ビジネスマナー

ビジネスで使う敬語のマナーとは?間違いやすいポイントは?

えっ?敬語には種類があるの?

社会に出たら使えて当たり前?o(;△;)o

マナーとかちょっと自信ないなぁ・・・

 

Original update by:Kazuya Inoh

 

学生のうちは敬語を使わなくても交友関係は成り立ちますよね。
友達同士や、中には教師に対しても敬語を使わない人もいます。

しかし社会人になったらそうはいきません。

敬語=常識の世界になりますので、使えない方がおかしいという目で見られます。

 

そこで、今回は敬語についてのアレコレをまとめました(゚∇^*) ♪
ビジネスで使う敬語のマナーや間違いやすいポイントなどを見ていきましょう。

 

そもそも敬語ってどんなもの?

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敬語は相手や話題に出す人が自分とどんな関係にあるかを知り、
その気配りを言葉遣いに表現することを言います。

もう少し噛み砕いて言うと、自分よりも目上の人や立場が上の人に対して
友達と話すような言葉遣いで話すのはマナー違反です(;`O´)oダメーーー!!

 

会社の上司に対しては丁寧な言葉で話すのが常識ですよね。

そこで使うのが敬語になります。

 

敬語には3種類があります。尊敬語、謙譲語、丁寧語です。

 

尊敬語は相手を立てる時に使う敬語です。

謙譲語は自分をへりくだる時に使う敬語です( ̄∇+ ̄)vキラーン

そして丁寧語は言葉を丁寧な言い方に変えたものです。
また「お料理」「お話」など「お」を付けた言い方も丁寧語になります。

 

この3種類の敬語を使い分けてコミュニケーションが取れることが、
社会人の常識やマナーとして挙げられます。

社会に出て敬語が使えないのは、その人の教養や人格すら疑われるほど重要なものなのです。

 

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ビジネスで使う敬語のマナーとは?

では「ビジネス」という場所での敬語のマナーを見ていきましょう。

 

意外な落とし穴があるので、注意が必要です。

まずビジネスで使う敬語はどんな時に発生するかというと、目上の人と話をする時はもちろん、取引先のお客様にも敬語を使いますハイ(^-^)/

 

また電話対応も、もちろん敬語です。

電話は声のみの対応で顔が見えません。

そんな時こそ、個人の人柄や更には会社の顔として
敬語が使えないと相手が気を悪くしてしまうかもしれません。

 

 

メールを送る場合も敬語を使います。

敬語を使った簡潔な文章はとても好感を持てます。
ここでも顔が見えない分、あなたの人となりが伝わります。

もちろん誤字脱字や敬語の誤用には細心の注意を払いましょう。

 

そして結構やってしまいがちなのが、同僚や同期との会話です。

年齢が近い相手だとつい、敬語を忘れてしまいがちですが、
ビジネスの場では同僚や同期にも敬語を使って話をします(@Д@;アセアセ・・・

自分が先輩になって後輩が出来た時もやはり会社の中では敬語を使うのがマナーです。

 

ビジネス敬語で間違いやすいポイントは?

Original update by:acworks

 

ビジネス敬語で間違いやすいポイントと言えば、
尊敬語と謙譲語の使い分けと言えるでしょう。

これは両者の意味が分かっていないと、なかなか使い分けが難しいです。
尊敬語は話し手が相手や話題の主のことを尊敬し高める意味で使う言葉です。

 

上司に対して使うことが多いでしょう。

反対に謙譲語は「謙遜語(けんそんご)」とも呼ばれています。
自分の行動を相手より下位に表現することで、相手に敬意を示す言葉です。

実際に例をあげて見ていきましょう(-ω☆)キラリ

 

「言う」

これを尊敬語と謙譲語にそれぞれ変換してみましょう。

「おっしゃる」「お話になる」となるのが尊敬語です。
「申し上げる」となるのが謙譲語です。

 

「見る」

これを尊敬語と謙譲語にそれぞれ変換してみましょう。

「ご覧になる」となるのが尊敬語です。
「拝見する」となるのが謙譲語です。

 

ちなみに丁寧語はこれらの言葉に「~です」「~ます」を付けて丁寧にしたものです。
「拝見します」「おっしゃってください」など兼用で使っていきます。

また丁寧になりすぎて二重敬語を使っている人をよく見かけます。

二重敬語とはひとつの単語について、同じ種類の敬語を二重に使った間違いをいいます。

 

例えば「社長がおっしゃられていました」
これは一見、間違っていないように見えますが二重敬語です。

 

これは「おっしゃる」で既に敬語が成立しているのに、
「~れる」という敬語がプラスされて二重敬語になっているのですΣ( ̄Д ̄;)がーんっ!

正確には「社長がおっしゃっていました」でOKです。

 

社外の人と話す場合に気を付けることは?

同じ敬語でも社外の人と話す場合はちょっと使い方が変わります。ここはつい間違いやすいところなので、意識することが大切です(・へ・;;)うーむ・・・

 

社外の方と話をする場合やメールのやり取りをする場合、話の中に自社の上司が登場する場合は敬称を付けないのが常識です。

 

上司に佐藤さんという方がいるとします。
社外の方に「上司の佐藤さんが言っていた」と伝えるとします。

「私の上司の佐藤さんがおっしゃっていました」
これは間違った敬語になります。

正しくは「私の上司の佐藤が申しておりました」となります。
社外の人に話すときは社外の方に尊敬を示す必要があります。

 

上司が社長であったとしても、そこに尊敬語を使ってはいけないのです。
初め違和感があるかもしれませんが、使ううちに慣れます(^ー^* )フフ♪

サラリと敬語が使える社会人は見ていてカッコイイですよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

敬語を怖がって使わない人がいますが、
敬語は使いながら身に着けていくのが1番です。

誰もが最初は間違いを犯してきました。

間違えることを恥ずかしいと思う前に、指摘されたことを謙虚に受け止めましょう。

使えば使うほど、間違えた分だけ、敬語が上手になるはずです(⌒~⌒)ニンマリ