掃除清掃

エタノールを使った掃除が今熱い!黒かびの予防にもなるって本当?

掃除の話題でちょくちょく出てくるエタノール。

エタノールって消毒用の薬品じゃなかったっけ?

それを掃除に使うってどういう事なのかな・・・(・・?

Original update by : ナンバー

 

エタノールが掃除に使えるって話題をよく耳にしますが、
消毒用に病院とかで使っているイメージが多いですよね。

しかし、エタノールは消毒だけじゃなく、
油汚れを落としたりカビを防止したりと、
掃除にも活用できる面も持っているようです!

さらには、電子機器の掃除にも向いているみたい♪

ここでは、エタノールの選び方や、掃除での使い方、
注意点などエタノールについて詳しくお伝えしていきます(*^^)v

 

お掃除に使えるエタノールの種類は?

 

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掃除の便利グッズの中に、最近よく登場するエタノール。

何度か耳にしていて、おぼろげに知っているけど
詳しくはちょっと・・という人が多いですよね(-_-;)

消毒に使われているイメージが多いエタノールですが、
どのエタノールが掃除にも使えるのでしょうか(・・?

 

エタノールは、エチルアルコールと呼ばれるアルコールの一種です。

デンプンや糖蜜をアルコール発酵して作られることが多く、
お酒の主成分として飲むことができます。

 

エタノールは純度によって、大きく消毒用エタノールと
無水エタノールの2つに分けられます!(^^)

どちらも、薬局・ドラッグストアなどで購入することが可能です。

 

無水エタノールは純度99.5%以上のエタノールを指します。
科学実験などで使用されることが多いエタノールで、殺菌作用がありません。

こちらを掃除に使用するには精製水などで薄めて使う必要があります。

 

これに対して、消毒用エタノールは純度80%くらいのエタノールです。

消毒・除菌効果もあり、汚れも落ちるので掃除にはこれが適していています。

薄める必要もないので便利ですよね(^^♪

 

アルコールの性質を持つエタノール、
掃除ツールとして家の中のどのようなところで使えるのでしょうか?

 

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エタノールはこんな場所の掃除に効果的!

アルコールの一種で、殺菌・除菌もできるエタノール。
掃除に使うと言っても、使用方法が判りづらいですよね(^_^;)

家のどこでどのように使ったらいいのでしょうか(・・?

 

それはエタノールの特性を見てみると判ります。

  • 油汚れなどを溶かして落とす
  • 水分が殆ど含まれていないので、水分が苦手な電気製品の掃除ができる
  • 殺菌・除菌効果がある

 

このような掃除に適した特性がエタノールにはあります(^^♪

では、特性別に掃除方法をみていきましょう!

 

油汚れなどを溶かして落とす

エタノールは、キッチンなどの油汚れに最適です。

布にエタノールをふくませて拭くだけで、とてもきれいになりますし、
すぐに揮発乾燥するため2度拭きもいりません。

スプレーのボトルに移しかえておくと、
壁などに吹きつけて使えるので便利です。

 

ただし、引火の恐れがあるので火気厳禁です!

間違ってもガスコンロに火がついた状態で
吹き付けたりしないように気を付けてくださいね。

また、こびり付いてなかなか取れないシールの跡も
溶かして簡単に落とすことができますよ~♪

 

電気製品の掃除

水分が少ないので、水気が苦手な電気製品の拭き掃除に最適(^^)v

家電や電気器具の表面、コードや配線の汚れなど、
水気を気にせずに掃除できます。

また、パソコンなどのキーボードの掃除にも安心して使えますよ♪
布にエタノールをふくませて、拭き取ると手垢汚れもきれいになります。

細かい部分は綿棒などにエタノールをふくませて使用するとよいようです。

ただし、コンセントは必ず抜いてから掃除してくださいね(^_-)

また、液晶画面もエタノールで拭いてしまうと、
傷をつけてしまい真っ白になってしまうものがありますのでNGです。

 

殺菌・除菌効果がある

エタノールはお酒と同じ成分なので、口に入ってもOKなので、
冷蔵庫の庫内やドアパッキンなどの掃除にも安心して使えます。

エタノールをふくませた布で拭くと、
汚れも取れて除菌もでき、一石二鳥です(^O^)

洗面所や浴室に発生したカビも除去できます。

エタノールをふくませた布で、カビの部分をそっと拭き取ります。

この時乱暴にこすると、カビの胞子を飛び散らせて
カビを広げることになるので、注意して下さい!

