テレビや雑誌の特集で地球温暖化についてよく耳や目にします。
学校の授業でも地球温暖化について習ったこともあると思います。
では、地球温暖化は何が原因で起こっているのでしょうか?
また、それによって、どのような影響を及ぼすのでしょうか?
今回は地球温暖化について検証していきたいと思います。

地球温暖化ってなに?
地球温暖化とはそもそも何でしょうか?
地球温暖化とは、簡単に言ってしまえば、地球の気温が上がってしまうことです。
地球全体の気温が上がってしまうと、
人にも生物にも植物にもすべてのものに影響が出てきます。

今まで普通だと思われたことが普通でなくなるのです。
そこで、詳しく地球温暖化について考えていきたいと思います。
「地球温暖化の原因は?
地球は温室効果ガスに取り囲まれています。
温室効果ガスは二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、フロン、表層オゾンなどで構成されています。
これらの中で一番多いとされているものは二酸化炭素です。
これらが増えることによって、地球の気温を温めてしまいます。
二酸化炭素の増加の原因として、
1.自動車の排気ガス
自動車はそのため、アイドリングストップが推奨されています。
2.森林の伐採などの自然破壊
森林を伐採することにより、二酸化炭素が増えてしまいます。
森林は二酸化炭素を酸素にするという効果があるからです。
アマゾン熱帯林の60%が2030年までに破壊されることで
二酸化炭素の排出量が今までの555億トンから969億トンに増える可能性があるとされています。

3.石炭を用いた火力発電
石炭を燃やすことによって二酸化炭素が排出されます。
4.工場の排気などの化石燃料の燃焼
同じく、燃焼することにより、二酸化炭素を増やすことになります。
5.焼畑農業
農地を焼くことで、二酸化炭素が排出されます。
6.火山活動や山火事
山が燃えることも二酸化炭素の排出に加担することになってしまいます。
また、山が燃えることは自然破壊にもつながってしまいます。
7.家畜の牛や羊などの呼吸によるもの
家畜が呼吸するとメタンガスが発生してしまいます。
これはメタン全体の25%を超えるといわれています。
8.天然ガス、水田やゴミの埋め立て、化石燃料の燃焼によるメタンガスの発生
化石燃料の燃焼は二酸化炭素の排出だけでなく、メタンガスの排出も促すものとされています。
9.地球に向けて放射される太陽放射の反射率の変化
雲が増えることによって、太陽光の宇宙への反射率が高まります。
地球温暖化によってどんな影響がでるの?
これらが原因で、地球温暖化により、様々な影響を及ぼすことになります。
1.北極や南極の氷が溶け、海抜が上昇し、それによって今まで陸地であった場所が海に沈んでしまいます。
2.異常気象が各地で見られるようになります。
スコールなどが日本で見られるのも異常気象が原因です。
3.生態に大きな影響を及ぼします。
絶滅する生物も出てきます。
人間の生活にも影響を及ぼします。
4.光化学スモッグの問題が増えます。
光化学スモッグが増えると、大気が汚染され健康に影響を及ぼします。
5.マラリアなどの熱帯性の伝染病が流行ったり、新たな病気が発生したりします。
最近ではエボラ出血熱などがあげられます。
6.干ばつなどの天候不順が見られ、農作物に影響を及ぼします。
農作物が取れなくなることで、飢餓が発生します。
7.オゾン層の破壊が進み、地球に太陽からの放射熱が強いものとなってしまい、皮膚ガンなどが多く発生するようになってしまいます。
地球温暖化は人為的か?自然現象か?
原因と影響についてのまとめ
地球温暖化はもはや猶予のない地球規模での問題です。
誰かがやって対策してくれるものではなく、
一人一人が意識してこの問題に取り組む必要があります。
ゴミをリサイクルできるものはリサイクルするなど、
個人でできることから始めましょう。
こちらの記事では地球温暖化の対策を紹介しています。
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