熱帯魚飼ってみたいけど、
水槽の掃除って大変なのかなぁ?o(*’o’*)o
何か気をつけないといけないことはあるのかな??

Original update by :写真AC
水槽は汚れがちなイメージがあり、
ちゃんと掃除できるか心配される方は少なくないようです。
デリケートな熱帯魚のためにも、きちんと飼育していきたいですよね。
水槽をきれいに保つためには、定期的にお掃除をすることが重要です。
環境の変化に影響を受けやすい熱帯魚ですので、
掃除のときに気をつけたいことがあります。
水替えの量や頻度など、熱帯魚を飼っていく上で知っておきたいこともあります。
そこで今回は、水槽の掃除の方法や水替えの方法、
注意すべき点などをまとめてみました。
熱帯魚の水槽の掃除方法は?
水槽は放っておくと、コケがたくさんついてきます。ガラス部分だけでなく、エサの残りや、排泄物などによって、水や砂利もどんどん汚れていきます。見た目が良くないだけでなく、水質が悪化することで、魚たちにも悪影響を及ぼします。
では、どのような掃除の方法があるのでしょう。
■コケ掃除
水槽内のガラス面に付着した微生物やコケなどを取り除きます。これらの微生物は、水質の浄化にも有効であり、すべて悪いものというわけではありません。
観賞の際に、気にならない程度に取り除いてください。洗剤などはつけずに、スポンジやワイパーなどでこすります。メラミンスポンジなどを利用すると、簡単にきれいにとれます。
また、水槽に手をいれることに抵抗がある方には、磁石の力で外側からスポンジ部分を動かして掃除をするような便利グッズもありますのでおすすめですよ。
■砂利掃除
砂利の中には、エサの食べ残しや排泄物などの沈殿物が混ざっています。これらは、水質の悪化につながりますので、取り除いておきましょう。
水替えの際に、砂利の中に潜む沈殿物も一緒に吸い取ってくれる、ポンプ式のホースなどが便利です。
また、砂利用のスコップなどを使って、砂利を取り出して洗う方法もあります。この場合、水槽内をあまりかきまわさないように気をつけて下さい。沈殿物が浮き上がって、水槽内に充満してしまいます。
■フィルター掃除
フィルターを通して流れる水の色がにごってきたり、水の量が少なくなってきたりしたら掃除のサインです。
ろ材を取り出して洗うのですが、この時に気をつけておきたいことがあります。水道水で洗うのではなく、水槽から汲んだ水で軽くゆすぐだけにするのです。くれぐれも洗剤で洗ったり、日光にかざしたり、乾燥させたりしないでください。
ろ材には、バクテリアとよばれる微生物が付着しています。このバクテリアを死滅させないように掃除をすることが重要になってきます。
次に、掃除をするうえで注意しておきたい点をまとめてみましたので、
追って確認してみましょう♪
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熱帯魚の寿命にも影響する掃除の注意点
熱帯魚はとてもデリケートです。
なので、水槽の掃除にとりかかる前に、知っておいてほしいことがあります。
それは、掃除をするときは、水槽内の環境を大きく変化させないように注意することです。環境が変わってしまうことは、魚たちにとって大きなストレスとなります。そうすると、病気になったり、弱ってしまったりして、熱帯魚の生命に関わってきます。
できることなら、長生きしてもらいたいですよね。
では具体的にどのようなことに、気をつけたらいいのでしょうか。
- 一度にすべての箇所の掃除を行わない
- フィルターの中のろ材を新しいものに交換するときは、一度にすべて交換しない
- 一度に大量の水替えを行わない
などです。
また、掃除の頻度も重要になってきます。
洗ったり、交換したりするときは、日にちを空けて行うようにします。少しずつ行うことは、水温・水のPH・水質などの変化を小さくするためです。
また、水槽の水の中には、濾過バクテリアとよばれる有益な微生物が存在します。このバクテリアによって、有害な物質は無害な物質へと分解されています。なので、掃除によって、バクテリアが多く洗い流されてしまうことは、避けておきたいことなのです。
日にちが経つと、またバクテリアは増えていきます。有益なバクテリアを残しながら、掃除をするということは、日にちを空けて少しずつ掃除をするしかありません。面倒かもしれませんが、熱帯魚の様子の変化も観察しながら、掃除に挑んでみて下さい。
そして、水槽の水質維持のためにも、水替えは重要となってきます。
そこで、次に水替えの方法をご紹介しますね♪
大切な水槽の水換えの頻度と方法
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熱帯魚にとって、住みよい環境を維持するために、水槽内の水替えは大切なことです。
水質を保つためにも、こまめに水を替えた方がいいのかなと思いがちですが、水が変わることは魚たちにストレスを与えてしまいます。
なので、週1回を目安に水替えをおこなってください。
そして、取り替える水の量は、水槽の3分の1程度にしましょう。あまり多く替えすぎると、取り替え後の水に慣れずに弱ってしまいます。
では、実際の水替えの方法を説明していきます。
水替えを行う前には、濾過装置やヒーターなどの周辺機器の電源を切り、コンセントを抜いておきましょう。電源が入ったままで、水が減った状態になると、ヒーター部分が露出して異常加熱を起こしたり、濾過器が空回りして故障の原因になったりします。
そして、水を抜いていきます。空っぽのバケツを用意して、ポンプで水槽から3分の1程度の水を抜いてください。
次に、カルキ抜きをした水を用意します。バケツに必要量の水道水をいれて、カルキ抜きのための中和剤を入れます。水槽の水温と同じぐらいになるように、冷たければお湯をいれて調整します。水温が変わってしまうことも、魚たちにとっては強いストレスとなってしまいます。
そして、水を水槽に入れていきます。あまり勢いよくいれると、砂利が掘られてしまったり、水草が抜けてしまったりしてしまいます。ゆっくりいれるように心がけて下さいね。
最後に、周辺機器の電源をいれるのを忘れないで下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
熱帯魚が元気に泳ぐ姿は、とてもキレイで勇ましいですよね。
きれいな水槽を保つことは、熱帯魚を飼育するうえでも、
モチベーションにつながるのではないでしょうか。
急な環境の変化を引き起こさないように、気をつけて水槽を掃除してみてください。
それは、熱帯魚にとっても喜ばしいことなんのですねヽ(=´▽`=)ノ