挙権が施行されてしまうことに
不安を覚える人が沢山いるのです。
果たして投票率は上がるのでしょうか?
ここまでで、18歳以上に選挙権が拡大されたことについて、
メリットとデメリットをあわせて見てきました。
現在18歳前後の方はどのように感じたでしょうか?
この選挙法改正を活かすも殺すも、若者の取り組み次第という気がしませんか?
まず当面の目標は投票率を上げることです。
近年、若者の政治離れがはなはだしく、平成26年の衆議院選挙では
20代の投票率は全体の投票率より20%近くも低いという状況でした・・・
今回の改正をきっかけに、高校時代から政治に関心を持つ若者が増え、
投票率が上がっていくことが期待されています!
まとめ
いかがだったでしょうか?
18歳選挙権についての理解は深まったでしょうか?
18歳以上に選挙権が与えられたことによる影響は、
もちろん若者にも関係しますが、政界にも変化を及ぼすと考えられます。
これからの政治の動きに注目し、来たる選挙に備えていただければと思います♪