 

 

色々使えるエタノール、その殺菌・除菌作用を利用して、
風呂場のヌメリや黒カビの防止の役目もするようです。

どう使えばいいのでしょうか?

 

お風呂場のあの赤いヌメヌメや黒カビの予防にもなる

Original update by : acworks

 

お風呂場で、赤い色のヌメヌメした汚れを見たことがある人は多いと思います。

その上、お風呂場は水気が多いので、
黒カビも生えやすいですよね・・・(+_+)

エタノールは、その除菌・殺菌の特性を活かして、
お風呂場の黒カビや赤いヌメリを予防できるようです。

 

お風呂場の赤いヌメリは「ロドトルラ」という菌が繁殖したもので、酵母の一種です。

このロドトルラは、カビと同じ物を好んで繁殖し、
カビよりも繁殖スピードが速いので、カビ繁殖の指針になるようです。

つまりロドトルラが発生しているところは、
放置しておくとカビも生えてくるということです。

 

このロドトルラは洗剤などで擦れば簡単に落ちますが、
見た目の赤色が見えなくなっただけで、菌はその場についたまま。

そしてそのままにしておくと、洗剤や乾燥に耐性あるロドトルラは、
またそこから繁殖してしまいます(-_-;)

しつこい黒カビも同じで、掃除しても
菌が残ってしまうのでまた繁殖してしまうようです。

 

そこでエタノールの殺菌・除菌作用が効果を発揮します!

まず、カビが生えてしまっている場合は、エタノールを含ませた布で、優しく拭き取るか、カビ部分にエタノールをスプレーし固く絞った布でそっと拭き取るかします。

その後、エタノールをキッチンペーパーに含ませ、
黒カビやロドトルラを拭き取った部分に10分くらい貼り付けます。

そして、ブラシなどで擦り取れば、
除菌ができ再発生を予防することができます(*^^)v

時々、カビが生えていた部分に
再度エタノールをスプレーしておくと効果が長持ちするようです。

 

濃度や掃除時に注意しなければならないことは?

掃除にとても便利で効果的なエタノール!

でも、アルコール濃度も高いですし、色々注意点もあるようです。

エタノールを使用する際の注意点を下記にまとめてみました(*^^)v

 

  • 商品に記載してある使用方法や注意事項を守る
  • 引火性があるため火気厳禁
  • 吸い込むと大量に吹きつけない、換気にも注意
  • 手荒れの原因になるため素手で使用しない
  • ニスを塗った家具、革製品、スチール製品には使用しない。
  • 保管方法は直射日光の当たらず火気のない冷暗所で、密閉して保管する

 

また、エタノールは濃度も要注意です。

最初にもお伝えしましたが、無水エタノールでは消毒・殺菌効果はありませんが、
水を混ぜることで消毒効果を持たせることができます!(^^)

 

無水エタノール70~80%、水20~30%の割合で混ぜます。

これで殺菌・消毒効果を発揮しますので、試してみてくださいね(^_-)

使用する水は精製水が適していますが、掃除に使う場合は水道水でもよいようです。

 

無水エタノールを買って、電子機器のときはそのままで、
キッチンや除菌で使用するときは水で希釈してと、
自分の好みで調節して使用することもできそうですよね(^^♪

 

まとめ

いかがでしたか?

消毒用でしか知らなかったエタノールですが、
水気を嫌う電気製品や油汚れの多いキッチンなどに活躍してくれそうです♪

アルコールと同じ成分なので、
お風呂場や冷蔵庫に使っても安心なのもいいですよね。

エタノールを上手に利用して、簡単お掃除、
らくらく除菌で快適な生活を手に入れて下さいね(^_-)-☆