春じゃがいもの栽培時期っていつ頃?
春じゃがいもを育てるのに特別なプランターは必要かしら(・・?

Original update by : Christoph Rupprecht
どのご家庭でも、じゃがいもを食べる機会は多いと思います。
そんなじゃがいもをもし家庭菜園で作ることができたら……。
きっと自分で野菜を育てた達成感も味わえますし、
じゃがいもを買わなくて済む分、経済的ですよね(*^_^*)
ちなみにじゃがいもの栽培時期には2種類あり、
「春じゃがいも」と「秋じゃがいも」に分類することができます。
今回はそのうちの「春じゃがいも」の栽培時期や育て方、プランターの選び方などについて解説していきますので、楽しみにしておいて下さいね(・ω・)ノ
目次
家庭菜園で春じゃがいもを栽培する場合の時期は?
家庭菜園で春じゃがいもを育てる場合、栽培時期はいつ頃になるのでしょうか?
一般的な春じゃがいもの栽培時期は、
2月下旬から3月頃に植え付け→5月下旬から6月頃に収穫、といった感じです。
これだけでは分かりにくいと思いますので、項目に分けてご説明しますね(‘◇’)ゞ
植え付けの時期
植え付けとは、じゃがいもの元になる種いもを土に植え付ける作業のことです。
植え付けの時期は非常に重要で、早すぎるとじゃがいもに霜が降りて枯れてしまい、
遅すぎると気温の関係でじゃがいもが育たなくなります。
そのためじゃがいもの植え付け時期は、その土地の気候に応じて変える必要があるのです!
(目安)
標準の地方 →2月下旬~3月頃
冷涼な地方 →4月~5月頃
温暖な地方 →2月~3月頃
もし不安な場合は、種いもを販売している
園芸店の店員さんなどに聞いてみましょう(・ω・)ノ
収穫の時期
収穫時期は植え付けを行った時期によって異なります。
目安としては、
標準の地方 →6月~7月頃
冷涼な地方 →8月~9月頃
温暖な地方 →5月~6月頃
こんな感じです!
ちなみにじゃがいもの栽培期間は約90日~100日、つまり3か月程度なので、植え付け時期から3か月後=収穫時期と覚えておくと分かりやすいかもしれませんね(*’▽’)
また、「花が枯れ、葉や茎が黄色っぽくなり始めたら収穫時期」という話もありますが、これは秋植えじゃがいもの場合で、春植えじゃがいもの場合は少し遅いとも言われています。
判別がちょっと難しいところですね(-_-;ウーン
ですから「じゃがいもの腐敗や虫食いが心配される梅雨入りの前に収穫を終わらせる」、
これを指針に栽培時期を決めるのも一つの手だと思いますよ(-ω-)/
(※じゃがいもの収穫は必ず、土が乾いている晴れた日に行いましょう)
さて、これで春じゃがいもの栽培時期は分かりましたね。
では栽培時期も分かったところでじゃがいもの植え付けを……。とお考えの方もいるかもしれませんが、家庭菜園の場合、じゃがいもを植え付けるプランターが必要になります。
というわけで次は、春じゃがいもを育てるためのプランターについてお話します!
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家庭菜園で春じゃがいもを栽培する場合のプランターはどうする?
家庭菜園で春じゃがいもを栽培する場合、どんなプランターを使用すればいいのでしょうか?
じゃがいもの栽培には「最低でも30cm以上の深さがある大きいプランター」が最適です(#^.^#)
じゃがいもは土の中で成長していく野菜のため、プランターの底が浅いと大きくなりません。また、小さなプランターだと十分に根を張ることができないため、収穫量も少なくなってしまいます。
最悪の場合、じゃがいもの実が付かない、という事態にもなりかねません(ノД`)・゜・。
ですからじゃがいもを栽培する時は、必ず大きいプランターを用意しましょう!
じゃがいも用のプランターはホームセンターや園芸店、
通販サイトなどで簡単に見つかると思いますよ(^^♪
ちなみに春じゃがいもを栽培する時の土ですが、
これは普通に培養土を使用すれば大丈夫です。
培養土にも色々な種類があるため、じゃがいも栽培に適した培養土を探してみて下さい。(培養土も肥料も園芸店・ホームセンター等で購入できます)
さて、ここまで春じゃがいもを栽培する時期やプランターの選び方など、基本的な部分を見てきました。しかしこれだけでは、美味しい春じゃがいもを栽培できるかどうか不安ですよね(;’∀’)
そこで次の項目では、春じゃがいもを栽培する時の注意点をまとめてみようと思います。
家庭菜園で春じゃがいもを栽培する際の注意点は?
Original update by : Toshihiro Gamo
さて、家庭菜園で春じゃがいもを育てる場合に注意すべき点はあるのでしょうか?
じゃがいもは比較的育てやすい初心者向けの野菜ですが、
もちろん育てる際の注意点はいくつかあります。
というわけで、春じゃがいもの基本的な育て方と一緒に、
それぞれの注意点を見ていきましょう(‘◇’)ゞ
1.準備編
まずはじゃがいもの元になる「種いも」を用意しましょう。種いもは食用ではなく、必ずホームセンターや園芸店で売っている、栽培用の種いもを用意してください。用意した種いもは半分に切り、切り口を日光に当てて乾かしておきましょう。
2.植え付け編
まずプランターに土を入れるのですが、プランターいっぱいに入れるのではなく、多少の余裕を残しておきましょう。(土増しや土寄せをする時用)また、植え付け時には種いもの切り口を下にして、深い所に埋めるのがポイントです。
3.水やり編
水やりは植え付けが終わった後に1回、それ以降は土が乾いていると感じた場合だけで大丈夫です。土の中に指をつっこみ、湿っているようであれば水やりの必要はありません。
水やりをし過ぎると、じゃがいもが根腐れする原因になります。
4.芽かき編
植え付けから1か月くらいすると、10cm程度のじゃがいもの芽がたくさん出てきます。
このタイミングで行わなければならないのが、「芽かき」という作業です。
芽かきでは、丈夫に育った芽を1、2本だけ残し、残りの芽をすべて抜くことになります。
芽かきをしなければ小さなじゃがいもしか育たなくなるので、注意が必要です。
5.土寄せ・土増し編
土寄せ・土増しは、「芽かきを行った後」と「1度目の土寄せを行った2週間後」の計2回、実施します。
土寄せは、じゃがいもの茎部分に土を覆い被せる作業です。土が足りない場合は同時に土増しも行います。そうすることにより、成長して上に出てきたじゃがいもが日光にさらされ、緑色に変色するのを防ぐのです。
ちなみに追肥(植物の栽培中に与える肥料のこと)も、土寄せや土増しと同じタイミングで与えます。
以上が、春じゃがいもを栽培する時の主な注意点となります。
どれもじゃがいもを美味しく育てるための大切なポイントなので、
覚えておいて下さいね(*´▽`*)
秋まきですが、家庭菜園については、こういった記事も読まれています。
「秋まき白菜の種まき栽培、プランターを使った初心者でもできる育て方」
「秋まきレタスの種まき栽培!プランターを使った初心者でもできる育て方」
まとめ
いかがでしたか?
一般的な春じゃがいもの栽培時期は、2月下旬~3月頃になります。
しかし地域差も大きいため、よく確認してから育てるようにしましょうね(^^)/